2007年9月1日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八月二十五日】サンパウロ州コチア市(サンパウロ市から三五キロの近郊)の警察は二十三日午後、ニセ医師のボリビア人女性を現行犯で逮捕した。女は他人名義の地域医療審議会の医師登録を偽造して医者になりすましていたもので、四日間の保健所緊急病棟勤務で一〇〇人以上の患者を往診していた。 ...
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コラム 樹海
2007年8月28日付け 専制国家につきものは独裁であり、ソ連のスターリンや毛沢東などは典型と見ていい。それでも権力を縦横にしたのは30年ほどであり、キュ―バのカストロ議長には遠く及ばない。ゲバラらと革命を指揮しバチスタ政権を倒したのが59年。それから48年間に亙って政権の座にいる。今は体調を崩しているけれども、実権は持ってい ...
続きを読む »ボリビア日系移住地の言語=初めて本格的調査を
2007年8月24日付け ボリビア日系移住地における言語実態を調べるため、日本から研究調査団が来伯、二十三日から現地で談話収録調査をおこなっている。事業テーマは、グローバルCOE「コンフリクトの人文学」国際研究教育拠点・リサーチフォーカス1「言語接触とコンフリクト」。二十一日、調査団の工藤真由美大阪大学大学院教授(代表)、山東 ...
続きを読む »記念行事予算は60万レ=伯、沖縄両方で資金集めへ=沖縄県人会
2007年8月24日付け ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)は十七日、第六回定例理事会を同県人会館で開き、来年八月に予定されている沖縄県人ブラジル移住百周年関連の行事予算について経過報告を行った。 島袋安雄第一会計の報告によれば、既に決まっている十の百年祭行事に見込まれる予算は約六十万レアル。同会では、今年二回リッファを発行 ...
続きを読む »ボ空軍、セスナを撃墜=ブラジル人がコカイン密輸途中
2007年8月23日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】ボリビア空軍は二十日、サンタクルス市近郊でパラグアイ籍のセスナ双発機を撃墜した。空軍当局の発表によると、セスナ機は一二〇キロのコカインを積んでパラグアイに飛び立とうとしたところを麻薬取締部隊に撃墜された。 操縦士は機が炎上したことで即死した。当局では身許の確認 ...
続きを読む »コラム 樹海
2007年8月10日付け 野(や)の移住研究者香山栄一さん(81、イビウーナ在住)が、さきごろ『ブラジルに於けるピアビルとインカ人』を翻訳、一冊(A5版、百四十ページ)にまとめた▼ピアビルは、PEABIRUと表記される、インカ人が数百年にわたってアンデスの東側、現在のブラジル国土に〃造成〃した道のことである。原著は、歴史探求者 ...
続きを読む »東西南北
2007年8月7日付け メキシコ紙エル・ウニベルサルは、「必要不可欠な同盟」と題し、ルーラ大統領の訪墨を一面トップで報じた。エネルギー協力で南北米大陸は壁が不要だが、然るに道路やガス・パイプライン、送電線などで壁を設けていると批判。AP通信は、ルーラ大統領が中米諸国へ「根回しの旅」と。いっぽうチャベス大統領が、ブラジルを包囲す ...
続きを読む »選手村で意外な商売=リオ汎米大会の閉幕後
2007年8月4日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙七月三十一日】三週間余りにわたり活気を帯びたリオ汎米スポーツ大会の選手村。閉会式が終わった翌日の二十九日は、ほとんどの選手団が帰国の途につき、閑散としていた。 この中で異様な光景があちこちで展開された。青空市場が店開きし、活気のある声が飛び交った。売り手となっているのは各 ...
続きを読む »大耳小耳
2007年7月25日付け 県連主催の「フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭)」では、晴天のおかげで過去最高の入場者数を記録し、食事も順調に売れたようだ。やはり根強い人気があったのは、すでに国内に定着している天ぷらや焼きそばなど。しかし、日本の文化を伝えることが主な目的として開催されているはずなのだから、郷土食をもっとアピールし ...
続きを読む »11カ国から報告、相互理解深め=海外・汎米日系人合同大会の代表者会議=世代に分かれ、意見を発表=「〃日系人は宝〃は本音?」=厳しい意見も飛び出す
2007年7月21日付け 第四十八回海外日系人大会、第十四回パンアメリカン日系人大会(COPANI)合同大会の代表者会議が十九日、サンパウロ市のホテル・ブルーツリー・コンベンションで行なわれた。今回初めて、現在の日系社会を築いたシニアと次世代を担うユースの意見を対比させる方式で議事が進行され、活発な意見が双方から発表された。十 ...
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