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「神内総合医療検査センター」落成式 総工費1059万レ、設備大幅拡充=友好病院新たな一歩踏み出す=「海外邦人の労をねぎらいたい」神内氏が支援する理由

8月3日(火)   日伯友好病院(パルケ・ノーボムンド区、大久保拓司院長)の「神内総合医療検査センター」(総工費千五十九万七千レアル)がこのほど完成、落成式が一日午前十時三十分から、同センター入口で開かれた。日本国際協力財団(神内良一理事長)が一億二千五百万円を支援。神内理事長(援協名誉会長)ら六人が、祝賀のため来伯した。式には ...

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20世紀初め 『マデイラ・マモレ』奥アマゾンとボリビアをつないだ=日本人も従事敷設工事で1万人余死ぬ 〃悪魔の鉄道〃兵どもの夢の跡=60年代初頭、廃線に=作物の集積地へ復興の期待

7月29日(木)   枕木一本に一人の命──。奥アマゾンで収穫されたゴムをポルトベーリョ(RO)まで積み出すため、同市とボリビアとの国境の町グヮジャラミリンはかつて鉄道で結ばれていた。「マデイラ・マモレ鉄道」、全長三百六十六キロ。俗に「悪魔の鉄道」と呼ばれる。マラリア、黄熱病が猛威を振るい、敷設工事で一万人以上の工夫が命を落とし ...

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〃陸の孤島〃、〃幽霊植民地〃といわれた=RO州 「グヮポレ移民」50周年=出身者ら〃里帰り〃慰霊祭と記念祝賀会=過酷な労働、入植者たちは栄養失調に=今は「心のふるさと」

7月28日(水)   辻移民協定(一九五一年七月)によって、ポルトベーリョ市(RO)から約十五キロのバテエスタカ川流域に移住した「グヮポレ移民」が今月二十二日、入植五十周年を迎えた。熊本、東京など全国十都道府県から二十九家族が渡り、ゴムの栽培に従事した。ほぼ赤道直下での過酷な労働。風土病マラリアにも襲われ、多くが耕地を去って行っ ...

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不審機の撃墜を容認=麻薬取引に限定=外国の軍用機は対象外=米政府が外交圧力かける

7月20日(火)   【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十九日】大統領府は十六日、麻薬取引に関係する場合に限り航空機撃墜に関する法を決定した。大統領令は、十九日付け官報に公布され、九十日後発効する。同令は五項目を撃墜に先立つ確認事項とし、八項目で撃墜対象機を定めている。米偵察機など外国の軍用機によるブラジルの領空侵犯に対しては、強制 ...

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ブラジル剣道界は=南米のリーダーに=日本から指導団、語る

7月20日(火)   全日本剣道連盟(武安義光会長)の剣道・居合道巡回指導団(福本修二団長)が十五日、来伯した。十七日までサンパウロ市のベイビー・バリオーニ体育館で講習会を実施、十八日は同体育館で行われた南米剣道大会を視察した。  来社した福本団長は「剣道を通して自分の精神を磨くことに力を入れて欲しい。それには(剣道の型である) ...

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新社長に酒井氏=味の素 南米通のブラキチ

7月14日(水)   味の素インテルアメリカーナ社、味の素ビオラティーナ社の新社長に、味の素フィリピン社の酒井芳彦社長が八月二日、正式赴任する。海外勤務は通算二十四年で、ブラジル赴任は二回目。前回は八二年から五年六カ月勤務した。  前田宏一現社長と同行、あいさつに来社した酒井氏は「大好きなブラジルに再び、勤務できるのは本当にうれ ...

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エンブラツール=日本人客誘致狙いセミナー=「風呂必要」「食事には魚を」

7月7日(水)   メルコスール地域の観光地に日本人旅行者を積極的に誘致しようと、エンブラツール(ブラジル観光公社)は五日午後、国内の業界関係者ら百人あまりを招きセミナーをサンパウロ市内のホテルで開催した。JICAが技術サポートなどで後援。特別講師として、日本交通公社の梅川智也研究調査部次長と、立教大学観光学部の溝尾良隆教授が講 ...

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メルコスール首脳・外相会議=日本から代表初参加=有馬氏=関係緊密化に期待感

7月3日(土)   七日、八日の両日、アルゼンチンのイグアスで開催されるメルコスール首脳・外相会議に、日本政府代表として有馬龍夫氏が出席する。同会議に日本から出席するのは今回が初めて。ただ、日本とメルコスールの間では、外務省次官レベルの会合が九六年以来、開催されており、六月二十八日には東京で第六回会合があったばかり。  有馬代表 ...

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東西南北

6月12日(土)  年金生活者のイラ・ダヴィーさん(七五)の遺体が十二日夜、オザスコ市のチエテ川に水没した車の中から収容された。この車は九日午後六時ごろガードレールを突き破って川に転落。汚染され暗くよどんだ川の水が潜水を妨げ、消防隊の救出活動は二十七時間もかかった。運転に慎重だったイラさんが猛スピードで反対車線を走り、普段は通ら ...

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ブラジル人に死刑判決下る=コカイン不法所持の罪で=ブラジル政府、罪の軽減を働きかけ=インドネシア

6月10日(木)  【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】インドネシアのタンゲラン地裁は八日、ブラジル人マルコ・アルシェール・カルドーゾ・モレイラ被告(四二)に麻薬取締り法違反で死刑の判決を云い渡した。同被告は罪状を全面的に認めており刑が確定すれば銃殺刑に処される。しかし弁護団が控訴したため刑が確定するのは高裁の判決が出る二年後と ...

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