3日にラヴァ・ジャット作戦で逮捕されたジョゼ・ジルセウ元官房長官に対し、党要人にも関わらず労働者党(PT)は公式な擁護を行なわないと表明した。同氏が実刑判決を受けたメンサロン事件のときとは対照的と5日付伯字紙が報じている。 4日、PTの全国幹部大会がブラジリアで行なわれたが、そこでジルセウ氏に関する言及は行なわれなかった。 ル ...
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第17次LJ=ジルセウの〝代理人〟逮捕=メンサロンとの関連性強まる=ドゥケを裏から操った疑惑=上層部に向かう捜査の行方
ペトロブラス(PB)疑惑を捜査する第17次ラヴァ・ジャット(LJ)作戦で、「元官房長官のジョゼ・ジルセウ容疑者の〃代理人〃」(アジェンシア・エスタード4日付け)として、PBが企業と結ぶ契約に対し影響力を持っていた労働者党(PT)のロビイスト、フェルナンド・デ・モウラ容疑者が逮捕され、ペトロロンの不正においてPTが深く絡んでいた ...
続きを読む »LJ=ジルセウ元官房長官を再逮捕=判決後も収賄継続の容疑=ドゥケ被告使い汚職工作?=検察官「メンサロンと同じDNA」
ペトロブラス疑惑を捜査する第17次ラヴァ・ジャット作戦(LJ)が3日に行われ、労働者党(PT)の元官房長官、ジョゼ・ジルセウ容疑者が収賄の容疑で逮捕された。同容疑者は主犯として実刑判決を受けたメンサロン事件に続いての逮捕となった。3日付伯字紙が報じている。 3日午前、ジルセウ容疑者はブラジリアで連邦警察により逮捕された。同容疑 ...
続きを読む »LJ=ドゥケ被告に4度目の告発=イタリア企業からの収賄疑惑で=報奨付証言への圧力高まる=PT絡みの暴露につながる?
連邦検察庁は29日、元ペトロブラスのサービス部長、レナト・ドゥケ被告に対し、資金洗浄と増収賄の容疑で刑事告発を行なった。同被告はこれで4度目の告発を受けた。これにより同被告に報奨付証言を行なわせる圧力が高まることになり、労働者党(PT)にはますます不利になると、30日付フォーリャ紙が報じている。 今回の告訴は、ペトロブラスから ...
続きを読む »ポルトガル=葡伯検察でルーラが捜査線上に=通信会社不正取引の疑惑=ジルセウも深く関与か
2010年にポルトガル・テレコム社が、同社所有のブラジル通信会社Vivo社株をスペイン通信会社テレフォニカ社に売却し、ブラジル通信会社Oi社株を購入した。 総額75億ユーロが動き、政治家、株式投資家達に数千万ユーロもの不正な利益をもたらしたこの巨大取引の際に、ポルトガル(以下「葡国」)とブラジルの政治家が便宜を図っていた疑いが ...
続きを読む »LJ=ジルセウに新たな収賄疑惑=カマルゴ被告が供述=400万レをPT会計に=担当弁護士は即座に否定も
ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の被告の一人が14日、メンサロン事件の主犯として実刑判決を受けたルーラ政権時の官房長官のジョゼ・ジルセウ氏(労働者党・PT)に400万レアルの賄賂を贈ったとの報奨付証言を行った。15日付伯字紙が報じている。 証言を行ったのはトーヨー・セタル元役員のジュリオ・カマルゴ被告で、パラナ州連邦地裁のセルジオ ...
続きを読む »CPI―PB=カルドーゾ法相召喚に応じる=ユセフ被告への盗聴問題で=連邦政府の「おとり」とも=PTが最も避けたい事は?
ペトロブラス(PB)関連の疑惑解明のための下院の議会調査委員会(CPI)は9日、ジョゼ・エドゥアルド・カルドーゾ法相(労働者党・PT)の召喚を決め、同法相もそれに応じて証言を行うことにした。これには連邦政府側の思惑がある。10日付伯字紙が報じている。 カルドーゾ法相の召喚は、昨年4月にラヴァ・ジャット作戦(LJ)の主犯アルベル ...
続きを読む »ジウマ=「政権は意地でも全うする」=PSDBの動きは「政変」=テメルも大統領を支持=司法関係者の見解は?
【既報関連】昨日付本面でも報じた、民主社会党(PSDB)党大会などでのジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免を想定した動きに対し、ジウマ大統領はこれらの動きは「政変(クーデター)」だと批判し、政権を譲る気がないことを強調した。7日付伯字紙が報じている。 エスタード紙の報道によると、6日付伯字紙の報道を読んだジウマ大統領は6日夜、 ...
続きを読む »ルーラは何を恐れているのか
22日付エスタード紙社説欄に、「ルーラは何をそんなに恐れているのか」というタイトルの文が載った。下院ペトロブラス議会調査委員会が11日にルーラ研究所の岡本パウロ所長召喚を決めた後の労働者党(PT)党大会で、ルーラ前大統領が苛立ちを露にした事などに触れ、「疚しいところがない者は何も恐れる必要はない」と切り出している▼先週の当欄で ...
続きを読む »東西南北
PTが11日からバイア州で党大会を開催していることは本頁でも報じているが、党大会開始数時間前に下院のペトロロンの議会調査委員会(CPI)が、ルーラ研究所のパウロ・オカモト所長の召喚を決めた。これはルーラ研究所とルーラ氏の関連企業に対するカマルゴ・コレア社からの献金の実態解明のためだ。CPIは、メンサロン事件主犯で実刑判決を受け ...
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