28日、サンパウロ州知事選で現在1、2位を争っているジョアン・ドリア氏(民主社会党・PSDB)とパウロ・スカッフィ氏(民主運動・MDB)が、サンパウロ市で出馬表明を行った。29日付現地紙が報じている。 公約を守らず、サンパウロ市市長を1年3カ月で辞任したため、サンパウロ市民からの拒絶率が高くなっているドリア氏。今回も、16年 ...
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政党再編するなら、どの党から?
大統領選まで、早いものであと2ヵ月あまり。サッカーW杯も終わり、伯字紙もこの話題が中心になっている▼今回の選挙は、ラヴァ・ジャット作戦以降の政界大混乱の収束が求められる選挙と位置づけられている。だが、それが故に、まだどう転ぶかわからず国民は迷っている最中だが、それは政界も同じ。どの候補を支持し、政党連立が行なわれるかに注目が集 ...
続きを読む »《ブラジル》ルーラ氏による捜査妨害裁判結審=証拠不十分で全員が免罪に
ブラジリア連邦地裁第10小法廷のリカルド・レイテ判事が12日、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の捜査妨害の嫌疑での審理で、ルーラ元大統領らを免罪とする判決を下したと同日付現地紙サイトが報じた。 同件は2016年に、デウシジオ・ド・アマラル上議(当時)が、ペトロブラス社元理事で報奨付供述に応じる意向を示していたネストル・セルヴェロ ...
続きを読む »《ブラジル》ルーラ釈放令が法曹界に波紋=高等裁長官が当直判事批判=判事協会はモロ判事を支持
【既報関連】第4地域裁のロジェリオ・ファヴレト判事が、当直だった8日にルーラ元大統領の釈放を命じた件で生じた波紋が、法曹界中心に尾を引いている。 ファヴレト判事は8日朝、連警にルーラ氏釈放を命じたが、連警は連邦地裁でラヴァ・ジャット(LJ)裁判を担当するセルジオ・モロ判事に伺いを立てた。
続きを読む »《ブラジル》第4地域裁の当直判事が突如のルーラ釈放令=二転三転の末、収監は継続=「全ての法的手段とる」とPT=テメル外遊中に一波乱?
【既報関連】連邦第4地域裁(TRF―4)の日曜当直判事だったロジェリオ・ファブレト判事が8日午前9時ごろ、収賄と資金洗浄の罪で4月7日から収監されているルーラ元大統領に人身保護令(HC)を適用の上、釈放するよう命令した。20年来の労働者党(PT)シンパだった同判事が日曜日に〃ぬけがけ〃で出したルーラ釈放命令で、司法界は大混乱に ...
続きを読む »リオLJ=保健関連の汚職を摘発=GEの役員ら20人逮捕=医療資材の入札で水増し請求
リオ州で4日、同州ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の一環として、フィリップス・メディカル元CEO(最高経営責任者)で現在はGEヘルスケアCEOのアウリオ・スペランジニ・ジュニオル容疑者ら、20人が逮捕されたと5日付現地紙などが報じた。 今回行われたのは、同州保健局(SES)や国立外傷学研究院(Into)の資材購入時に、医療機器な ...
続きを読む »《ブラジル》かつての世界7位の資産家、バチスタ氏裁判=贈賄などで禁固30年の判決=司法取引の不成立により=カブラウ元知事にも22年8カ月
かつて一世を風靡したブラジル人企業家で、2012年には米誌フォーブスに「総資産300億ドルで、世界第7位の資産家」とも紹介されたエイケ・バチスタ氏が3日、贈賄と資金洗浄の罪で、禁固30年、罰金5500万レアルの有罪判決を受けたと、3、4日付ブラジル各紙が報じた。 判決を下したのはリオ州のラヴァ・ジャット(LJ)作戦関連訴訟の ...
続きを読む »《ブラジル》セルジオ・モロ判事=最高裁のトフォリ判事に恨み言=「モロ判事が誤り」の声も出る
【既報関連】パラナ州連邦地裁でラヴァ・ジャット作戦を担当するセルジオ・モロ判事が3日、同判事自身が6月29日に出していた、ジョゼ・ジルセウ被告への電子足輪装着義務を取り消したと、4日付現地各紙が報じた。 これは、6月29日のモロ判事の決定を、最高裁のジアス・トフォリ判事が2日に「最高裁の決定に反している」とし、取り消すように ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁のトフォリ判事、大物政治家ジルセウ被告の電子足輪装着義務を解除=連邦地裁のモロ判事の決定を覆す
ジアス・トフォリ最高裁(STF)判事は2日、連邦地裁のセルジオ・モロ判事が出していた、ジョゼ・ジルセウ元官房長官への電子足輪装着義務を取り消したと、3日付現地各紙が報じている。 ジルセウ氏は労働者党(PT)のルーラ政権時代に官房長官を務め、汚職捜査ラヴァ・ジャット(LJ)作戦の第2審で、収賄と資金洗浄、犯罪組織形成容疑により ...
続きを読む »《ブラジル》司法取引の限界と断罪=ラヴァ・ジャットや周辺捜査の行方は=グレイシ免罪で被告ら安堵=オ社供述で割れるサンパウロ州検察
14年に始まった連邦警察のラヴァ・ジャット作戦(LJ)で起訴されたグレイシ・ホフマン上議(労働者党・PT)夫妻が、6月の最高裁第2小法廷での審理で免罪された事が、LJの他の裁判にも影響しそうだ。同件で、司法取引の限界が明らかになったためで、個人や企業の報奨付供述を承認するか否かの段階でも見解が分かれていると2日付現地紙が報じた ...
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