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ルーラ 関連記事

《ブラジル》大統領選=福音派支持頼みの候補者たち=今や国民の3分の1弱の勢力=指導者の一声で逆転狙う=ボルソナロも宗教票狙い

下院での福音派議員たち(Lula Marques/Agência PT)

 10月の大統領選を前に、「隠れた大票田」と目され始めている福音派の支持を巡る動きが活発化。特に、現時点での支持率が高くない候補者らが、福音派の信者を後ろ盾として逆転を狙っていると、4月29日付現地紙が報じている。  ブラジル世論調査・統計機関(Ibope)の調査によると、ブラジルの有権者の27%(3950万人)は福音派信者だと ...

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血の契り

昨年9月にパロッシ元財相が「血の契り」を証言している様子(Reproducao)

 「血の契り(Pacto de Sangue)」――この言葉は、今年後半を騒がすキーワードになりそうだ。  「パロッシ元財相の司法取引証言がパラナ連邦警察に承認された」と4月26日にオ・グローボ紙で報道されたのを聞き、「ラヴァ・ジャット(LJ)捜査陣の反撃が始まった」とピンときた。

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《ブラジル》パロッシが報奨付供述へ=最高裁の承認待ち取引成立=労働者党にとっては爆弾的存在

パロッシ氏が収監されているクリチバの連邦警察署(André Richter/Enviado Especial/Agência Brasil/EBC)

 労働者党(PT)政権の中核的人物で、ルーラ政権では財相、ジウマ政権では官房長官をつとめたアントニオ・パロッシ被告が26日、パラナ州連邦警察との間で報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を行うことで正式に合意した。正式な司法取引成立には最高裁による承認が必要だが、認められれば、PT政権の新たな疑惑が浮上する可能性もある。27日付現 ...

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ラヴァ・ジャットは政界を浄化しているのか?

シロ・ノゲイラPP党首(Partido Progressista PI)

 ここ数年、ブラジル政界を語るのに欠かせない話題と言えばラヴァ・ジャット作戦だ。ブラジルのみならず全世界規模で見て最大級の汚職捜査。「このラヴァ・ジャットの存在が政界の未来を明るくしてくれる」。そう信じている人は多く、国民の8割以上が捜査継続を求めている▼コラム子も捜査そのものが開始された2014年からずっと賛成しているし、長い ...

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《ブラジル最高裁》大型汚職捜査の進展を阻む裁定=オデブレヒトの供述はサンパウロ地裁に?=ルーラ元大統領を有利にするため、なりふり構わぬ弁護団

ジウマール・メンデス判事(Valter Campanato/Agencia Brasil)

 ブラジル最高裁判所第2小法廷は24日、判事投票3対2で、建設大手オデブレヒト社関係者による報奨付供述の内、ルーラ元大統領絡みの、アチバイア別荘疑惑やルーラ研究所疑惑に関する内容を、サンパウロ州連邦裁判所扱いとする事を決定したと、24、25日付現地紙・サイトが報じた。  これまでは、オデブレヒト社の供述内容は全て、ラヴァ・ジャッ ...

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それぞれの言い分と曲げてはならないもの

 ルーラ元大統領の逮捕命令が出たのは5日。サントアンドレの金属労組にこもり、支持者という人垣に守られて「連警が迎えに来るのを待つ」という6日の報道に「往生際が悪い」と呟いたら、「それは捕まって欲しい側の言い分」と言われてしまった▼5日は、ルーラ研究所前で元大統領支持者3人から暴行を受けた企業家が、トラックの荷台で頭を強打し、頭蓋 ...

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《ブラジル》大統領選=MDBがアウキミンに接近か?=テメルの支持率上がらぬ場合=サンパウロ州知事選でスカッフィ牽制=シロはハダジと左翼連立希望

24日のテメル氏(Marcos Corrêa/PR)

 10月の大統領選は候補乱立状態だが、テメル大統領の支持率が上がらない場合、民主運動(MDB)関係者が、民主社会党(PSDB)のジェラウド・アウキミン氏の支持に回る可能性が出てきていると、24日付現地紙が報じている。  MDBは10月の選挙で豊富な政見放送時間を確保しているが、同党の候補の支持率が伸び悩んでいるのが現状だ。テメル ...

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東西南北

 ダッタフォーリャが行った調査によると、ルーラ元大統領が逮捕された現在においても、労働者党(PT)が国民に最も人気のある政党で、支持率が20%あることがわかったという。PTは1999年以来、国内で最も支持されている政党だ。ジウマ前大統領の罷免騒動の際はその人気が9%に落ち込んでいた時期もあったが、現在はまた盛り返してきているとい ...

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ブラジル大統領選=出馬候補に160件の裁判沙汰=収賄や名誉毀損まで様々=1位は70超のシロ・ゴメス=ほとんどが疑惑を否定

シロ・ゴメス氏(左)とルーラ元大統領(右)(Ricardo Stuckert/Instituto Lula)

 【既報関連】今年10月の大統領選へ出馬する可能性がある20人の政治家の内、少なくとも15人が関わっている係争案件や捜査、告発の件数は計160件を超していると、22日付現地紙が報じた。  15人への嫌疑は、大型汚職捜査ラヴァ・ジャット(LJ)作戦などに関連する収賄から、交通違反や暴言による名誉毀損まで千差万別。捜査の進捗具合も、 ...

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《ブラジル》バルボーザ元最高裁長官=5・15までに大統領選出馬表明=世論調査で高い支持率記録=マリーナとの連立はなし?

バルボーザ氏(Fellipe Sampaio/SCO/STF)

 ブラジル社会党(PSB)は、5月15日までに元最高裁長官のジョアキン・バルボーザ氏の大統領選への出馬表明を行いたいとしている。噂されているマリーナ・シウヴァ氏との連立は「考えていない」と同党党首は語っている。19日付現地紙が報じている。  バルボーザ氏は6日にPSBへの入党を発表したばかりだが、その翌週に行われたダッタフォーリ ...

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