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ラヴァ・ジャット 関連記事

《ブラジル》最高裁=ルーラ氏の異議申し立てを棄却=出馬資格と保釈問題は大法廷で

 最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事が29日、ルーラ元大統領弁護団が提出した、元大統領の保釈(軟禁)要請を大法廷で審理するというエジソン・ファキン判事の判断見直しと、この要請を第2小法廷で審理するようにとの異議申し立てを棄却した。  ファキン判事の判断は22日に下され、28日の大法廷では、検察庁の意見書が出ていないにも関 ...

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《ブラジル》J&Fの司法取引取り消しか?=社主や元検察官の起訴受け=判断は最高裁の大法廷で

ジョエズレイ氏らの司法取引無効化はテメル大統領の肩の荷を少しは軽くするか(参考映像、Cesar Itiberê/PR)

 検察庁からのJ&F社の報奨付供述(司法取引)取り消し要請の審理を、エジソン・ファキン最高裁判事が27日に最高裁大法廷に回す事にしたと27、28日付現地紙やサイトが報じた。  当時現職だった検察官が同社役員らの報奨付供述を違法に手伝い、報酬も受け取ったとされる案件だ。違法なやり方でされた報奨付供述であり、その司法取引自体を取り消 ...

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《ブラジル》ファキン判事がルーラ保釈の件を大法廷に=弁護団の重ねての抗告を受け

 【既報関連】最高裁のエジソン・ファキン判事が25日夜、ルーラ元大統領の保釈要請を大法廷に回す事を決めたと26日付現地紙が報じた。  ルーラ氏の保釈要請は26日に第2小法廷で審理される予定だった。だが、22日に第4地域裁副長官が同裁での第2審の結果を見直すようにとの要請を棄却、高等裁への特別上訴のみを認める判断を下したのを受け、 ...

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《ブラジル》ファキン判事=最高裁第2小法廷でのルーラ控訴審理を差し止める=地域裁による、高等裁判送りの決定を受け=ルーラ弁護団は異議申し立ての予定

「ルーラを自由に」のプラカードをサッカー応援中にも掲げる人々(参考画像・Ricardo Stuckert)

 大型汚職捜査ラヴァ・ジャット(LJ)作戦の最高裁(STF)での報告官、エジソン・ファキン判事が22日、4月から服役中のルーラ元大統領が提出した保釈を求める訴えを、STF第2法廷での審議予定項目から外したと23日付現地各紙が報じた。  ルーラ氏は、サンパウロ州沿岸部グアルジャー市の高級三層住宅に伴う収賄、資金洗浄の罪に問われ、今 ...

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アウキミン=サンパウロ州知事時代の側近逮捕=ロドアネルでまた不正?=今度は元交通局長ら逮捕=北側の工事担当する企業も

連警に連行される容疑者(Rovena Rosa/Agência Brasil)

 連邦警察が21日、サンパウロ大都市圏の幹線道路「ロドアネル(環状線)」の北側部分の工事での不正に関し、ジェラウド・アウキミン氏が知事時代に州交通局長や交通開発公社(Dersa)総裁などを務めたラウレンセ・カーザグランデ・ロウレンソ氏や、該当区間の工事を担当する企業役員ら計14人を逮捕したと22日付伯字紙が報じた。  今回の汚職 ...

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《ブラジル》最高裁が警察にも司法取引の権利認める=判事投票10対1の大差

被疑者と警察とのデラソンに唯一反対したファキン判事(Nelson Jr./SCO/STF/Fotos Publicas)

 ブラジル連邦最高裁(STF)大法廷が20日、従来は連邦検察庁(MPF)だけに限られていた報奨付供述(デラソン・プレミアーダ、以下「DP」)を被疑者との間で行う権利を、連邦警察や各州市警にも認める決定を下したと、21日付現地各紙が報じた。  DPは〃司法取引〃とも呼ばれ、嫌疑を認めた被疑者が、自分が知っている事実を述べ、証拠も提 ...

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《ブラジル》最高裁=グレイシ・ホフマン無罪に=証拠不十分で立証出来ず=今後のLJの審理の行方は=気になるルーラの釈放要請

PT党首就任式でのホフマン氏(右)とルーラ氏(Ricardo Stuckert)

 ブラジル最高裁第2小法廷が19日、労働者党(PT)党首で上議のグレイシ・ホフマン氏と、夫で元企画、通信相のパウロ・ベルナルド氏らに対する、2010年上議選での収賄・資金洗浄疑惑に関する審理を行い、証拠不十分で無罪とする判決を下したと20日付現地紙が報じた。  ホフマン、ベルナルド夫妻は、検察庁が2015年に提出したラヴァ・ジャ ...

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《ブラジル》10月統一選は知事選、上下両院選にも注目=女性の知事候補は全体の15%のみ=再選狙いの上議は6割以上も=問われる有権者の眼力

ロメロ・ジュカー上議(Antonio Cruz/Agencia Brasil)

 10月7日に行われる統一選。この日は大統領だけでなく、州知事、上下両院の連邦議員、州議会議員の選挙も行われる。州知事に女性候補が少ない事、再選狙いの上議の多さなど、大統領選以外でも注目される動きについて、16~18日付現地各紙が報じた。  テメル大統領の民主運動(MDB)、ジェラウド・アウキミン氏の民主社会党(PSDB)、ジャ ...

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座談会=ここが違うぞ、日伯の法律事情=改正労働法はどんな影響が出た?=ビジネスにおける倫理と文化の違い

【司会進行】 古杉征己(ブラジルの日本人弁護士) 1974年広島県生まれ。大学卒業後まもなくの2000年に渡伯。FMU大学に通い直し、2016年在学中にOAB合格。ブラジルの弁護士資格を持つ、平成の自由渡航者。人文研理事。             深沢正雪(本紙編集長) ...

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《ブラジル》最高裁が強制連行、事情聴取に違法判断=ラヴァ・ジャットにも影響=ルーラ擁護の判事らが推進=一時逮捕増加などの問題も

ジウマール・メンデス判事(Valter Campanato/Agencia Brasil)

 最高裁大法廷が14日に、ラヴァ・ジャット作戦で有名となった、連邦警察による強制連行と事情聴取(コンドゥソン・コエルシチーヴァ・以下CC)に関する判事投票を終え、5―6で違法との判断が下された。15日付現地紙が報じている。  先週から始まった投票は、労働者党(PT)とブラジル弁護士会(OAB)の訴えを受けたものだ。それによると、 ...

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