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ペルー 関連記事

軽業師竹沢万次の謎を追う=サーカスに見る日伯交流史=第6回=江戸末期の超人気芸人「万治」

1897年に米ニューヨークで公演した両国一座のポスター(フリードレンダー製作、『サ物語』137頁)

 19世紀末、ペルーにも日本人軽業師は巡業していたようだ。アルゼンチンの『日本移民発祥の地コルドバ』(大城徹三著、1997年)によれば、《ペルーのリマに軽業師一座が二回来ている。二回目は一八八八年二月で興行師はチャス・コメリーでチョンマゲを結って裃姿で紙の蝶々を自由自在に飛ばし大好評を受けた。一回目はそれ以前に来ている―という訳 ...

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世界沖縄料理大会はいかが?

 沖縄県系人の結束力にはいつも驚かされる。『世界のウチナーンチュ大会』参加呼びかけに訪れた、安慶田光男副知事ら10人のキャラバン隊もその一例だ。 わざわざ副知事がくる熱烈な呼びかけを機に「今から準備すれば行けるかも」と思いを巡らせた県系人も多いはず。前回の1200人を越える人数が訪れるなら、当地のPRもしてほしい。 ブラジルには ...

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東西南北

 ルーラ前大統領が10日、インターネットでビデオ・メッセージを送った。3分半ほどのビデオは労働者党(PT)の創立36周年を祝うためのもので、ルーラ氏は「PTは現在、困難の中にある」が「ブラジル史上最も偉大な政党」とした上で、「我々も過ちを犯すし、過ちを犯した者はその代償を払わなければならない」と語った。なお、最近話題になっている ...

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「10月、沖縄にめんそーれ」=ウチナーンチュ大会参加呼びかけに=副知事ら一行南米4カ国行脚

聖市に到着した皆さん(右から4人目が副知事)

 今年10月、沖縄で開かれる『第6回ウチナーンチュ大会』への参加を呼びかけるために、南米4カ国を巡るキャラバン隊10人が最終目的地のブラジルに到着した。ペルー、亜国、ボリビア、そして当地を2泊ずつ、計8泊12日という強行日程だ。12日に来社した団長の安慶田光男副知事らが強い意気込みを語った。 世界ウチナーンチュ大会は5年おきに開 ...

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夏の祭典=サンパウロ市カーニバル開催される=採点発表時に混乱も発生=道のカーニバルの勢い増大

今年も多いに盛り上がった聖市サンバカーニバル(Paulo Pinto/LIGASP/Fotos Publicas)

 ブラジルの夏の風物詩カーニバルの時期、サンパウロ市では5、6日に行われたスペシャルグループ(1部リーグ)のパレードで競い合った14エスコーラの中から、インペリオ・デ・カーザ・ヴェルジ(以下インペリオ)が10年ぶり3度目の優勝を果たしたと6~10日付伯字各紙が報じた。 5日の初日はアギア・デ・オウロ、ローザス・デ・オウロ等が登場 ...

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東西南北

 ここ連日、伯字紙はジカウイルスの話題を一面に大見出しで報道し続けている。日本はじめ、世界中でも報道され始めたことで、この流れが加速しているようだ。感染に関するニュースも連日のように飛び込んできている状態で、サンパウロ市保健局が発表した最新データによると、16年1月にジカの疑いがかけられた人は、昨年全体の18人を上回る21人いた ...

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東西南北

 今やブラジルの域を超え、世界的な現象として恐れられているジカウイルス。サンパウロ州でも気が気でない状況は同じだが、2日付アゴラ紙によると、ピラシカーバで、今年に入り2人目(1人目はバウルで発症)となる、妊婦によるジカウイルス罹患者が確認された。この妊婦は現在妊娠32週目だが、28週目に症状のひとつである全身の発疹を訴え、ジカ熱 ...

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いのしし新年会に100人=コロニア最古の干支の会

今年93歳を迎える中村(中央左)、高野両氏(同右)

 亥年生まれによる「いのしし会」(近沢宗貴会長)が1月20日夜、『第31回新年祝賀会』をサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館で開催した。 同会は南米銀行の橘富士雄氏の提案で。1983年に発足。昭和天皇が崩御された89年、在ペルー日本大使公邸占拠事件の最中だった97年を除き、毎年新年会を開催している。 コロニアにある干支の会と ...

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東西南北

 米国の雑誌「インターナショナル・リヴィング」誌が発表した、「老後に住みたい国」23国を中南米諸国が独占した。これは、老後のサービスや家の購入や賃貸の容易さなどを基準に順位をつけたもので、中米は1位のパナマを含め8国、南米はエクアドル(2位)、コロンビア(6位)、ペルー(15位)、ウルグアイ(18位)の4国で、ブラジルはランク外 ...

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アジアに近づく物流革命か=蠢動する大陸横断2大計画=ペルーに抜けるかチリか=パラグァイ 坂本邦雄

北東伯縦断鉄道のピアウイ州の建設現場を訪れたジウマ大統領(Foto: Roberto Stuckert Filho/PR)

 最近、例の大西洋岸と太平洋岸を結ぶ「両大洋間中央鉄道回廊 – Corredor Ferroviario Bioceanico Central(CFBC)」こと『南米大陸横断鉄道』の建設メガプロジェクトの話が再び活気付いている。 元々この計画は、アメリカの裏庭の南米で勢力の拡大を画策する中国がブラジル、ペルーと共同で ...

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