2007年3月14日付け 南米の写真を撮り続けて十年。フリーカメラマンのゴン・キシヤマさん(39、本名岸山克美、東京在住)が、十一日、ブラジルでの十六日間のあわただしい取材を終えて、帰国した。ゴンさんは、昨年大みそか、横浜市中区のシティアート館『ZAIM』(ザイム)で催されたブラジル日本移民百周年カウント・ダウン・イベントで、 ...
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身近なアマゾン(33)――真の理解のために=自然保護活動と山火事=何億の動植物が灰になる?
2007年3月13日付け 自然保護と人間の未来について(1) 南米アマゾンで鑑賞魚の採集を正業にしていて、その反対の位置にある自然保護の問題を論ずる、という矛盾を感じながら、今回も飛行機で飛んでいるアマゾン上空からの景色を眺めていている。 各地の自然状況変化を長期にわたって観察していると、今後地球がどのようになっていくのか ...
続きを読む »身近なアマゾン(32)――真の理解のために=日本語を話した?カワウソ=すごく笑いがこみあげて来た
2007年3月8日付け □アマゾンのカワウソは「ウッソー」と鳴いた(2) 今回採集に訪れたアマゾン川のブラジル領域中流の町テフェで、偶然知り合ったブラジルのアマゾン自然保護研究機関INPA(インパ)の職員をしてる青年がいた。偶然、彼はペイシェ・ボイ(マナティ)の保護活動に従事しているのだそうで、「私の勤めるこの町の研究所に十 ...
続きを読む »デカセギ向け=「日本語速成塾」へ寄付続々=日本から2ヵ月で2千万円余=4月から教師養成研修会を
2007年3月7日付け 【既報関連】ブラジル日本語センター(谷広海理事長)がデカセギ向け短期日本語講座「日本語速成塾」の開校準備を進めていることに対し、塾への寄付金が日本から続々と集まっている。十一月末に最初の募金を呼びかけてから二月二十日までの約二カ月間に寄せられた寄付金額は、二千百十四万円。海外日系人協会を窓口に日本側で募 ...
続きを読む »身近なアマゾン(31)――真の理解のために=漁師に捕獲されれば=食べられてしまう=ペイシェ・ボイ「雄牛魚」
2007年3月7日付け アマゾンのカワウソは「ウッソ!」と鳴いた(1) アマゾン河には人魚がいる、と言われている。その人魚の正体とはいったい何か、というと、ブラジルではペイシェ・ボイと呼ばれているマナティのことなのだ。ブラジル語でペイシェは魚のこと、ボイは雄牛を意味している。日本語に直訳すると〔雄牛魚〕という表現になり、英語 ...
続きを読む »大耳小耳
2007年3月7日付け フルラン開発大臣は開会式で「みなさま、おはようございます。ようこそ、ブラジルにいらっしゃいました」と日本語で挨拶し会場を沸かせた。パウロ・スカッフィCNI副会長も「パウリスタの生活に寿司は根付いている。シュラスカリアより日本料理店の方が多い」と持ち上げる。ピント農務大臣もそうだが、ブラジル社会のトップの ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年3月7日付け 日本の報道によれば、米議会で現在、第二次世界大戦中に行われた中南米日系人強制移送の調査を求める法案が提出されている。 日米開戦にともなう中南米日系人の強制移送は十三カ国、二千二百人あまり。そのうち八割はペルーからだったという。 同じく敵性国民とされた在伯日系人の場合、米国への移送はなかった。それでも ...
続きを読む »JICA招待=日本を直に見た=中学生世代、驚きや〃発見〃
2007年3月3日付け JICA(国際協力機構)は年に二回、カナダや中南米各国から日本語学校に通う日系人子弟を日本に招き、海外移住の歴史や現在の日本について学ぶ「日本語学校生徒研修生派遣制度」を実施している。 今回、その第二陣として去る一月十日から二月九日まで、ブラジル、ペルー、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンの三十八人の ...
続きを読む »東西南北
2007年2月28日付け 大サンパウロ市圏マウアー市で二十五日夜、三歳の女児が叔父を襲った強盗の撃った流れ弾に当たり死亡した。女児の父親と同居する叔父は帰宅直後、ガレージで二人組の男に襲われた。息子を出迎えようと女児を抱いたまま祖父が玄関のドアにいたため、女児は胸を撃たれた。叔父は自動車の下に潜り込み無事。犯人は逃走。十七日に ...
続きを読む »「左傾化、実像を見よ」=JETRO渡辺所長=ベ国に留意促す
2007年2月27日付け ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)は、十四日、JETEROの渡邉裕司サンパウロ事務所長によるセミナー「中南米政権『左傾化』の潮流~その虚像と実像~」を開催した。 中南米には、十カ国(ニカラグア、キューバ、ベネズエラ、エクアドル、ブラジル、ペルー、ボリビア、チリ、ウルグアイ、アルゼンチン)の左派政権 ...
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