ニッケイ新聞 2009年1月31日付け 戦前建てられた日本の小学校の多くに置かれている、薪を背負って本を読む二宮金次郎(尊徳)の像。郷愁を感じる人も多いだろう。その刻苦勉励する姿は、西欧列強に負けじと立ち上がろうとする日本人の勤勉さを象徴する一つの姿だ。尊徳の故郷・神奈川県では、ブラジル県人会からの熱い要請に応え、その石像を贈 ...
続きを読む »ペトロブラス 関連記事
トゥッピーを上回る岩塩層下油田発見
ニッケイ新聞 2009年1月24日付け 米エクソン・モビル社は二十一日、サントス沖のBMS2鉱床でトゥッピー油田よりも大きい岩塩層下油田の存在を発見と発表したことを二十二日付けエスタード紙が報じた。この試掘はHessが四〇%、ペトロブラスが二〇%参加した。
続きを読む »民間年金基金=資金運用で200億レアルを失う=金融異変ここにも=09年経済不調なら掛金増額=世界で年金の夢が危機に
ニッケイ新聞 2009年1月13日付け 資産四千百五十億レアルを運用するブラジルの民間年金基金が、金融危機で二百億レアルを損失していたことが判明と補足年金基金協会(Abrapp)が十日、明らかにしたと十二日付けエスタード紙が報じた。サンパウロ市証券取引所は二〇〇八年、平均株価指数を四一%下げた。同基金の投資金下げ幅は三%となっ ...
続きを読む »金融危機会議=火花散らした会議=銀行頭取と中銀総裁が激突
ニッケイ新聞 2009年1月9日付け 国家原油庁(ANP)が、ブラジルの石油の輸出入均衡は僅か二年しか続かなかったと述べたことを八日付けエスタード紙が報じた。 貿易局(Secex)の発表によれば、ブラジルは昨年一月から十一月までに、原油などの輸出二億二千百九十万バレルに対し、石油二億四千三百五十万バレルを輸入した。経済振興に ...
続きを読む »国際金融=ブラジル債で10億ドル調達=危機の中で売れ行き好調
ニッケイ新聞 2009年1月8日付け 政府は六日、八カ月振りに金融危機の暗雲漂う国際金融で、二〇一九年満期の国債十億ドルを売り出し、資金調達に成功と七日付けエスタード紙が報じた。 米国は経済不況の重い空気でひしがれる中、オバマ米新大統領に一縷の望みをかける前向きな空気がある。それが、ブラジルの国債に窓を開いてくれたようだ。 ...
続きを読む »油井事故で1人死亡、2人ケガ
ニッケイ新聞 2009年1月6日付け エスピリト・サント州沖のジュバルテ油田で四日夜、高圧で吹き飛ばされた油井のバルブが派遣従業員を直撃し、一人が死亡、二人がケガをする事故が起きた。ペトロブラスと派遣会社では、遺族への補償を約束するとともに、原因調査に乗り出したが、この事故で油井P―34での石油生産作業は一時中止された。
続きを読む »ニッケイ新聞編集部が選んだ コロニア10大ニュース
ニッケイ新聞 2008年12月30日付け 百周年に明け、百周年に暮れた2008年。日本移民百周年と日伯交流年の今年は、1年を通じて両国で約1500の記念行事が実施されるなど、他の周年事業とは比べ物にならない盛り上がりを見せた。1月の開幕行事から、2月のカーニバルでは各地で日本移民がテーマに。6月に行われたブラジル側式典には皇太 ...
続きを読む »露大統領が伯訪問=軍産技術協力と合弁提案
ニッケイ新聞 2008年11月27日付け メドベージェフ露大統領は二十四日、リオデジャネイロに到着。ペトロブラス本部で同公団の営業分野について説明を受けた。 訪伯の目的は、軍事や原油とエタノールなどエネルギーの技術協力、二国間通商の枠組み強化と同大統領は述べた。露大統領の意向では、伯露間で〇九年までに年間十億ドル以上六十億ド ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年11月22日付け 二十一日のサンパウロ証券市場は、国際的な原油価格の下落や先進各国の景気後退などの影響を受け一六時半現在で五・六%下落。ノッサ・カイシャ買収やペトロブラスの岩塩下油田発見の報道も、下落を止めるには不十分だった。 ◎ 二〇〇六年八月にサンパウロ州グアルーリョス市で起きた二二歳の ...
続きを読む »商議所=植木元大臣が特別講演=資源、金融危機など幅広く
ニッケイ新聞 2008年11月19日付け ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)の十一月定例昼食会が十四日、サンパウロ市内のインターコンチネンタル・サンパウロで開かれ、元鉱山動力大臣の植木茂彬氏が「最近のブラジル沖岩塩層下海底大油田発見について」と題して講演した。 日系初のペトロブラス総裁になった植木氏は、「バストスで勉強した ...
続きを読む »