ニッケイ新聞 2007年10月31日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十六日】ベネズエラ政府は二〇〇八年度予算に一億九三四〇万ドルの「反米同盟基金」を計上した。中南米への米国帝国主義の進出を防ぐ、チャヴェス政権の外交政策だという。 さらにチャヴェス大統領の目標は、新メルコスルへの参加である。新メルコスルでは指導的地位に留 ...
続きを読む »ボリビア 関連記事
ボリビア、ブラジルに泣きつく=ブラジルが借款供与を検討=開店休業の石油施設=初めから分かっていた痴話
ニッケイ新聞 2007年10月31日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十日】大統領国際担当顧問のマルコ・A・ガルシア氏は二十九日、ペトロブラスがガス採掘でボリビアへの再投資継続を検討中であると述べた。ボリビアではモラレス大統領が資源国有化を宣言し、武装軍隊を石油精製所へ差し向け理不尽な強制立ち退きをさせた経緯があるにも関わ ...
続きを読む »亜国初の女性大統領=実質上の現政権続投=ブラジルを囲むア・ボ・ヴェ共同前線=微妙な雲行きのメルコスル
ニッケイ新聞 2007年10月30日付け 【BBCブラジル通信二十九日】アルゼンチン大統領選は二十八日、キルチネル大統領夫人のクリスチナ・キルチネル上議が四二・五%を獲得し第一次投票での当選が確実となった。一世を風靡したエヴァ・ペロンほどのカリスマ性はないが、アルゼンチンの選挙で選ばれた初めての女性大統領に就任する。これからの ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2007年10月25日付け 先週末に行われたブラジル大分県人会創立五十五周年記念式典。母県から知事をはじめ、議長らも来伯し、同県人会会員らも詰め掛け、盛大に行われた。 今回の式典には他の南米地域からも参加していた。その中にボリビア大分県人会の木村翰由(もとよし)会長の姿もあった。話をしていると開口一番に「大分県 ...
続きを読む »村人の歩みを後世に=沖縄・読谷村人会=8年越しの記念誌完成=カッペンの悲劇も記録=28日に出版祝賀会
ニッケイ新聞 2007年10月20日付け 「ブラジル読谷村人会のあゆみ―1969~2007」がこのほど完成した。沖縄県・読谷村(よみたんそん)からの移住者・子弟などで作る同会の歩みを、関係者の寄稿、座談会などとともにまとめたもので、構想から八年の年月を経て出版にこぎつけた労作だ。ユンタンザンチュ(読谷村人)の移住の歴史を後世に ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2007年10月18日付け 保健省は十六日、一月から九月までのデング熱患者が昨年同期比で五〇%増と警告。患者総数は四八万一三一六人、死者も一二一人で、最悪だった二〇〇二年の死者一五〇人に迫る勢い。患者の多いのはマット・グロッソ・ド・スル州、サンパウロ州、リオ州などで、ブラジルでの患者の死亡率は一三%(世界平均は三 ...
続きを読む »スール銀行はイカサマ博打=ブラジルはネギカモ
ニッケイ新聞 2007年10月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】ルーラ大統領は八日、ヴェネズエラのチャヴェス大統領があつらえた「スール銀行丸」に乗船し冒険の旅に出ることになった。この鳴り物入り計画で最初の経済的獲物にありつくのは、ブラジルでないことだけは確かだ。政治的な獲物でも同じだ。 乗船者の顔ぶれを見てルー ...
続きを読む »九十周年迎える福島県人会=来月4日、知事ら迎え式典
ニッケイ新聞 2007年10月16日付け ブラジル福島県人会(小島友四郎会長)が今年、創立九十周年を迎えるにあたり、記念式典が十一月四日、サンパウロ市ビラ・マリアーナ区の北海道協会会館で催される。式典にあわせて母県から佐藤雄平知事、遠藤忠一県議会議長など慶祝団一行が来伯する。詳細な来ブラジル人数は今後決まる予定。 福島県人会 ...
続きを読む »スール銀行が発足=本店はカラカスに設置
ニッケイ新聞 2007年10月10日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙九日】南米ブラジルとヴェネズエラ、ボリアヴィア、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、エクアドル七カ国の財務相は八日、リオデジャネイロに集まり、ヴェネズエラのチャヴェス大統領提唱のスール銀行創立式に立ち会った。 本店はカラカスに、支店がブエノス・アイレス ...
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ニッケイ新聞 2007年10月10日付け キューバ革命時代の英雄チェ・ゲバラ。アルゼンチンに生まれ、キューバ革命をリードし、その後、ボリビアに潜入。大陸革命を理想に掲げたゲリラ戦士は、一九六七年十月九日にボリビア軍によって捕らえられ、翌日処刑された。先週金曜日から第二回世界チェ・ゲバラ集会のためボリビアに集まった人々は、八日に ...
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