ニッケイ新聞 2008年1月24日付け ペトロブラス石油公団(PB)は二十二日、新たなガス田「ジュピテル」発見で同地域での試掘がほぼ的中することを明かにした。埋蔵量は明かさないが、ブラジルの需要を賄うに充分な量という。但しガスが市販されるのは、二〇一四年の見込みだ。 同地域での試掘は、ほぼ全員手応えを感じているため外れるリス ...
続きを読む »ボリビア 関連記事
大油田は掘り出し物=試掘リスクの縮小で契約変更=純国営の第2PBを創設か
ニッケイ新聞 2008年1月23日付け ブラジル資本市場の警察官ともいうべき国家証券委員会(CVM)が、ペトロブラス(PB)のガブリエリ総裁にサントス大陸棚の岩塩の下にあるのは本当に大油田かと確かめた。総裁は近月中、驚くべき報告書を提出すると応えた。 エスタード・デ・サンパウロ紙の取材に先週、同総裁は原油の常識が最近変わった ...
続きを読む »サンパウロ市=日系農協セミナー開幕=各地域の発展目指して
ニッケイ新聞 2008年1月22日付け JICA(国際協力機構)とブラジル農業拓殖協同組合中央会(農拓協、近藤四郎会長)共催の「第八回日系農業活性化セミナー」が二十日に開講、二十五日までの六日間ニッケイパラセホテルで行われている。 今回は、ブラジルをはじめ、パラグアイ、ボリビア、アルゼンチンの四カ国から十六団体、約三十人が参 ...
続きを読む »デイサービスで遠足=サンファン日本人「長生きしていてよかった」
ニッケイ新聞 2008年1月19日付け 【サンファン(ボリビア国)】サンファン診療所のアクションプランの一つ、デイサービスは、〇七年、五年目を迎えた。去る十二月二十一日、サービス利用者の誕生日会、クリスマス、忘年会を兼ねた遠足が行われた。参加は十五人。 行く先はポサダ・サンタマリアの牧場。サンファンを午前九時過ぎに出発、途中 ...
続きを読む »宇宙を迷走するメルコスル=外交辞令の首脳会議=切迫の国際情勢に空回り
ニッケイ新聞 2008年1月16日付け モンテヴィデオで開催された第三十四回メルコスル首脳会議は、やぶ蛇だとルーベンス・バルボーザ元駐米大使が批評した。会議の雰囲気はオブザーバーやマスコミの予想と反し、和やかな雰囲気であった。険悪なやり取りが予想されたウルグアイとアルゼンチンの大統領は抱擁とキッスで始まり、パルプ工場など丸っき ...
続きを読む »写真や資料=提供呼びかけ=「100年史」子孫へ遺す贈り物=沖縄県人会、編纂動き出す=来年2月、3千部発行を予定=締め切りは6月末日
ニッケイ新聞 2008年1月10日付け 沖縄移民にまつわる写真や古い資料はありませんか?――。ブラジル沖縄県人会移民百周年記念事業の一つ「写真でみるブラジル沖縄県人移民100年史」(宮城あきら編集委員長)の編纂にあたり、関係者が資料提供を呼びかけている。八日午後、沖縄県人会本部会館で第九回編集委員会が開かれ、概要が発表された。 ...
続きを読む »50年目迎えた日語教師研修=ブラジル各地から105人参加=教師と教え子のパネル討論も
ニッケイ新聞 2008年1月9日付け ブラジル日本語センター(谷広海理事長)主催の「第五十回全伯日本語教師合同研修会~日本語教育百年これからの取り組み~」が八日に開会、十一日までの四日間同センターで行われている。 今年の参加者は百五人。サンパウロ州以外には、パラナ、ブラジリア、ミナス、ベロ・オリゾンテ、リオ・グランデ・ド・ス ...
続きを読む »上野英信さんブラジル移民へ手紙=異国の元炭鉱員気遣う 死の直前まで「もう1度姿を…」
ニッケイ新聞 2008年1月8日付け 【西日本新聞】ブラジル移民が始まって今年で百年。閉山で働き口を失い、ブラジルなどに渡った炭鉱労働者と家族を追い掛けたルポルタージュ「出ニッポン記」(一九七七年刊)を残した記録作家上野英信さん(一九二三~八七年)からの手紙を、福岡市出身でサンパウロ在住の画家・イラストレーターの田中慎二さん( ...
続きを読む »メルコ会議は反米合唱=米弁護のルーラ大統領は孤立
ニッケイ新聞 2007年12月20日付け メルコスル首脳会議に出席したルーラ大統領は十八日、「メルコスルが頓挫しているのは、加盟国が悪いのであって米国の責任ではない」と述べ、出席者一同の反発を受けた。 しかし、加盟各国とベネズエラのチャベス大統領、ボリビアのモラレス大統領の米国非難が相次ぎ、ルーラ発言は隅に封じ込められた。隷 ...
続きを読む »ボリビア・ガスに10億ドル投資=雨降って地固まる=低開発国へ格差是正が必要=ボ国の要求「隷属でなく対等に」
ニッケイ新聞 2007年12月19日付け EUがスペインやポルトガル、ギリシャなど低開発地域に大枚を投じて格差是正に努めたように、ブラジルもボリビアを育てるという。しかし、ペトロブラス(PB)が新規開発したガスの供給先では、合意にいたらなかった。 PBが最高価格を払う国への輸出を提案したのに対し、ボリビアは国内優先を主張した ...
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