ニッケイ新聞 2009年9月2日付け バリローチェのウナスール首脳会議に来たコロンビアのウリベ大統領から新型インフルに感染の可能性があるとして、ボリビアのエヴォ・モラレス大統領が八月三十一日、タミフルの錠剤を服用と九月一日付けエスタード紙が報じた。ルーラ大統領はタミフルは服用していないが、二十四時間の注視態勢となっている。
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ウナスール首脳会議=混迷を深めたのみ=異なる南米の未来像
ニッケイ新聞 2009年9月1日付け ウナスール(南米同盟)首脳会議は八月二十八日、加盟十二カ国の首脳を集め亜国バリローチェで開催されたが、米軍基地問題を巡って混迷を深めるに終わったと同二十九日付けフォーリャ紙が報じた。 コロンビアは、米軍駐留は軍事目的ではなく同国内の麻薬対策であり、基地は自国が管理するのだから、国外の議論 ...
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ニッケイ新聞 2009年8月28日付け サンパウロ市東部のファヴェーラ・マリア・ルイーザ・アメリカノで二十六日、首都第一コマンド(PCC)が持つ麻薬の精製所と貯蔵所四カ所が摘発され、コカイン一〇〇キロを押収、四人が逮捕された。麻薬到着の日付や使用される車の情報も事前に得ていたという摘発作業は、四月以降最大の収穫。PCCとボリビ ...
続きを読む »エコノミスト誌=ルーラの友人は誰か=お人よしブラジル外交=民主主義と君主主義混同=どちらをとるか決断の時
ニッケイ新聞 2009年8月15日付け 英誌「エコノミスト」は十三日、「民主主義と君主主義を混同するルーラ大統領」と銘打って絶賛と酷評を織り交ぜた特集を刊行と十四日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。オバマ米大統領から「傑作な男」と評されたルーラ大統領は今こそ、民主主義をとるか、人道主義を売り物に君主主義者側につくのかを決 ...
続きを読む »米コ軍事同盟=14日署名で発効へ=疑問払拭は9月ウナスールで
ニッケイ新聞 2009年8月14日付け 米コロンビア軍事同盟は十四日に署名され発効の見通しと十三日付けエスタード紙が報じた。コロンビア軍関係者が明らかにしたもので、同同盟はブラジルが懸念するようなものではないとオバマ米大統領らが否定するものの、コロンビアの軍事装備近代化と賃貸期間十年は、ウナスール全体での了承前に疑問を残したま ...
続きを読む »ウナスール=米大統領交えて再開=南米同盟は烏合の衆か
ニッケイ新聞 2009年8月12日付け ウナスール(南米同盟)首脳会議は十日、ベネズエラとエクアドル、ボリビアによる挑発発言の後、ルーラ大統領がオバマ米大統領を招き加盟十二カ国首脳と共にコロンビアの米軍基地その他について南米の安全保障を討議することを提案したと十一日付けフォーリャ紙が報じた。 チャベス大統領が「コロンビアの米 ...
続きを読む »ウナスール首脳会議=軍事基地抜き宣言文を=情報の一人歩きか=空転するブラジルの指導力=南米を熟知する米情報局
ニッケイ新聞 2009年8月11日付け ルーラ大統領は九日、十日開催のウナスール(南米同盟)首脳会議で加盟各国とのチャンネルを持ちながら、意見がかみ合わないことで、これ以上の混乱を避けるためカクテル・パーティに臨まず帰国の意向を発表と十日付けフォーリャ紙が報じた。宣言文は、米軍基地に関する条項を平和裏に解決と修正する。ブラジル ...
続きを読む »第24回汎米日本語教師研修=7カ国21人が学び、交流=日本語普及に決意あらた
ニッケイ新聞 2009年8月4日付け ブラジル日本語センター(谷広海理事長)は七月二十三日午後一時から同センターで、「第二十四回汎米日本語教師合同研修会」の閉講式を行った。谷理事長、千坂平通JICA(国際協力機構)サンパウロ支所長はじめ、斉藤良美同研修会実行委員長、丹羽義和事務局長、講師ら四十二人が出席した。 同研修会はJI ...
続きを読む »伯チリが通商協定=90%市場開放で締結見込み
ニッケイ新聞 2009年8月1日付け ブラジル・チリ通商協定がメルコスールも含めて〇九年中に締結の見込みとなり、アマゾナス州マナウス経済特区の製品もチリ向け輸出が可能になると七月二十九日付けヴァロール紙が報じた。 同通商交渉は二十九日、サンパウロ市でチリのバチェレ大統領とルーラ大統領の間で行われた。同協定が締結されると、チリ ...
続きを読む »メルコスル首脳会議=実り少ない20年の決算=波乱含みの反省会=小加盟国がうっ憤表明=足並みが揃わない4カ国
ニッケイ新聞 2009年7月24日付け 約二十年の歳月を経たメルコスル協定は、当初期待した経済的及び政治的成果もないまま、アスンシオンでの首脳会議を始めると二十三日付けEFEが報じた。協定締結の地アスンシオンでの会議は、二十三、二十四日の二日間行われる。メルコスルはブラジルなど四カ国で一九九一年、発足して以来紆余曲折の連続であ ...
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