大統領選挙への正式候補を公認する各政党の党大会は5日で打ち切られたが、党大会では服役中のルーラ元大統領を大統領候補とすることだけを決めていた労働者党(PT)が5日、ルーラ氏の出馬断念時に備えて、副候補に元サンパウロ市市長のフェルナンド・ハダジ氏を据えた。また、シロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)やジャイール・ボルソナロ氏(社会 ...
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東西南北
5日で大統領選挙の候補を選出、公認するための党大会が終わり、この時点で13人の出馬が決まった。今年前半に噂されていた人数よりだいぶ淘汰されたが、それでも1994年の大統領選以降で最も候補者が多い。本面で報じたマヌエラ・ダヴィラ氏は大統領選出馬を取り下げたため、大統領選の女性候補は2人で副候補が4人(マヌエラ氏がハダジ氏の副にな ...
続きを読む »東西南北
2日、サンパウロ市南部のヴィラ・クレメンチーノにあるサンパウロ連邦大学付属病院に強盗が入り、高額治療薬が盗まれた。事件発生はこの日の午前7時ごろで、6人組(うち4人が武装)の強盗団が同病院に押し入り、警備員と職員4人の手を縄で縛った上で、高価な薬品ばかりを12の黒いゴミ袋と13の箱の中に詰めこむと、白いバンに積込んで逃げ去った ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選=PTがPSBに支援約束=「シロつぶし」が目的=左派の間で仁義なき戦い=PE州やMG州でかけひき
労働社党(PT)が1日、4州でのブラジル社会党(PSB)支援と引き換えに、PSBから大統領選では中立を保つとの約束をとりつけた。これは、世論調査で上位につけているシロ・ゴメス氏(PDT)から連立政党を奪い、孤立させるための作戦であると2日付現地紙が報じている。 大統領選の世論調査での支持率1位は現在服役中のルーラ氏だが、彼が ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選出馬候補次々に公認=アルヴァロやマヌエラなど
大統領選の候補者を公認するための党大会の締切(5日)を前に、1日、2日も、3人の大統領候補が正式に公認された。2日付現地紙が報じている。 1日には、現在、世論調査の支持率で6番目のアルヴァロ・ジアス氏(ポデモス)が出馬を正式表明した。同日は、パウロ・ラベロ・デ・カストロ氏の出馬を断念したキリスト教社会党(PSC)と共和進歩党 ...
続きを読む »「ジウマ罷免」に傷をつけないためにも
7月31日、エーリオ・ビクード弁護士が亡くなった。2016年のジウマ前大統領の罷免請求を作成した主要弁護士だ▼コラム子自身もそうだったが、あのジウマ氏の罷免はあくまで「腐敗権力の打破」であったことを望んでいる。キャンペーンで対抗馬に卑劣な言葉ばかりを吐き、選挙当初から不正が疑われるような状態で当選し、二期目の政権がはじまってみ ...
続きを読む »大耳小耳
俳誌『蜂鳥』(富重久子発行人)342号が4月に刊行された。《母の日やスマホ動画に孫の顔》(山岡秋雄)からは、動画を見て嬉しいことは嬉しいが、「本当は実際に会いに来て欲しい」という願いが込められているのでは。《パモンニャや確と受け継ぐ姑の味》(藤井美智子)も興味深い。姑から受け継いだ〃家庭の味〃が日本食でなく、ブラジル食のパモン ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選=左翼でも連立模索の動き=4党の幹部が会合開く=マリーナはPVと連立か=地方選などでも協力へ
大統領選に向け、これまでまとまっていなかった左翼政党が協力体制を見せはじめた。また、これまでは具体的な動きの見えなかったマリーナ・シウヴァ氏(REDE)も、連立に向けて動きはじめている。1日付現地紙が報じている。 大統領選では各政党が候補を出しているためにまとまりが見られなかった左派だが、7月31日に、ブラジル社会党(PSB ...
続きを読む »《ブラジル》ビクード弁護士が死去=ジウマ大統領罷免の立役者
ジウマ前大統領の罷免請求の文書を作成したことでも知られる、元労働者党(PT)の政治家で弁護士のエリオ・ビクード氏が7月31日に亡くなった。同日付現地紙サイトが報じている。 1922年に大サンパウロ市圏のモジ・ダス・クルーゼス市で生まれたビクード氏は、サンパウロ総合大学で法学を学び、サンパウロ州法務局長などをつとめた。軍政時代 ...
続きを読む »《サンパウロ州》知事選最有力2候補が出馬表明=ドリアは反ルーラ訴える=スカッフィはテメルに触れず=予想される16年ぶりの接戦
28日、サンパウロ州知事選で現在1、2位を争っているジョアン・ドリア氏(民主社会党・PSDB)とパウロ・スカッフィ氏(民主運動・MDB)が、サンパウロ市で出馬表明を行った。29日付現地紙が報じている。 公約を守らず、サンパウロ市市長を1年3カ月で辞任したため、サンパウロ市民からの拒絶率が高くなっているドリア氏。今回も、16年 ...
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