1月9日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙・エスタード・デ・サンパウロ紙八日】国際労働機関(ILO)が七日に発表した地域別労働市場調査の結果、〇三年一―九月の間にラテンアメリカ諸国には千九百万人の失業者がおり、失業率は一一%に達したことが判明した。〇二年同期の失業率は一一・二%だった。 失業率がわずかながらも改善したのは ...
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ラジオ体操、今年3000回へ=サントス日会、飛入り歓迎
1月9日(金) [サントス]サントス日本人会(上新会長)は昨年、ラジオ体操八周年祭をボケロン海岸日本移民上陸記念碑の前で行なった。祭では記念ボーロに上会長、末吉民子指導員がナイフを入れ、区切りを祝った。 サントスのラジオ体操はこの日、二千七百六十六回を数えた。今年には三千回を越すもよう。 最初は女性が大半だったが、現在は男 ...
続きを読む »田中元総領事から年賀状=気さくな性格で人気博す
1月9日(金) 九三年から約三年半、サンパウロ総領事を務め、現在、スペイン全権大使として活躍している田中克之氏。コロニア行事には自らすすんで参加し、朗らかで気さくな性格が市民に親しまれた。一方、九六年末のペルー公邸占拠事件では、対策本部長として現地で采配をふるい、その実力を発揮した。いまでも日系人の人気を博す田中氏から、陽子夫 ...
続きを読む »インジオ言語絶滅の危機=若者の使用が存続のカギ
12月9日(火) 【フォーリャ】ペルーと隣接三カ国に住む約八百万人のインジオが話すケチュア語が絶滅する恐れがあると米国の研究者二人が科学雑誌「ネイチャー」に発表した。 ケチュア語の衰退を記録したデータがなかったので、二人はペルーの教会を訪れ、インジオの言語で最後にミサを行ったのはいつかを神父に尋ねてデータを収集した。それから ...
続きを読む »柳井市出身の河村さんを探す
12月6日(土) ペルー在住のタカヒロ・フジイさんが、山口県柳井市出身の河村安雄さん(五七)を探している。河村さんは、四十五年ほど前渡伯、フジイさんと交信があったころは、サンパウロ近郊に住んでいた。本人または心当たりの人は山口県人会(電話011・3208・6074、伊藤)へ一報を。
続きを読む »注目の作物カムカム=熱帯果実のイグアッペ
12月6日(土) 今年四百六十五周年を迎えるイグアッペ。その歴史を振り返れば、ブラジル初の金鋳造所でまず栄え、次いで稲作で名をはせた。戦後はバナナの産地としても有名だった。 市議を三回務めた柳沢ジョアキン喜司さん(八〇)は〃バナナ移民〃の導入に尽力した一人。「一九六〇年代には奥地の日本人にイグアッペ周辺への入植を働きかけた」 ...
続きを読む »サンパウロ人文研の百周年記念叢書第2弾=宮尾元所長の『臣道聯盟』=中立的立場から事件を問う
12月4日(木) サンパウロ人文科学研究所は百周年記念叢書第二弾となる『臣道聯盟』(宮尾進著)をこのたび刊行した。臣道聯盟事件を軸に、移民空白時代と同朋社会の混乱を扱った一作だ。 『ブラジル日本移民八十年史』(同編纂委員会 九一年)向けに書かれたもので、加筆修正はほとんどないが、写真資料を新たに盛り込んでいる。 同事件の記 ...
続きを読む »静岡県から援協に7万円
12月4日(木) 静岡県はこのほど、「平成15年度在外静岡県人会及び日伯援護協会事業助成交付金」として、七万円を援協に送金した。海外に住む同県出身者の医療や福祉を目的にした支援事業の一つ。二十年以上も続けられているという。全国都道府県でもほかに例を見ない。 助成金は、静岡県国際交流協会を通じて毎年、交付。援協が福祉部や傘下の ...
続きを読む »コチア農校メロン祭り=7日手塩にかけた1800個出品
12月2日(火) コチア農業学校で南米七カ国の農業研修生らが精魂込めて栽培してきたネットメロンが順調に生育しており、七日、同校で開催される第二回メロン祭りに完熟したメロンが出品されることが確実となった。 コチア農業学校はジャカレイ市にある。サンパウロ市からアイルトン・セナ街道、または、ズットラ街道をリオデジャネイロ方向にすす ...
続きを読む »コラム 樹海
村松治夫さんが射殺された。ゲリラに銃撃され遺体は崖から蹴落とされたらしい。矢崎総業の社員としてボゴタに駐在し活躍中にコロンビア革命軍(FARC)によって誘拐されたのが昨年の二月二十二日。数カ月前までの生存は確認されていたのだが、政府軍の攻撃を受け逃走寸前のゴタゴタで殺害となったもののようだが詳しい事は不明のままである▼今、マス ...
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