カエターノ・ヴェローゾやミルトン・ナシメントらと並ぶ、ブラジルと州音楽(MPB)界の重鎮、シコ・ブアルキ(73)が25日、6年ぶりとなる新作アルバム「カラヴァナス」を発表し、話題となっている。 シコは、MPB勢の中ではサンバ色の強い楽曲を書くシンガーソングライターとして知られているが、今回収録された9曲はジャズのスタンダード ...
続きを読む »ラヴァ・ジャット 関連記事
《ブラジル》ルーラ裁判第2審に向け急ピッチか=控訴が異例の早さで地地域裁判所に=次で有罪なら出馬無効だが=開催日次第で揺れる大統領選
23日、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレの連邦地域裁判所(第4区、TRF4)に、今年7月にパラナ州連邦裁判所で行われた裁判に対するルーラ元大統領の控訴が届けられた。控訴到着は異例とも言える速さで、大統領選に支障が出ないよう、裁判を早く行おうとする関係者の意向が現れている。25日付現地紙が報じている。 ルーラ氏がサン ...
続きを読む »リオ市=最高裁メンデス判事に対し抗議行動=左派政治家や芸能人が団結し
リオ市で24日、最高裁のジウマール・メンデス判事がリオ地裁の判断を覆し、企業家の容疑者を釈放したことに関する抗議活動が、芸能人や政治家が手を組む形で行われた。25日付現地紙が報じている。 ことの発端は、リオ地裁でラヴァ・ジャット作戦を管轄するマルセロ・ブレタス判事が、リオでは「バス王」とも呼ばれる企業家のジャコブ・バラッタ・ ...
続きを読む »東西南北
議会では政治改革を審議中だが、18年の選挙に向け、ラヴァ・ジャットなどでついた汚名を返上しようとばかりに、党名変更を希望している政党が多いという。それによると、民主運動党(PMDB)が旧名でもある民主運動(MDB)、進歩党(PP)が「進歩者」、全国環境党(PEN)が「愛国者」、民主党(DEM)が「変革」もしくは「民主前線(FD ...
続きを読む »《ブラジル》コーロル氏上院議員が再び被告に=92年には大統領罷免第1号=LJでの収賄の容疑で=着服額は2900万レとも
最高裁第2小法廷は22日、元大統領のフェルナンド・コーロル上院議員に対する連邦検察庁からの告発受け入れを決めた。同上議はこれで、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)での収賄容疑などで被告となり、1992年の大統領罷免に次ぐ、不名誉な事態となった。23日付現地紙が報じている。 コーロル氏に対する容疑は、2010年から14年にかけて行わ ...
続きを読む »ベネズエラ=制憲議会が議会乗っ取る=国民は無力な野党に失望も
ベネズエラの制憲議会は18日、同国議会から立法権を奪うことを宣言した。これでマドゥーロ大統領の独裁状態が決定的になった。19~21日付伯字紙が報じている。 この決定は、同国の議会が制憲議会から提案されていた、「交渉の席に着く」ことを拒否し続けたことへの制裁処分として行われた。
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦=元PTのヴァカレッサ元下議逮捕=下院リーダー時代に収賄=ペトロブラスと米国企業の仲介で=コスタ被告関連で2作戦遂行
18日、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で二つの捜査が敢行され、ルーラ・ジウマ両政権で下院の政府リーダーも務めたカンジド・ヴァカレッサ容疑者(当時は労働者党・PT)が逮捕された。同容疑者は、ペトロブラスと企業の契約を仲介した見返りの手数料として50万ドルを受け取った疑いを持たれている。18日付現地紙サイトが報じている。 この日、 ...
続きを読む »《ブラジル》カンジド下議=「個人献金は全て匿名に」=新たなカイシャ2の危険性=「世論調査に制限を」とも
下院政治改革委員会の報告官、ヴィセンテ・カンジド下議〈労働者党・PT〉が15日に提示した改正案の内容には、隠し献金の復活や世論調査の制限などが含まれており、問題があると、16日付フォーリャ紙が報じている。 カンジド氏は以前も、「候補者は選挙前8カ月以降は逮捕されない」との提案を行って物議をかもした。この提案は、1審で実刑判決 ...
続きを読む »《ブラジル》「民主主義尊重されず」が86%=最新の意識調査で政治不信克明に=「政党よりシステムの問題」=「国民の過剰な理想」も問題か
13日付現地紙が掲載したアンケート調査の結果によると、ブラジル人の86%は「ブラジルでは民主主義が尊重されていない」と感じており、47%は「現在のブラジルの民主主義のあり方は、ブラジルにとって最良の形とは思えない」と答えていることがわかった。 これは調査団体のIPSOS社が行った、大統領選を約1年後に控えた段階でのブラジル人 ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット=元PP党首の報奨付供述供述承認=ルーラに関する疑惑にも言及か
最高裁のエジソン・ファキン判事が、進歩党(PP)元党首で元下議のペドロ・コレア被告の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を承認したことが明らかになった。9日付現地紙が報じている。 同氏のデラソンは16年3月に行われていたが、当時の最高裁報告官だったテオリ・ザヴァスキ判事が同年9月に、一部、不十分で辻褄のあわない部分があると差 ...
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