19日に最高裁のマルコ・アウレーリオ判事が出した暫定令により、来年2月1日に行われる上院議長選で、レナン・カリェイロス上議(民主運動・MDB)の上院議長選での当選が危うくなったと、21日付エスタード紙が報じている。 19日に出た「2審判決有罪者の受刑を差し止める」とのアウレーリオ判事の暫定令は全国を騒然とさせたが、同判事はそ ...
続きを読む »ラヴァ・ジャット 関連記事
《ブラジル》ルーラがLJで8回目の被告に=今度の嫌疑は赤道ギニア
14日、ルーラ元大統領が、アフリカの赤道ギニアで行われた事業に関して、斡旋を依頼された企業から賄賂をもらった容疑で、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で8度目の被告となった。15日付現地紙が報じている。 今回の容疑は、AGRグループの役員から頼まれ、元大統領という立場を利用して赤道ギニアのテオドーロ・オビヤン大統領に、ARG社を斡 ...
続きを読む »《ブラジル》モロ次期法相=汚職厳罰化に改正案提出へ=受刑開始から禁錮刑希望=違憲判決や異論押し切る?=援助拡大を求める知事ら
セルジオ・モロ次期法相は、汚職や公金横領の撲滅のため、厳罰化を含めた法案改正プロジェクトを議会に提出する意向だ。だが、その中には一部、違憲のものも含まれており、その道のりは容易ではなさそうだ。13日付エスタード紙が報じている。 ラヴァ・ジャット作戦の判事で、汚職撲滅を強く望んでいることで知られるモロ次期法相は、贈収賄や公金横 ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ氏の長男の運転手に不審な金の動き=1年で120万レアルも=妻や娘2人も職員に採用=次期大統領夫人に小切手支払も
5日頃から、ジャイール・ボルソナロ次期大統領の長男で次期上議のフラヴィオ氏がリオ州議として雇っていた職員のうち、中心人物ともいえる元運転手が、疑惑の金銭授受を行っていた可能性が取り沙汰されている。さらに、同運転手がボルソナロ氏のミシェル夫人へ疑惑の小切手支払を行っていたことも判明した。6~8日付現地紙などが報じている。 まず ...
続きを読む »リオLJ=現職のニテロイ市長逮捕=バスの補助金支払いで不正
リオ州検察局とリオ州市警が10日、リオ州ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の一環のアラメダ作戦で、ニテロイ市現職市長のロドリゴ・ネヴェス氏(民主労働党・PDT)らを横領や贈収賄の嫌疑で逮捕したと同日付現地紙サイトが報じた。 警察によると、同市長は14~18年に同市がバス会社に払った無料利用者分の補助金の2割、計1千万レアルを横領し ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁が検察庁にオニキス氏の捜査許可=JBSからの不正献金問題で=モロ次期法相は寛容な発言
エジソン・ファキン最高裁判事は4日、連邦検察庁の要請に応じ、次期官房長官のオニキス・ロレンゾーニ氏(民主党・DEM)と他の10人の政治家が、食品大手JBSから秘密口座で受けたとされる収賄容疑について捜査を行う許可を出した。5日付エスタード紙が報じている。 この捜査は、JBSの関係者が行ったラヴァ・ジャット作戦(LJ)に関する ...
続きを読む »《ブラジル》港湾条例疑惑の関連書類を米国法務省が入手=ロドリマール社の筆頭株主動く=テメルへの捜査は来年か
米国法務省が、テメル大統領(民主運動・MDB)が関与したとの疑惑が持たれている港湾条例疑惑に関する書類を入手した。カナダの企業が、疑惑の港湾企業ロドリマール社に共同出資しているためだ。4日付エスタード紙が報じている。 港湾条例疑惑は、17年5月にテメル大統領が出した大統領令に関連したもので、元側近を仲介役にして、特定の港湾企 ...
続きを読む »《ブラジル最高裁》テメルの恩赦令に過半数が賛成=再検討要請で結審には至らず=「汚職も暴力犯罪」の声届かず
ブラジル連邦最高裁大法廷は11月29日、テメル大統領(民主運動・MDB)が昨年末に出した〃クリスマス恩赦〃の合憲性を問う審理(報告官ロバルト・バローゾ判事)を行った。審理に参加した10人の判事中、過半数を超える6人は合憲性を認めるとし、認めなかったのは2人だけだった。だが、ルイス・フクス判事とジアス・トフォリ長官が証拠再検討を ...
続きを読む »《ブラジル》リオ州知事ペゾンを逮捕=直近知事5人中で4人目=州三権中2人逮捕の異常
リオ州のフェルナンド・ペゾン知事(民主運動・MDB)が29日早朝にリオ市南部の州知事公邸で無期限拘留され、直近5人の同州知事中、4人目の逮捕者となったと、同日付伯字サイトが報じている。 ペゾン氏の直前のリオ州知事は、セルジオ・カブラウ氏、ロジーナ・ガロチーニョ氏、ベネジタ・ダ・シウヴァ氏、アンソニー・ガロチーニョ氏の4人。こ ...
続きを読む »《ブラジル》PT政権元閣僚のパロッシに減刑判決=大統領選直前の暴露で話題に
リオ・グランデ・ド・スル州の連邦第4地域裁(TRF4)は28日、ルーラ、ジウマ政権の重要閣僚で、収賄罪などで服役中のアントニオ・パロッシ氏(元労働者党・PT)に対し、報奨付供述の有効性を認め、禁固刑を自宅軟禁に切り替える判断を下した。29日付現地紙が報じている。 この裁判は10月に行われていたが、判事の一人が見直しを求めたた ...
続きを読む »