6月15日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】チリ北部で十三日、強い地震が発生、その余波がブラジルにも達し各地で揺れが感じられ、当局に問合せの電話が殺到する騒ぎとなった。 地震はマグニチュード(M)七・九の強震で、震源地はチリ北部イキケ市沖合一一五キロの深さ一二キロの地点。これにより同市で二〇軒の家屋が倒壊し、これ ...
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前聖総領事がペルー大使に=石田仁宏氏
6月15日(水) 日本国外務省は十五日付けで、在サンパウロ総領事を務め、先日帰国したばかりの石田仁宏氏を駐ペルー大使に任命した。
続きを読む »外務省研修OB会、新役員選任=――移民、出稼ぎ、日本語など――=定例会議で議論、報告書を=新会長に三田ルイスさん
6月7日(火) 外務省研修OB会新役員就任式が、三日午後七時半から、広島県人会のサロンで行われた。一九六五年に始まったこの研修制度。今までにブラジルからは百十七人が研修生として日本に派遣された。当日は約六十人のOBが式に参加した。来年の定例会議で、移民、出稼ぎ、日本語継承問題などを議論し、意見をまとめ、報告書を出すという。 ...
続きを読む »ボリビア・サンタクルスの日系2世長谷さん=知事選踏み台に=将来は大統領も=「移住地の実績背負って」
6月1日(水) 【ボリビア・サンタクルス発】三番目の日系大統領目指して奮闘中――。ボリビアで最大の人口を抱えるサンタクルス市に、将来の同国の行方を担うかも知れない日系二世がいる。今年五十周年を迎えるサンファン移住地出身の長谷倫明さん(45)だ。コロンビアの大学院では政治学を修めた政治学者ではあるが、これまで政治とは無縁だった全 ...
続きを読む »社会保障相に捜査の手=最高裁、要請を許可=不正融資の真相解明なるか=本人は関与を一切否定
5月25日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】最高裁のセーザル・ペルーゾ判事は二十三日、フォンテレス検事総長から要請されたジュカー社会保障相に対する刑事告発の捜査を許可した。捜査目的は同相が一九九四年から九七年まで、共営者として参画していたロライマ州のフランゴノルテ社をめぐる、アマゾナス銀行からの不正融資取り付けの ...
続きを読む »コチア農学校で学んだ研修生ら=OB会を立ちあげ―パ国、社会貢献の基盤として―
5月21日(土) サンパウロ州ジャカレイ市にあるコチア農業学校で研修を受けたパラグァイの若者たちが、OB会を立ち上げる。研修で得た知識や経験を自国の農業振興に効率的に役立てるため、自分たちが組織を作って、相互の連係を保ちながら行動することが重要であることを認識したもの。 コチア農業学校における農業研修は、メルコスル加盟四カ国 ...
続きを読む »好評メロン祭り=コチア農学校=あふれた甘い香り
5月10日(火) メーデーの五月一日、サンパウロ市近郊のジャカレイ市にあるコチア農業学校で、第四回メロン祭りが開かれた。好天に恵まれ賑わった。メロンは五月八日の『母の日』に合わせて栽培された。トカンチンス州グルピ町でバナナ栽培をしているという早川三郎さん(長野県出身)が「ひとマチ点描」(本紙・四月二十七日付記事)の切り抜きを手 ...
続きを読む »個人経営者1500万人に上る=世界ランキング7位、45%は女性
5月6日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四月十四日】ブラジルで起業家と言われる個人経営者の数は千五百万人に上り、経済活動人口の一三・五%に当たる。国際調査機関が世界三十四カ国を対象に調査したもので、これによると、ブラジルはランキング七位となっている。 一位はペルーの四〇・三%、二位はウガンダの三一・六%、三位はエクアド ...
続きを読む »エクアドル前大統領=ブラジル亡命へ=最高裁私物化で解任=首脳の亡命受け入れは3人目=米政府、新政権を承認せず
4月23日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十二日】エクアドル議会で罷免され、ブラジル大使館へ政治亡命を求めていたグテイエレス前大統領は二十一日、エクアドル新政府により公式に亡命を許可された。前大統領は空路国外脱出を試み、市民に阻止されていた。ブラジル政府はパラグアイのストロエスネル・元大統領、ラウル・C・グラウ前大統領 ...
続きを読む »「デカセギ」を「移民」と表記=米州開銀総会のセミナー報告=日本から中南米へ莫大な送金=04年、日本ODAの5・7倍に
4月21日(木) 「中南米へ送金、年二千九百億円(二十六億六千五百万ドル)、日本ODAの五・七倍、米国に次ぎ世界二位、出稼ぎ移民から」――沖縄タイムスの記事の見出しである。IDB(米州開発銀行)の第四十六回総会が、さきごろ沖縄で開催され、公式セミナーで「デカセギ」が取り上げられた。地元紙の同紙が、セミナー報告を伝えたのである。 ...
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