ニッケイ新聞 2007年11月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】ペトロブラス石油公団は八日、埋蔵量八十億バレルと見られる大油田をアングラ・ドス・レイスから二百八十キロ沖合いのサントス海溝に発見したと発表した。油田ブロックは、暫定的にトゥピー油田と命名。これでブラジルの石油埋蔵量は五〇%増加し、百四十四億バレルとな ...
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モラレス言いたい放題=投資歓迎だが郷に従えと=二〇一一年電力危機に間に合うか
ニッケイ新聞 2007年11月08日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ボリビアのモラレス大統領はペトロブラスのガブリエリ総裁一行を迎え六日、「投資は大歓迎である。しかし、ボリビアの法律を守って欲しい」と開口一番に述べ、ブラジルの足元を見た。前回の轍を踏まない保証が欲しければ、ボリビアの仕来りに従えというのだ。 ボリビ ...
続きを読む »ボリビア・ガスにてこ入れ=エネ確保で本格投資=背信防止の保証を求める=買いたいブラジル、売りたい隣国
ニッケイ新聞 2007年11月07日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】大統領府のバウンバッハ報道官は五日、ルーラ大統領がボリビア・ガスの確保と供給で経済使節団を引き連れ十二月十二日、同国を訪問と発表した。ペトロブラスのガブリエリ総裁とボリビアのエネルギー担当者は直ちに、詳細に関する事前交渉に入った。一年半にわたって冷え ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2007年11月06日付け 需要に対し、供給過多だと物価は下がり、供給が足りないと物価は上がる。価格上昇は需要を抑える意味もあるが、牛乳汚染事件以後、牛乳は値下げで、粉ミルクは値上げ傾向。電力と天然ガスはどうやら値上げ間近。天然ガスはペトロブラスが三〇%の調整を申し入れたが、大統領が火力発電への天然ガス供給停止を ...
続きを読む »ガス供給は戻れども…=露呈された基盤の弱さ
ニッケイ新聞 2007年11月02日付け 給油ならぬ給ガスができず列になった車や操業停止の工場。三十日のリオ市のガス供給停止は、三十一日朝早くペトロブラス(以下PB)側に通達された暫定令によって解決したが、今回の問題は天然ガスだけに限った一時的なものではないことが改めて明らかにされた。 表面的には司法当局の介入によって回復し ...
続きを読む »リオ市で一時ガス供給停止=大局的なエネルギー対策必要
ニッケイ新聞 2007年11月01日付け 異常乾燥下では、いつ断水が起きるかとひやひやしていたものだが、三十日のリオ市では一部で天然ガスの供給が止まり、薬品会社バイエルなどが操業を停止せざるを得なくなったほか、八九のガソリンスタンドでの天然ガス補給も制限された。 この供給停止はペトロブラス社からの供給削減のためで、サンパウロ ...
続きを読む »ボリビア、ブラジルに泣きつく=ブラジルが借款供与を検討=開店休業の石油施設=初めから分かっていた痴話
ニッケイ新聞 2007年10月31日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十日】大統領国際担当顧問のマルコ・A・ガルシア氏は二十九日、ペトロブラスがガス採掘でボリビアへの再投資継続を検討中であると述べた。ボリビアではモラレス大統領が資源国有化を宣言し、武装軍隊を石油精製所へ差し向け理不尽な強制立ち退きをさせた経緯があるにも関わ ...
続きを読む »エクアドル=ペトロブラスに新規採掘を認可
ニッケイ新聞 2007年10月27日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十五日】エクアドル政府は二十四日、二十七カ月間も棚ざらしにしたペトロブラスの同国領域における原油開発プロジェクトに認可を付与した。同プロジェクトは、アマゾン熱帯雨林のエクアドル領第三一ブロックにあり、環境団体によって開発を阻止されていた。 大勢は環境保 ...
続きを読む »「日伯間に大きな転機か」=『経済界』がブラジル特集=佐藤編集長代行が取材に
ニッケイ新聞 2007年10月26日付け 日本の経営者の大半が読んでいるといわれる経済総合誌『経済界』新年号でブラジル特集が組まれることになり、取材のために編集長代行の佐藤修さん(62)が二十日に来伯し、セルソ・アモリン外務大臣らを取材するなど精力的に動き回った。九月には訪日したマルタ観光大臣にも独占取材しており、「両国間に大 ...
続きを読む »ブラジルが亜でM&A攻勢=亜名門が次々伯の軍門に下る
ニッケイ新聞 2007年10月24日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】亜経済は過去数年、不確定時代に悩まされ、多くのシンボル的企業が売りに出された。いずれも南米のスイスといわれた亜国の黄金時代、一世を風靡した伝統的企業である。買収に食指を動かしているのは、ブラジルの代表的企業だ。 亜国は二〇〇三年以来、経済成長率 ...
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