2007年8月31日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】軍政時代の政治犯の取り扱いや失そうなどを批判、追及した本の出版記念会が二十九日、プラナルト宮で開かれ、ルーラ大統領や主要閣僚、上院議長などが出席した。 本は軍政時代の暗殺や失そうを解明する運動を展開している特別グループが出版したもので、ルーラ大統領もこの運動に賛 ...
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最高裁=40人全員の起訴を受理=検察の主張全て認める=結審まで最低5年の見通し
2007年8月30日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】連邦最高裁は労働者党)PT)不正資金(メンサロン)疑惑で検察庁が起訴した四十人について、五日間にわたる三十五時間の審理の結果、全員の起訴を受理することを決定した。 二十七日夜の時点では三十七人の起訴に態勢が傾いていたものの、最終的に一転して検察の言い分を全面的 ...
続きを読む »メンサロン議員は不問=PT、党方針を決定=最高裁判決前に先手打つ
2007年8月21日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九】数々の国会スキャンダルが相次いで発覚した中で、その発端となった労働者党(PT)不正資金(メンサロン)スキャンダルが、久し振りに政界の話題として登場した。 二〇〇五五月に不正が発覚し、ルーラ政権の屋台骨を揺るがす混乱に発展したが、二年二カ月を経過した今、連邦検察庁が ...
続きを読む »◇コラム 樹海
選挙は投票箱の蓋を開けるまでわからない―というが、この大統領選がそうだった。まさか―と思っていたアウキミンが41%超を獲得してル―ラに迫り、決戦投票に持ち込んだのは、大方の観測をひっくり返すと云っていい。ここはアウキミンもだが、PSDLのエロイザとPDからのブアルケの健闘にも注目したい▼もし―ヴェドイン怪文書事件がなければ、ル ...
続きを読む »◇コラム 樹海
明日の10月1日は総選挙である。注目の大統領選は、メンサロン(裏金)事件やヴェドイン怪文書などで猛批判を受けながらも現職のル―ラが強い。野党のアウキミンが追っているし、エロイザもル―ラ非難を繰り広げているが、各種の調査結果を見ても「ル―ラ人気」は凄い。第一次投票で当選の観測が専らで再選は間違いないだろう。勿論、決選投票になれば ...
続きを読む »大統領選=決選投票の可能性も=現職の優勢揺らぐ=政界スキャンダルの影響現る=投票日まで予断許さぬ
2006年9月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】いよいよ最終コーナーに入った大統領選挙で現職のルーラ候補が一次投票で再選を決めるとの、これまでの絶対的優勢がここにきて揺らぎ、アウキミン候補と決戦投票にもつれ込む可能性が出てきた。IBOPEの最新世論調査によると、ルーラ候補の支持率は四七%、対するアウキミン候補 ...
続きを読む »調査対象議員は67人に=救急車汚職=辞職したのは2人のみ=議員権はく奪逃れに自信?
2006年8月23日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】下院倫理委員会は二十二日朝、議会調査委員会(CPI)に対し、救急車スキャンダルに関与して不正を働いた下院議員らを正式に告発した。 CPIは議員権はく奪と公職追放に向けて本格調査を開始する。これに先立ち倫理委員会は疑惑議員が自主的に議員辞職する期限を二十二日午前 ...
続きを読む »TVラジオ政見放送開始=浮動票獲得に追い込み=灰色議員が大統領に冷水
ニッケイ新聞 2006年8月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】十月の総選挙に向けた各候補のテレビとラジオによる政見放送が十五日から始まった。放送は九月二十八日まで実施され、各党や候補は少ない持ち時間でいかに効率よく宣伝し浮動票を獲得するか、最後の追い込みに賭ける。 初日の放送で注目されたのが、前日のバンディラ ...
続きを読む »テレビ公開討論始まる=大統領候補らが舌戦=ルーラ候補は敵前逃亡
ニッケイ新聞 2006年8月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】十月の選挙に向けてテレビやラジオによる選挙宣伝や政見発表が解禁となったのを受けて、テレビ局バンデイランテスは口火を切って十四日夜、大統領候補らのテレビ公開討論を行った。 予期されたこととはいえ、ルーラ大統領が欠席したことに対し、各候補から一斉に非難 ...
続きを読む »イタマル元大統領=アウキミン支持へ=「ルーラ大統領はごう慢」と非難
2006年7月29日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】イタマル・フランコ元大統領(ブラジル民主運動党=PMDB)は二十七日、十月の大統領選挙に向けて、アウキミン候補(ブラジル民主社会党=PSDB、前サンパウロ州知事)を支持し、選挙運動に加担することを表明した。 元大統領はベロ・オリゾンテ市の自宅のマンションでアウ ...
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