ホーム | ペルー 関連記事 (ページ 45)

ペルー 関連記事

県連ふるさと巡り ペルー=115年経て受け継がれる日系魂=(8)=今も人気高い藤森元大統領=娘が継ぐ国家再建の立役者

若林カルロスさん

 3日目はリマ県バランカ郡の日系人会との交流のため、早朝バスに乗り込んだ。パンアメリカン・ハイウェイに乗って海岸沿いを北上するが、道路の両側の壁のために、残念ながら眺めが遮られる。 「車が止まると泥棒がガラスを割ってかばんをひったくるから、壁を作って人の侵入を防いでいるんです」。若林カルロスさんの日本語解説は分かりやすく、一世の ...

続きを読む »

県連ふるさと巡り ペルー=115年経て受け継がれる日系魂=(7)=運動施設の地価は3億ドル=大統領も出た優秀な日系学校

ラ・ウニオン校を紹介する安慶名さん

 リマ市内観光後は、日系人が運営する総合運動場「AELU」(Associacion Estadio la Union)という一種の日系スポーツ・クラブを訪れた。一行を迎えたのは沖縄系三世の支配人安慶名フェリペさん(52)。浅黒い肌に人の良さそうな笑顔を浮かべ、一行を引き連れて広大な敷地を丁寧に案内した。 「第2次世界大戦の後(1 ...

続きを読む »

大耳小耳

 ペルーの首都リマには、なぜか屋根のない家がチラホラ。ガイドによれば、家が完成してしまうと不動産税がかかるため、あえて未完成のまま住んでいるとか。鉄筋の骨組みが天に向かって突き出しているのは、「この建物は未完成」というサイン。年間を通して雨が降らないからこそ出来る〃税金対策〃のようだ。それにしても、税金を払うくらいなら、鉄筋の飛 ...

続きを読む »

県連ふるさと巡り ペルー=115年経て受け継がれる日系魂=(6)=遺跡の眠る街リマ観光へ=ユネスコ世界遺産を見学

アルマス広場の教会

 二日目はバス3台でリマ市の観光ツアーへ。外は、夜間に街を覆った霧ですっかり濡れていた。今日もやはり曇天――。上着を着込んでバスに乗り込んだ。 リマは1535年、スペイン人の征服者フランシスコ・ピサロがインカ帝国を滅ぼして築いた街。コロンビアからチリに跨り、スペインの南米支配の拠点として栄えた同帝国は、400年の繁栄に終止符を打 ...

続きを読む »

日本とペルー食は兄弟?

 先日、サンパウロ市で開かれた「エキスポ・セビーチェ」で、ペルー人と同日系人のコンビがセビーチェ寿司を初披露した。魚のマリネ「セビーチェ」をシャリに乗せ、同国産香辛料で作った特製ソースをかけたもの。当地で「融合料理」というと、どこか「邪道」的に思われがちだが、この料理の思いもよらない味の調和には感激してしまった▼今年でペルーは日 ...

続きを読む »

県連ふるさと巡り ペルー=115年経て受け継がれる日系魂=(5)=留学生OBも文化を継承=ペルーの伝統舞踊を披露

舞踊団のショー

 見学後は会館に移動し、夕食会が開かれた。嵩原ルイス会長の歓迎の挨拶に続き、会食に移った。 嵩原会長は大宜味町出身の祖父を持つ、沖縄系三世。日本のマグロ船や貨物船が頻繁に出入りしていた頃、船舶代理店で日本船の対応をしていたという。「当時この一帯は畑だったので、土地が安かった。『何であんな辺鄙なところに』とクレームがあったけど、今 ...

続きを読む »

日系ペルー食がブラジル上陸=エキスポ・セビーチェに出展=日秘融合料理が初登場

 「ペルー、そして地元の日系文化をブラジルに伝えたい」。そう意気込むのは、サンパウロ市在住の日系ペルー人三世、橘谷ロシオさん(きつたに、42)。1年前に渡伯したホルヘ・ルイス・ピミンチューモ・ビジャロボスさん(26)と、半年前にペルー料理の仕出しサービス『George Villalobos』を立ち上げ、料理イベントの企画のほか料 ...

続きを読む »

大耳小耳

 橘谷ロシオさんは日系二世の父とイタリア系の母を持つメスチッサ。ほぼペルー日系社会の中で育ち、運動会や紅白歌合戦など伝統行事にもよく参加したという。25歳で父母の故郷山口県に研修に行った際は、「どこでそんな古い日本語を覚えたの」と驚かれたとか。「日本では日本人じゃないといわれるし、ペルーでは日本人といわれる」と言う彼女のアイデン ...

続きを読む »

県連ふるさと巡り ペルー=115年経て受け継がれる日系魂=(4)=戦中の苦境に耐えた日本移民=〃うちなーんちゅ魂〃今も

力のこもった壁画の数々

 1899年に開始され、今年115周年を迎えたペルー日本人移民。19世紀末当時、同国では海岸地方におけるさとうきびと棉花の大規模プランテーションが主要産業として国の発展を支えていた。 1854年の奴隷制度廃止、72年のマリア・ルス号事件(横浜港に停泊中のペルー船籍マリア・ルス号に乗船していた中国人労働者を日本政府が解放した)に端 ...

続きを読む »

県連ふるさと巡り ペルー=115年経て受け継がれる日系魂=(3)=節目の度に成長を続ける=洗練されたペルー料理に舌鼓

岡田フランシスコ会長

 見学後、大ホールに招かれ歓迎昼食会。岡田フランシスコ会長は歓迎の言葉を述べ、「ペルー日系人協会は国内日系団体の中でも最大です。これからの使命は第二の団体である婦人会と共に、日系社会の後押しをすること。高齢者に楽しく長生きをしてもらうことが我々の仕事。ブラジルの日系社会と共に共同事業が出来れば嬉しい」と交流に意欲を見せた。 それ ...

続きを読む »