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ボリビア 関連記事

転換期のラテンアメリカ=試行錯誤する政治=もう古典的左翼思想はない=南米を揺さぶるボリビア

2006年6月7日(水)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】英国の歴史学者で親伯家のケネス・マックスウェル教授が、ラテンアメリカはいま歴史の転換期にあると定義した。ボリビアを震源とする地震が南米を揺さぶり、ペロニズムの不死身を知らされたという。同教授の見方では、ラテンアメリカ(以下LA)が旧時代の終焉にあり、新時代へ入ろ ...

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無いのはヤル気だけ=いつまで眠るか南米の獅子

2006年6月7日(水)  【ヴェージャ誌一九五六号】ブラジル一般庶民の所得が短期に向上するよう開かれた唯一の窓はこれ。英国マッキンゼイ研究所のデイヴィス所長が処方せんを見せた。ブラジルが低率経済成長に留まるのは、すべきことをしないからだ。それはインフラへの投資とアングラ対策。これがブラジルの泣き所という。  ブラジルは全てが揃 ...

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アグリビジネス

2006年6月7日(水)  ボリビア政府のガス国有化で、国内産業はいっせいにバイオ・ディーゼルやエタノール、H・バイオのバイオ燃料を代替燃料として注目している。これまで国内運行の乗用車にディーゼル・エンジンの使用を禁じていたが、バイオ・ディーゼルには解禁になるらしい。ディーゼルオイルに植物油を一〇%から一八%混合するH・バイオに ...

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夢の実現プロジェクト=7月31日まで応募受付=日本財団

2006年6月3日(土)  日本財団が中南米の日系人を対象に実施する奨学金事業「夢の実現プロジェクト」の募集が六月一日から始まった。現在、海外日系人協会で応募を受け付けている。  同プロジェクトは、居住国と日本の理解促進や地域社会発展に貢献するための具体的な計画や夢を持つ日系人に対して、日本留学の機会を与える事業。募集人数は五人 ...

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恩を仇で返すモラレス大統領=背に腹は替えられぬと譲る伯

2006年5月31日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】モラレス・ボリビア大統領の選挙公約では、石油ガス資源国有化には触れていたが、ペトロブラスとブラジル企業には指一本触れないはずだった。それが、大統領綱領を指南した兄貴分ルーラ大統領に対する元コカイン王の礼儀であったはずだと、エスタード紙論説委員が背景を指摘する。 ...

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在伯邦人6万5千人=外務省が〇五年統計発表

2006年5月31日(水)  外務省は十五日、二〇〇五年度の海外在留邦人統計を発表した。昨年十月一日現在でブラジルに居住する邦人総数は六万五四九二人(うち永住者は六万三七二五人)で、〇四年同期から約三千人(四・四六%)減少した。  国別でもっとも多いのはアメリカ合衆国で三五万一六六八人、二番目が中華人民共和国で一一万四八九九人。 ...

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1次投票で当選の可能性=ルーラ大統領=対立候補選ばず=低所得層の支持固める=出馬表明にはまだ慎重

2006年5月26日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】調査機関のCNT/センサスが二十四日、ルーラ大統領が大統領選の一次投票で過半数を獲得する可能性があるとした調査結果を発表した。あらゆるケースを想定しても、大統領が四〇・五%から四二・一%を獲得した。一方、対抗馬と目されるアウキミン氏は一八・七%から二〇・八%に ...

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4年以内にメルコスル加盟=チャベス大統領、議定書に署名

2006年5月26日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】ベネズエラのチャベス大統領は二十四日、アルゼンチンのブエノスアイレスで、ベネズエラが四年以内にメルコスル(南米共同市場)に加盟することを定めた議定書に署名した。  議定書は、七月二十日と二十一日にアルゼンチンのコルドバで開催が予定されているメルコスル首脳会議で ...

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経済政策に変更はなし=大統領、演説内で強調=変動相場、財政黒字を堅守

2006年5月25日(木)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】ルーラ大統領は二十三日、経済政策とくに為替制度と税制改正の変更はなく、現行制度を継続していく方針を明らかにした。トカンチンス州アギアルノポリス市での南北鉄道の視察を終えた後の演説で語ったもので、外国為替相場は現行の変動相場制度(フローティング)を継続していくと ...

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チャベス大統領は疫病神=空振り三振続きの南米外交

2006年5月24日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙】国連の安保理改革でブラジルの常任理事国入りの夢は消え、世界貿易機関(WTO)の専務理事選挙候補でも挫折した。ブラジルは南米の座長として外交を取り仕切り三年、空振り三振続きだ。  ボリビアのモラレス大統領はコカイン王として国際的批判を受ける中、ルーラ大統領の後押しで元首 ...

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