ニッケイ新聞 2010年3月4日付け ヒラリー・クリントン国務長官は2日、ブラジリア空軍基地へ到着、同日夜はシャノン在伯米大使と会合と3日付けエスタード紙が報じた。3日は、ルーラ大統領やアモリン外相と会談。オバマ米政権は発足後1年余、ようやく外交の責任者をブラジルに送ることになった。伯米関係はオバマ大統領の〝カーラ〟(タフガイ ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2010年3月4日付け 2月27日未明発生のチリ地震後、伯米の対応で気になった事が一つある。28日に米国を発ったヒラリー国務長官は、2日のチリ訪問時に、衛星回線で通信できる電話25台を贈呈。一方、1日のウルグアイ大統領就任式後、チリに立ち寄ったルーラ大統領は、様々な支援は約したものの、その種の具体的行動はなかった ...
続きを読む »ルーラ大統領=被災地へ仮設病院提供=災害専門家の派遣を=火急要請は食糧、水、金に非ず=自然災害の即応知識求む
ニッケイ新聞 2010年3月3日付け ルーラ大統領は1日、外国の元首で一番乗りを果たし、巨大地震の被災地チリのバチェレ大統領を訪ねたと2日付けフォーリャ紙が報じた。両首脳はサンチアゴ空軍基地で会見、医療支援と被災地の復興協力をルーラ大統領が約した。津波による被災地の救援に、ブラジル海軍の野戦病院部隊が5日、現地へ到着する。即応 ...
続きを読む »イラン外相=「ブラジルは欧米との掛け橋」=一方的イラン封鎖を阻止
ニッケイ新聞 2010年3月3日付け イランのマヌシェル・モタキ外相は1日、「ブラジルは、イランと国際社会の間に架けられた掛替えのない貴重な橋である」と声明を発表したことを2日付けエスタード紙が報じた。 「ブラジルはクリントン米国務長官の来伯を控えており、世界中がブラジルの発言に聞き耳を立てている。ブラジルは、世界にも稀な現 ...
続きを読む »ウルグアイ=ムヒカ大統領が誕生=メルコスルの偏重を是正
ニッケイ新聞 2010年3月3日付け ウルグアイで1日、元ゲリラのホセ・ムヒカ氏が新大統領に就任と2日付けフォーリャ紙が報じた。ルーラ大統領らを迎えた就任式で、メルコスルに大国は小国を労わるような相互性を求めた。 国家の発展には、エネルギーや教育、環境、治安、投資促進政策で、野党との対話路線を強調。議会では数々の不具合を訂正 ...
続きを読む »ブラジル外交=「国際舞台の主要人物に」=イラン孤立化を防ぐ=同盟結成で大国支配脱す=ルーラに「仮面」批判も
ニッケイ新聞 2010年2月27日付け アモリン外相は25日、「ブラジルは国際政治の舞台で主要登場人物である」とコメントしたことを26日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。ブラジルの提唱で多数の同盟組織を結成、ルーラ大統領がその指揮を採っている。中南米カリブ共同体の設置案は、その典型。この筋書きを通してイランの孤立化を防ぎ ...
続きを読む »伊首相が9日来伯=バチスチ問題が保留のまま
ニッケイ新聞 2010年2月27日付け ブラジルへ政治亡命を申請し、最高裁から身柄引渡し判決を下されたバチスチ容疑者の処置について、ルーラ大統領から結論の出ないまま、イタリアのベルルスコーニ首相が3月9日、来伯と26日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。 ベルルスコーニ伊首相は、イタリアで長者番付の上位にある事業家。同首 ...
続きを読む »英国は中南米を軽視=マルビナス問題に暗雲
ニッケイ新聞 2010年2月26日付け 英外務省の報道官は24日、フォークランド(マルビナス)諸島の油田試掘で中南米諸国首脳がアルゼンチン帰属を訴えて結束したことを受けて「英国は南米の地域発展のために連帯しているのだ」と声明を発表し、ブラジルを中心とする地域団結の動きを過小評価と25日付けフォーリャ紙が報じた。 亜政府が中南 ...
続きを読む »ヒラリー米国務長官来伯は3日
ニッケイ新聞 2010年2月26日付け ヒラリー米国務長官が3月3日に来伯し、ルーラ大統領並びにアモリン外相と会見を行う事が24日に公式発表された。28日~5日の中南米訪問では、3月1日のウルグアイ大統領就任式後、チリを経てブラジル入り。公式議題は貿易や投資についてだが、オバマ大統領の来伯日程や、イラク問題、ハイチ支援なども議 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2010年2月26日付け カーニバル直前の今月10日はPT(労働者党)結党30周年の記念日だった。10月の大統領選挙をロウゼフ候補で勝ち抜くことでそれを祝いたいという。同党のカリスマ、ルーラ大統領に代表される北東ブラジル人と日本移民は歴史的に深い関係がある▼1934年に公布された二分制限法により、日本移民の入国は ...
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