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パロッシ元財相逮捕=賄賂総額は1億2800万ドルか=LJ作戦で過去最大規模=受領証拠と隠し口座が焦点に

官房長官時代のパロッシ容疑者(Agencia Brasil)

 【既報関連】第35次ラヴァ・ジャット作戦により、オデブレヒト社とのあいだの贈収賄や資金洗浄の容疑で26日に逮捕された、労働者党(PT)政権で財相、官房長官を務めたアントニオ・パロッシ容疑者に関し、1億2800万ドル(約40億円)におよぶ巨額賄賂の容疑内容が27日付ブラジル紙で、より具体的に報道されている。  26日、LJを管轄 ...

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第35次LJ=パロッシ元大臣も逮捕=立て続けにPT政権2財相=オデブレヒトとの贈収賄疑惑

逮捕されるパロッシ容疑者(Antonio Cruz/ABr)

 26日午前、連邦警察による第35次ラヴァ・ジャット作戦で45司法命令、3人の逮捕などが敢行され、ルーラ政権で財相、ジウマ政権で官房長官の要職を務めたアントニオ・パロッシ容疑者(労働者党・PT)が逮捕された。一時はPT政権内でも「大統領に最も近い男」と称され、「ルーラ氏の参謀」的な政治家だった。地方統一選挙投票日を目前に控え、2 ...

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ブラジル会計検査院=ジウマ前大統領の私有財産凍結を提案=アメリカ製油所購入に伴う巨額損失で=「もうお蔵入りの件」とジウマ氏

22日にサルヴァドールで行われた労働者党派集会でのジウマ前大統領(Roberto Stuckert Filho)

 ブラジル連邦会計検査院(TCU)が19日付けで作成した提案書に、ジウマ前大統領(労働者党・PT)を含むペトロブラス(PB)社旧経営審議会の委員の私有財産凍結請求が含まれていたと24日付現地紙が報道した。  旧経営審議会の委員は、PB社が米国テキサス州のパサデナ製油所を購入した時の巨額損失の責任者と位置づけられた。当時の委員の私 ...

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モロ判事が「世界への影響力」で10位=タイムについでブルームバーグも

モロ判事(Lula Marques/AGPT)

 ブラジルの歴史上最大の政治スキャンダル、ラヴァ・ジャット作戦を管轄する凄腕判事として、いまやブラジル国内だけでなく世界的に有名となったパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事が、「世界で最も影響力のある10人」の第10位に選ばれた。  モロ判事は今年4月に、アメリカのタイム誌からも、同じ企画で選ばれていたが、そのときは「100人」 ...

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第34次LJ=衝撃のマンテガ元財相逮捕=プラットフォーム契約で疑惑=エイケにPTへ贈賄命じる?=ジルセウがまたも関与か

財相時代のマンテガ氏(José Cruz/Agência Brasil)

 22日早朝、第34次ラヴァ・ジャット作戦「アルキーヴォX」(Xファイル)が敢行され、7人が逮捕された。「X」を自社名入れることで知られるかつての寵児エイケ・バチスタ氏絡みの案件で、ルーラ、ジウマ両政権にまたがって9年間も財相を務めたギド・マンテガ容疑者が含まれる衝撃的な展開となった。ペトロブラスの油井掘削プラットフォーム建設契 ...

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ラヴァ・ジャット=ルーラ告訴をモロ判事受理=マリザ夫人ら7人が共に被告=汚職最高司令官説には慎重姿勢=どうなる18年大統領選

20日のイベントでのルーラ氏(Ricardo Stuckert)

 ラヴァ・ジャット(LJ)作戦を管轄するパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事は20日、連邦検察庁が14日にルーラ元大統領(労働者党・PT)や妻マリザ・レチシア氏ら計7人に対して行なった告訴を受理した。これによりルーラ氏はLJ全体では2件目、モロ判事が扱う案件としては、初めて被告となった。サンパウロ州グアルジャーの高級三層住宅を媒 ...

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テーメル政権下の不思議、驚くほど絶妙なタイミング

カルメン・ルシア新最高裁長官(左)と談笑するテーメル大統領(Foto: Lula Marques/AGPT)

 世界的には「五輪とパラリンピック」ばかりが注目されたブラジルだが、その裏番組のようにジウマ大統領罷免やクーニャ前下院議長の議席剥奪など、国内的には政治史に残る出来事が粛々と起きている。テーメルの人気は最低だが、思いのほか政治手腕は高いのかもしれない▼思えばこの間、いろいろなタイミングが実に絶妙に組み合わさっている感じだ。テーメ ...

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検察庁=「ルーラが汚職の仕掛け人」=検察官が記者会見で断言=三層住宅疑惑などで起訴=ジウマは「陰謀」と反論

ダラグノル検察官(Zeca Ribeiro/Câmara dos Deputados)

 【既報関連】14日、ルーラ元大統領(労働者党・PT)が、連邦検察庁から正式に起訴され、国内外が騒然となった。同氏の容疑はサンパウロ州グアルジャーの高級三層住宅などを媒介としたOAS社からの収賄と資金洗浄だが、検察庁側は同日、ルーラ氏は「ペトロロンを含むあらゆる汚職の仕掛け人そのもの」という見解も表明した。15日付伯字紙が報じて ...

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LJ=「CPI中止を狙って贈賄」=ピニェイロ被告が暴露=委員長や報告官ら相手に=会合にはジウマの閣僚も出席

疑惑をあげられたベルゾイーニ氏(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

 ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で起訴されたOAS社元社長のレオ・ピニェイロ被告は13日、パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事に対し、2014年に設置されたペトロブラスでの汚職を巡る両院合同の議会調査委員会(CPI)の活動を阻止するため、当時の委員長、副委員長、報告官に贈賄を行ったことを認めた。CPI阻止計画には、ジウマ第1期政権 ...

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連邦検察庁=LJでルーラら8人を起訴=「元大統領は汚職の親玉」

 連邦検察庁が14日、ルーラ元大統領とマリーザ・レチシア夫人ら、計8人を資金洗浄などの容疑で起訴したと同日付G1サイトが報じた。  検察によると、ルーラ氏は「ラヴァ・ジャット作戦で摘発された汚職事件の親玉」で、サンパウロ州グアルジャーにある三層住宅の購入・改修費や元大統領の持ち物保管料の形でOAS社から370万レを受け取った事が ...

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