5月30日、14年第1四半期の国内総生産(PIB)が発表され、13年第4四半期(前期)比で0・2%という低調な伸びに終わっていたことがわかった。工業部門と投資部門でマイナス成長を記録したことが響いた。5月31日付、2日付伯字紙が報じている。 14年第1四半期のブラジルの生産部門は、農業部門が前期比3・6%、サービス部門も同0・ ...
続きを読む »マンテガ財務相 関連記事
CPI問題=「PB社のみ」の暫定命令=連邦政府の目論み狂う=最高裁ローザ判事が判断=与党は引き伸ばし狙うか
ニッケイ新聞 2014年4月25日 ペトロブラス問題のみに焦点を絞るか否かが注目されている、上院の議会調査委員会(CPI)に関して23日、最高裁のローザ・ウェバー判事がペトロブラス問題のみに絞るよう決定を下した。この最高裁判断は連邦政府の思惑と反する結果となった。24日付伯字紙が報じている。 ペトロブラスによる米国のパサデナ ...
続きを読む »ブラジル国債格付け下がる=S&Pが「BBB-」に=基礎収支調整などが問題=マンテガは猛反発するも
ニッケイ新聞 2014年3月26日 米国の信用格付けの大手調査機関、スタンダード&プアーズ(S&P)が24日、ブラジル国債の外貨建て長期債のランクをこれまでのBBBからBBBマイナスに落とした。これは世界各国に対するブラジルの投資信用度が落ちたことを意味する。連邦政府は昨年からこの格落ちを恐れていたが、その判断が今下されたことに ...
続きを読む »基礎的財政収支目標は1.9%=440億レの支出削減=それでも市場は慎重な構え=GDPも2・5%に下方修正
ニッケイ新聞 2014年2月22日 連邦政府は20日、14年の基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)の黒字目標を昨年と同じ、国内総生産(GDP)の1・9%にあたる990億レアルとすることを決め、目標実現のために連邦予算を440億レアル切り詰めるとの発表を行なった。21日付伯字紙が報じている。 PBの黒字990億レアルの内訳 ...
続きを読む »マンテガ「13年は基礎収支目標達成」=1カ月も前倒しで発表=黒字額は10年でワースト2=14年に関しては言及なし
ニッケイ新聞 2014年1月7日 ギド・マンテガ財務相が3日に会見を開き、13年度のプライマリー収支(基礎収支)黒字は、連邦政府目標だった730億レアルを上回る750億レアルだったと発表した。例年なら1月下旬に行なわれるプライマリー収支の黒字目標達成との発表を政府が大幅に早めたのは、市場に流れている悲観的な見方を和らげる目的があ ...
続きを読む »エアバッグ等の搭載義務化=来年から全国産車に適用=コンビ車だけは例外措置か
ニッケイ新聞 2013年12月21日 ギド・マンテガ財務相は17日、来年1月からは国産の新車にエアバッグとABSブレーキの搭載を義務付けると発表した。同大臣は先週、これらの安全装置の搭載義務化を16年まで先送りする可能性を示唆していたが、従来の通告通りの決定となった。18日付エスタード紙が報じた。 搭載義務化は09年2月、連 ...
続きを読む »ペトロブラスが新段階に=ガソリン値上げで収益改善=今後は岩塩層下に投資集中
ニッケイ新聞 2013年11月5日 数年来、ジウマ政権の政策によりガソリン価格を凍結させられてきたペトロブラスは先月30日、大統領からようやく年数度の値上げを認められ、新しい段階に入ったと同日付G1サイト、2日付エスタード紙などが報じた。 インフレ上昇圧力が高まっていたが、現政権は政策的にガソリン価格を安値に抑えてきた。産業 ...
続きを読む »先月のIPCAは0・57%=食品の値段が特に高騰
ニッケイ新聞 2013年11月9日 政府の公式インフレ指数である拡大消費者物価指数(IPCA)が、10月は前月から0・57%上がり、過去12カ月合計で5・84%となった。8日付エスタード、フォーリャ両紙が報じた。 今年の初めから概観すると、12カ月合計のIPCAは1月の6・15%から始まり上昇の一途をたどり、〃抗議の波〃直後 ...
続きを読む »1ドルが2・40レに接近=16日に2・09%の急騰=米国の経済回復見込みで
ニッケイ新聞 2013年8月20日 このところのドル高レアル安が一段と進み、16日は中銀の介入にもかかわらず、1ドル=2・40レアルに接近、ここ4年の最安値を記録した。17日付伯時紙が報じている。 16日の為替市場ではレアル安が進み、2011年11月23日以来となる、2・09%のドル急騰が見られた。これに伴い、15日は1ドル ...
続きを読む »14年大統領選=ジウマ再選へ黄信号=マリーナの急追受ける=大統領不支持率も過去最高=デモに加え経済政策に問題
ニッケイ新聞 2013年7月2日 ダッタフォーリャが6月27〜28日に行った14年大統領選挙に関する世論調査で、ジウマ大統領(労働者党・PT)が支持率を大きく落とし、再選に向け予断を許さない状況となってきた。6月29〜7月1日付伯字紙が報じている。 14年大統領選で「誰に投票するか」の問いで、ジウマ大統領は1位にはなったもの ...
続きを読む »