ニッケイ新聞 2007年10月16日付け ブラジル日本都道府県人会連合会(松尾治会長)主催の「第二十八回移民のふるさと巡り」が、去る九月二十七日から十月三日までの六日間で行われ、旅程約三千キロを事故もなく走り抜けた。今回は日伯ナショナル・プロジェクトの中心として、日本人とも関わりの深い、エスピリト・サント州とミナス・ジェライス ...
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日系社会記念館の建設も=ミナス州=前進始めた百周年事業=記念誌は年初に完成へ=資金集めになお課題=ルアネー法適用に期待
ニッケイ新聞 2007年10月11日付け ミナス・ジェライス州で同州日系社会の各団体からなるミナス・ジェライス日本移民百周年記念準備委員会(岡崎満子委員長)が行っている、日本移民百周年記念事業が前進し始めた。式典開催の中心になる、未完成だったミナス日系日伯文化協会(馬場直哉会長)会館の完成目途も立ち、日本庭園内の茶室建築も進展 ...
続きを読む »ヴィトリアに日本庭園を=百周年=地元日系人が実現めざし=日伯イメージした空間も=式典、日本週間も計画
ニッケイ新聞 2007年10月10日付け エスピリト・サント州のヴィトリア日系協会(松永扶男会長)は、来年の日本移民百周年に向けて数多くの記念事業を計画している。日本庭園建設に加えて、記念式典、日本文化の紹介などを行う予定だ。中でも日本庭園は、他の地域には見られないほど様々なものを設置するほか、芝生で日伯両国を象ったスペースを ...
続きを読む »英訳版『姿三四郎』出版へ=〃世界のヤマシタ〃が同意=全伯講道館有段者会=岡野会長と懇談=珍しいポ語からの翻訳=「日本人の考え方、世界に広めたい」
ニッケイ新聞 2007年10月4日付け 英訳版『姿三四郎』の出版に意気投合――。先のリオ世界柔道大会で来伯していた〃世界のヤマシタ〃こと、柔道家の山下泰裕氏(東海大学体育学部教授)がこのほど、柔道小説『姿三四郎』の英訳版を出版する方向にあることを明らかにした。山下氏は今大会中に、今月に同書のポ語版を出版する全伯講道館柔道有段者 ...
続きを読む »世界柔道選手権大会の感想=石井千秋 (上)=最近勝ち過ぎていた日本=強く感じた主審の主観
ニッケイ新聞 2007年9月27日付け 去る九月十三日から十六日にかけて、リオデジャネイロ市のオリンピック・アレーナにおいて開催された柔道世界選手権大会を観戦して感じた事を、私の独断と偏見を通して書いて見たい。 日本柔道は最近勝ちすぎた。アテネ・オリンピックで金8、銀2のメダルを獲得した。あんまり勝つと人から妬まれる。エジプ ...
続きを読む »日本で試合した雰囲気=リオ世界柔道=日本選手に有利に=トヨタ巧みなグッズくばり=イヤな顔見せない谷亮子選手=「頂点に立てる人」納得
ニッケイ新聞 2007年9月21日付け 記者席正面の応援席は赤一色、まるでここは日本―。日本女子柔道の谷亮子選手が出場し、V7を達成したリオ世界柔道最終日、試合会場はこんな雰囲気だった。 実はこの日、谷選手が所属するトヨタがオリジナルの応援グッズを日系、非日系を問わず三百人に無料配布した。その一つが真っ赤な半被。大きめのサイ ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2007年9月21日付け 日本で著名な医師、日野原重明さん(95)が来年来伯し、憩いの園で講演することが決定しているという。九十五歳で現役の医者として活動しているというから驚きだ。その他にも、テニスなど活発的に活動しているとか。以前マスコミのインタビューに対して「健康のためにエレベーターを使用しません」とコメント ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2007年9月20日付け 日本の柔道関係者には怒られるかもしれないが、外国に旅立った〃子供〃の成長を温かく見守る視線があってもいい。リオの世界選手権では「国際ルール」と、日本が考える「本当の柔道」のズレが目立ち、それを単純に擁護する日本マスコミの論調が気になった▼国際柔道連盟に加盟するのは約二百カ国におよび、今回 ...
続きを読む »リオの世界選手権大会終わる=変る柔道のあり方=流れ「とにかく勝てばいい」=日本「正々堂々でありたい」=すでに195カ国に普及
ニッケイ新聞 2007年9月19日付け 「どっちが先に投げたかが日本柔道の基本。今の世界の基準では、どちらが先に落ちたかが判断基準になっている」――。リオの世界柔道選手権大会で、日本柔道団の山下泰裕氏(ロサンゼルス五輪金)に、予選二回戦で敗退した日本代表の鈴木桂治選手について尋ねると、残念そうにこう口にした。今回、記者が日本や ...
続きを読む »世界柔道選手権=金3つで大躍進のブラジル柔道=日本の技術とドイツ式訓練=文化混交の成果との説も=谷亮子=史上最多7度目優勝
ニッケイ新聞 2007年9月18日付け 【リオ発=池田泰久記者】リオで開催された第二十五回世界柔道選手権で、男女を通じて同選手権史上最多の七度目の優勝を飾った谷亮子選手など、最終日に三個の金メダル攻勢でかろうじて国別メダル数で一位になり、〃本家〃の面目を守った日本。だが、北京五輪を翌年に控えた段階での成績としては、まったく期待 ...
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