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ラヴァ・ジャット 関連記事

《ブラジル》企業犯罪の司法取引制度一本化へ=行政機関と捜査機関の対立解消なるか?=総弁護庁が検察庁に新基準を提案

グラーシ・メンドンサ総弁護庁(AGU)長官(Marcello Casal Jr./Agência Brasil)

 グラーシ・メンドンサ総弁護庁(AGU)長官は、連邦検察庁(MPF)に対してレニエンシア実施基準を統一する提案を行ったと、15日付ブラジル現地各紙が報じた。企業版の報奨付供述(犯罪を認め、捜査に協力することで、刑期短縮や罰金減額などの報酬を受けるという司法取引。企業には共犯者や、犯罪スキームの暴露も求められる)である「レニエンシ ...

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《ブラジル》石油公社ペトロブラス=パサデナ製油所売却を発表=年内の手続き完了を目指す

アメリカ・テキサス州にあるパサデナ製油所(Petrobras)

 ブラジルの石油公社ペトロブラス社が6日、米国のパサデナ製油所の売却を進めると発表したと、7日付現地各紙が報じた。  パサデナ製油所は、米国ペトロブラス社の傘下にあるが、ブラジルでは、大型汚職捜査ラヴァ・ジャット作戦の捜査対象になっている物件だ。

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大耳小耳

 ブラジル政治専門ニュースサイト「プラントン・ブラジル」の1月21日付けによると、意外な日系人出馬の可能性が話題になっている。ラヴァ・ジャット作戦で逮捕された大物政治家らを連行する役割を務めて話題になった「Japones da Federal(連邦警察のジャポネース)」こと石井ヒデノリ・ニュートン氏だ。なんと石井本人が密輸幇助で ...

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《ブラジル》ルーラ氏=控訴するも行く手は厳しく=最高裁に人身保護令求める=高等裁での特別控訴は望み薄

ルーラ氏(Ricardo Stuckert)

 ルーラ元大統領は、1月24日に連邦第4地域裁(TRF4)でサンパウロ州グアルジャーの高級三層住宅を介した収賄と資金洗浄で12年1カ月の実刑判決を受けたが、この判決によって逮捕されるのを避けるべく、最高裁に人身保護令の適用を求めた。元大統領は連邦高等裁(STJ)に特別控訴を求める意向で、抗告のチャンスが残っている間は逮捕されるの ...

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東西南北

 カーニバル・シーズンが到来し、サンパウロ市でも3、4日の週末は早速、187ものブロッコが市街に繰り出し、それぞれに盛り上がりを見せた。中には人気歌手が登場して、その場にいた人たちにうれしいサプライズを提供する一幕も見られたりした。ジョアン・ドリアサンパウロ市市長の意向により、今年からは「ブロッコによる通りの混雑の緩和」をすべく ...

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なぜ先進国首脳陣はブラジル訪問を避けるか?

エスタード紙2日付

 《アメリカに新しい帝国権力(novos poderes imperiais)はいらない》―エスタード紙(E紙)2日付によれば、米国のレックス・ティラーソン国務長官は先週、6日間でラ米5カ国を外遊するのに先駆けて、そう宣言した。  これは中国が豊富な資金を投じてラ米地域で影響力を増大化させる傾向を非難したもので、《中国は〃略奪者 ...

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ラヴァ・ジャット=ベンジーネ元伯銀頭取告発へ=PB総裁就任以前の収賄で

 連邦検察庁はパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事に、ブラジル銀行元頭取のアデミール・ベンジーネ容疑者を収賄と資金洗浄の容疑での告発を求めていたことが分かったと、1日付現地紙が報じている。  ベンジーネ容疑者は昨年7月27日に行なわれた第42回ラヴァ・ジャット作戦の「コブラ作戦」で逮捕されている。この容疑は、ペトロブラス(PB) ...

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ルーラ元大統領=3月逮捕説の現実味増す=人身保護令を高等裁が却下=最高裁は2審有罪で刑の執行開始の判断を見直さず

1月25日のルーラ氏(Ricardo Stuckert)

 連邦第4地域裁(TRF4)で12年1カ月の実刑判決を受けたルーラ元大統領の弁護士からの人身保護令適用の嘆願を、連邦高等裁判所(STJ)は1月30日に却下した。連邦最高裁(STF)のカルメン・ルシア長官も「第2審で有罪なら刑執行か否か」の判断を見直す考えはないと考えていることから、ルーラ氏が2カ月後に逮捕される可能性が高まってい ...

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《ブラジル》ルーラ裁判=三層住宅は没収、競売へ=モーロ判事が売却命令

セルジオ・モーロ判事(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 【既報関連】ラヴァ・ジャット(lJ)作戦を担当するパラナ州連邦地裁のセルジオ・モーロ判事が29日、サンパウロ州グアルジャー市の高級三層住宅の公開競売による売却を決めたと、30日付現地各紙・サイトが報じた。  この高級三層住宅は、ルーラ元大統領が建設大手OASから贈られた賄賂であるとして、昨年7月にモーロ判事が一審有罪判決を下し ...

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《ブラジル》左翼各政党=ルーラの無実を支持でも、左派連立は組まず=ルーラPTと微妙な距離=PDTは注目のシロ・ゴメスを擁立へ

ルーラ氏(中央)とシロ氏(左)(Ricardo Stuckert/Instituto Lula)

 ラヴァ・ジャット裁判ではルーラ氏無罪を支持するものの、左翼各政党は10月の大統領選では独自候補を立て、ルーラ氏の労働者党(PT)とは連立を組まない見通しであると、28日付現地紙が報じている。第2審有罪判決を受け、「左翼の雄」であるはずのPTとの微妙な距離感が現れ始めた格好だ。  ルーラ氏が第4連邦地域裁(TRF4)で収賄ならび ...

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