現在、大統領選真っ盛りのこの時期。連日、報道も盛り上がっている。だが、ブラジルに住む外国人(日本人)として「こんな選挙でこの国は本当に大丈夫なのか?」と正直なところコラム子は大いに不安だ▼それは、投票日まで3週間を切った現在の状態で、いまだにこの国にとって急務に思えることの議論が候補者のあいだで行なわれていないからだ▼現時点で ...
続きを読む »ラヴァ・ジャット 関連記事
《ブラジル》大統領選でハダジの支持率が急上昇=ボルソナロと直接対決の様相=両者共に拒絶率も抜群=切り崩したいアウキミンら
18日に発表されたブラジル世論調査・統計機関(イボッピ)の世論調査の結果によると、フェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)の支持率が急増しており、ジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)との一騎打ち状態となっている。他候補たちはこの状態を打破する準備に入っている。19日付現地紙が報じている。 イボッピが18日付で発表し ...
続きを読む »《ブラジル》パラナ州のベト前知事が急転釈放に=命令はまたもメンデス判事
11日に逮捕された前パラナ州知事で上院議員選に出馬していたベト・リッシャ氏が14日未明、最高裁からの命令により釈放された。15日付現地紙が報じている。 ベト氏は、パラナ州知事時代の2012~14年に行った州道の工事の入札での不正と公金横領などの嫌疑で、11日に逮捕されていた。
続きを読む »《ブラジル》トフォリ氏が最高裁長官に就任=PTとの強い関係の中
13日、最高裁長官にジアス・トフォリ氏(50)が就任した。同氏は労働者党(PT)との関係が強い判事として知られており、長官就任後の動向が注目されている。13日付現地紙が報じている。 トフォリ氏は、まだ41歳だった2009年、ルーラ大統領(当時)の指名で最高裁判事に就任した。
続きを読む »地方選・上議選で感じられない「変革の力」
前回コラム子が担当した本欄では、俗に「先の読めない大統領選」とよく言われている今年の大統領選が、果たして本当にそうなるのかどうかを「近年の全国市長選では政見放送の持ち時間でガラリと展開が変わった」という話を例に書いた。今回はもう一つ、別の角度から見てみることにしよう。今回は、大統領選と並行して行なわれる知事選・上院議員選を見て ...
続きを読む »リオ州ラヴァ・ジャット=宝石類の輸出で資金洗浄?=闇両替商の頭は今も逃亡中
4日、リオ州とバイア州で、リオ州ラヴァ・ジャット作戦の一環である、マラカタ作戦が敢行された。 4日付現地紙サイトによると、同作戦は5月に敢行され、リオ州元知事のセルジオ・カブラル氏や闇両替商の頭とされるダリオ・メッセル被告ら、計60人以上が起訴されたカンビオ・デスリゴ作戦の追跡作戦だ。今回の作戦では、リオ州で3人、バイア州で ...
続きを読む »(ルーラ)TSEで出馬無効の判断 PTは上告の構え見せる 放送ではハダジのアピールも
8月31日、高等選挙裁判所(TSE)でルーラ元大統領(労働者党・PT)の大統領選出馬資格を問う審理が行われ、6対1の大差で同氏の出馬資格を否認した。PTはなおも最高裁に上告する意向だが、出馬資格は即時停止となる。だが、PTは9月1日の大統領選の政見放送にルーラ氏の映像を乗せ、TSEに反発した。1、2日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》大統領選の政見放送いよいよスタート ボルソナロが批判の対象に シロやマリーナは政策に集中 TSEがルーラの運命左右
8月31日より統一選挙の政見放送がはじまり、1日からは大統領選候補のブロック放送もはじまる。大統領選の目玉候補の戦略を、8月31日付エスタード(E)紙が報じている。
続きを読む »サンパウロ州検察局がハダジを起訴 サンパウロ市長時代の収賄疑惑 UTC社から260万レアル? 大統領選には直接影響なしも
サンパウロ州検察局は27日、大統領選でのルーラ氏の副候補フェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)を起訴した。これは2013年にサンパウロ市市長に就任した同氏が、UTC社に選挙中の経費の未払い分を払わせたという裏金疑惑(カイシャ2)と、公共事業契約を利用した収賄容疑に関するものだ。28日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル大統領選》=ルーラに16件のクレーム=アウキミン、ボルソナロにも
15日までに出馬登録を行った大統領選候補13人の内、ルーラ(労働者党・PT)、ジェラウド・アウキミン(民主社会党・PSDB)、ジャイール・ボルソナロ(社会自由党・PSL)の3氏にクレームが出た。
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