2006年10月25日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】国家電力庁(Aneel)は二十三日、現在の電力供給システムが需要に応じられないとして節電計画の必然性を明らかにした。同庁の予測によれば二〇〇七年、電力不足のリスクは南東伯地域で二五%と見られ、二〇〇八年には五〇%に達する見通しである。環境保護のために水力発電は ...
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ブラジル外交、どこへ行く=大統領選と未来の経済環境
2006年10月20日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十九日】壁に当たって頓挫しているブラジルの外交政策は、ボリビア問題とWTO(世界貿易機関)を巡って政権獲得を目指すPTとPSDBが対峙している。 ブラジルは、米国優先かラテン・アメリカ優先か。そしてFTAA(米州自由貿易圏)は、どうなるのか。有識者にとってブラジルの将 ...
続きを読む »ボリビアで労働争議=爆発物と銃撃戦の無法地帯
2006年10月7日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】ペトロブラス・ガス採掘施設の接収と国有化で設立されたボリビア石油ガス公団(Comibol)の付属設備で五日、公団就労者と民間企業就労者の間で衝突、死者九人と負傷者六〇人を出す流血事件が発生した。 六万人の組合員を抱える同公団労組は、エヴォ・モラレス大統領の強引な国 ...
続きを読む »身近なアマゾン(8)――真の理解のために=同化拒むインディオも=未だ名に「ルイス」や「ロベルト」つけぬ
2006年10月7日付け □インディオの言語について(2)□ 例えば、筆者の名前はTAKASHI MATSUEだが、このような難しい名前をつけている他の民族は少ないわけで、そこでブラジル文化により以上に馴染もうと思えば、ブラジルの現在の文化主流を占めるポルトガル文化を取り入れることが必要なのだろう。 その第一は、ファースト ...
続きを読む »身近なアマゾン(4)――真の理解のために=カブトムシ、夜の採集=手伝ってくれたインディオ
2006年9月27日付け □未開インディオに残された道(1)□ 今回は、アマゾン源流採集旅行で出会ったインディオたちの話である。 マット・グロッソ州(ブラジル中央高原地方の州)を抜けて、ロンドニア州(ブラジルとボリビアとの国境を接している州)に入って、しばらく走った州付近で、偶然入ったガソリンスタンドであった話。 そのガ ...
続きを読む »身近なアマゾン(4)――真の理解のために=カブトムシ、夜の採集=手伝ってくれたインディオ
2006年9月27日付け □未開インディオに残された道(1)□ 今回は、アマゾン源流採集旅行で出会ったインディオたちの話である。 マット・グロッソ州(ブラジル中央高原地方の州)を抜けて、ロンドニア州(ブラジルとボリビアとの国境を接している州)に入って、しばらく走った州付近で、偶然入ったガソリンスタンドであった話。 そのガ ...
続きを読む »国際民族舞踊が今週開幕=文協
2006年9月20日付け 第三十五回国際民族舞踊祭が二十三、四の両日、文協大講堂で開催される。クロアチアやギリシャ、インドなど二十三カ国以上、約三十団体の文化、舞踊団体が参加する。今回参加する日系団体は、平成学園(子供の部)、沖縄太鼓グループ「レキオス」(二十三日)、レプレーザ阿波踊り(二十四日)の三団体。 二十三日午後二時 ...
続きを読む »尾を引くボリビア問題=鉱山相交代も方針変えず=ペトロブラスの経営譲渡は必至
2006年9月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】ボリビアが天然資源の国有化にともない、ブラジルのペトロブラス(石油公団)の原油および天然ガスの精製プラントの接収を発表したことで両国の緊張が高まり、未だに尾を引いている。 接収は十二日、ボリビアの時のソリス水力鉱山相の署名で発表された。寝耳に水の報でルーラ大統領 ...
続きを読む »ボリビア=精油施設接収を発表=ルーラ大統領激怒=抗議の電話で一時凍結に=選挙後交渉の密約反古
2006年9月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ボリビア政府は十三日、五月に発表した天然ガス資源の国有化宣言に引続き、ブラジルのペトロブラス(石油公団)のボリビア精油所の資産を接収すると発表したことで政府内に衝撃が走り、十四日は終日対応で騒然となった。ボリビアのモラレス大統領がキューバの国際会議で不在のため、寝 ...
続きを読む »予想外のインフレ抑制=8月は0・05%=先進国並み、GDPは3流
2006年9月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】八月度のインフレ(広範囲消費者物価指数=IPCA=による)がわずか〇・〇五%となり、予想に反して上昇が抑制されたことで、関係者は年内インフレを三%と下方修正する動きが出ている。予算管理省筋ではこれまでの四・四%から一気に三・二%へと修正した。 これによりインフレは世 ...
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