ニッケイ新聞 2014年2月6日 北部ピアウイー州都テレジーナから400~500キロ。四つの市にまたがって州の南西に位置するセーラ・ダ・カピバラ国立公園(Parque Nacional Serra da Capivara)は、ブラジルの世界文化遺産の一つだ。 園内には先史時代から残る、アメリカ大陸における考古学的に重要な1千の遺 ...
続きを読む »ペトロブラス 関連記事
雲行き怪しい?プレサル開発=外国企業は投資に慎重=ペトロブラスは借金膨張
ニッケイ新聞 2014年1月10日 ブラジル沖合で大規模な岩塩層下油田(プレサル)が発見された2007年、政府関係者はエネルギー産業部門で世界有数の重要国家になると豪語した。6年後の現在、ペトロブラスは多額の借金を抱え、外国企業は投資に足踏みという状態で、当地の石油産業は国の経済同様、停滞していると言わざるを得ない。米国ワシント ...
続きを読む »マンテガ「13年は基礎収支目標達成」=1カ月も前倒しで発表=黒字額は10年でワースト2=14年に関しては言及なし
ニッケイ新聞 2014年1月7日 ギド・マンテガ財務相が3日に会見を開き、13年度のプライマリー収支(基礎収支)黒字は、連邦政府目標だった730億レアルを上回る750億レアルだったと発表した。例年なら1月下旬に行なわれるプライマリー収支の黒字目標達成との発表を政府が大幅に早めたのは、市場に流れている悲観的な見方を和らげる目的があ ...
続きを読む »空軍機=スウェーデンのグリペンNG購入へ=仏国、米国との競争の末=格安の36機45億米ドル=速さや戦闘範囲も高性能
ニッケイ新聞 2013年12月20日 連邦政府は18日、空軍の次世代戦闘機として、スウェーデンのSAAB社からグリペンNG36機を45億米ドルで購入することを発表した。ブラジルは米国やフランスの企業とも長きに渡って交渉を行なっていたが、高性能の戦闘機を比較的安い価格で手に入れることとなった。19日付伯字紙が報じている。 次期 ...
続きを読む »スノーデン=ブラジルへ亡命を希望か?=情報提供と引き換えに受入要請=ジウマのスパイ批判を絶賛=政府は受入に否定的も
ニッケイ新聞 2013年12月19日 米国の国家安全保障局(NSA)がブラジルを含む全世界規模でスパイ活動を行なっていることを暴露し、現在ロシアに亡命中のエドワード・スノーデン氏がブラジル国民への公開文書を書いていたことや、スノーデン氏のブラジルへの亡命受入を求めるキャンペーンが計画されていることが判明した。だが、ブラジル政府 ...
続きを読む »OECD=G20のGDPを比較=ブラジルは0・5%減で最悪=インフラ投資効果も遠く
ニッケイ新聞 2013年12月14日 経済開発協力機構(OECD)が12日に発表したデータによれば、20カ国・地域(G20)の第3四半期(7〜9月)の国内総生産(GDP)は前期比で平均0・9%成長し、上げ幅は前期の0・8%から若干拡大した。ただしブラジルは0・5%減とマイナス成長で、G20の中で最も低い数字だった。12日付G1 ...
続きを読む »ペトロブラスが新段階に=ガソリン値上げで収益改善=今後は岩塩層下に投資集中
ニッケイ新聞 2013年11月5日 数年来、ジウマ政権の政策によりガソリン価格を凍結させられてきたペトロブラスは先月30日、大統領からようやく年数度の値上げを認められ、新しい段階に入ったと同日付G1サイト、2日付エスタード紙などが報じた。 インフレ上昇圧力が高まっていたが、現政権は政策的にガソリン価格を安値に抑えてきた。産業 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2013年11月6日 もし順番が逆だったら…と背筋が寒くなった。ここ2週間の石油資源を巡る動きはどこかハラハラさせられた。現実にはリブラ油田入札、OGX会社更生法適用、ガソリン値上げ許可という順番で起きたが、まず間違いなく大統領の入念な配慮でそう順番づけられたのだろう▼万が一、逆の順番だったらと想像した。ガソリン ...
続きを読む »エタノール燃料伸び悩む=ガソリン価格に勝てず…=「長期的な投資が必要」
ニッケイ新聞 2013年11月15日 インフレ制御を目的としたガソリン価格への補助金支給の政策で、エタノール燃料の消費量が激減した。ペトロブラス社の調べによれば、今年、フレックス燃料車を所有するブラジル人のうち、エタノールを燃料として利用した人は23%にとどまっており、その割合が66%だった2009年に比べ激減したという。 ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (79)=全伯一の野球チーム育てる=無敵ミカドに辛勝し優勝杯
ニッケイ新聞 2013年11月28日 安中末次郎一家がバストスへ転住する少し前、後に大臣を輩出する一家もレジストロから移っていた。植木茂彬の父酉二(ゆうじ、長野)だ。茂彬は『サンパウロ市生まれの二世の眼差し』(08年、JBC、212頁)の中でこう説明している。 《私の父は一九一八年に十歳で、長野(須坂市)に紡績工場を持ってい ...
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