6月25日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】国内公営企業で百八〇億レアルのダントツ利益を誇るペトロブラス(石油公社)が、現政権になってから、スポンサーや宣伝広告費が三培に急増したことが、関係者の間で注目されている。現在捜査のメスが入れられている郵便局や再保険院の汚職疑惑や労働者党(PT)の裏金スキャンダルに加えて ...
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東西南北
6月18日(土) 郵便局汚職CPI委員長に選任されたアマラル上議(PT)が前政権時代、ペトロブラス石油公社のガス局長在任時に二〇億レアル以上の損害をもたらした責任を問われている。同上議が米系の火力発電所二社と結んだガス供給契約書に不備があったという。現政権からの追及に、同上議は責任者の名前を多数挙げて言い逃れをした。 ...
続きを読む »バッテパッポ
6月17日(金) 今年に入り景気の冷え込みが表面化しているにもかかわらず、サラリーマンの昇給がインフレを上回っている。コンサルタント会社がサンパウロ州内の百二十七社を調査したところ、八九%が消費者物価指数を上回る昇給を行ったと答えている。いっぽうでフォルサ・シンジカル労組の調べによると、二〇部門のうち飲料や輸送の四部門を除く残 ...
続きを読む »天然ガス不足が表面化=ボリビアの政情不安で=予想外の事態に慌てる政府
6月11日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】隣国ボリビアの政争で、反政府デモ隊が精油所を占拠して生産を止めたため、ブラジルへの天然ガス輸送が一部停止した。それにより国内でガス不足が表面化、深刻な状況に陥っている。 ブラジルは一日の消費量三九〇〇万立方メートル(精油所での消費を含まず)のうち二四〇〇万立方メートルをボ ...
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6月8日(水) ペトロブラス傘下のペーパーカンパニーが営業実績も実体もないのに政治的支援を受け、社長を任命、給与を支給していた。その一つがガス運搬のメイオ・ノルテ運送会社。社長は、体操教師のエメルソン・メニン。給料一万三千レアルを支給されている。同社長は、グシケン広報長官所有の団体役員だった。 ◎ バネスパ銀行イタ ...
続きを読む »エネルギー分野で成果=大統領訪日=日本政府が期待示す=大型プロジェクト4件成約=エタノールで日伯合同研究
5月31日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】ブラジル国内が政治危機で翻弄される中、ルーラ大統領一行は慌ただしい三日間の日程で訪日、二十八日にはエネルギー分野で訪日の成果を上げた。ペトロブラスとの間に四件の大型プロジェクトを成約した他、小泉首相はバイオディーゼルとエタノールの日伯共同プロジェクト構想について、日本政 ...
続きを読む »銀行団、ブラジル投資で厳しい注文=大統領訪日=法的保証が大前提=果物、牛肉輸出で一歩前進?=参院本会議場で失礼な扱い
5月28日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】日本訪問中のルーラ大統領は二十六日、国際協力銀行を始めとする主力銀行代表十七人の朝食会に招かれ、投資基準の明確化と法的保障、長期的な経済安定対策を投資の前提条件として求められた。特に投資の法的保証は必須とされた。ブラジルのインフラ整備のための官民合資計画(PPPs)は、 ...
続きを読む »日本との商談は20億ドルに=大統領訪日=伯政府の期待に遠く=エタノールはアピールのみ
5月26日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】二十六日から二十八日までの公式日程で日本を訪れているルーラ大統領一行は、二〇億ドルに上る商談に調印すると予想されている。ヴィラウヴァ駐日大使が明らかにしたもので、これまでの日本側の見積りの一七億ドルを上回る予想となっている。しかしブラジル政府が期待したものとは程遠く、大 ...
続きを読む »大統領、韓国・日本を訪問=15億ドルの契約締結目指す
5月24日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二、二十三日】二十三日から二十八日にかけて韓国と日本を訪問するルーラ大統領一行は、今回の訪問を通じて、エネルギーとインフラ分野を中心に十五億ドルに上る六件の契約を結びたい考えだ。ブラジルからは二百人近くの企業家が随行し、セミナーや会議に出席する。 ブラジル政府は科学技術、教 ...
続きを読む »野党、CPI設置を要求=郵便局汚職=公団全般の調査を=連立与党の政治資金徴収疑う=PTB党首ら捜査線上に
5月18日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】野党ブラジル社会民主党(PSDB)と自由前線党(PFL)は十六日、郵便局内に構築されたリベート徴収システムを摘発するため、議会調査委員会(CPI)設置を求める署名運動を始めた。同システムは、ジェフェルソンブラジル労働党(PTB)党首の懐刀とされる人物によって構築されたとい ...
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