3月27日にパラナ州で起きたルーラ元大統領のキャラバン・バスに対する発砲に関し、パラナ州市警が5日に鑑識結果を発表し、銃弾は近距離から撃たれたとの見解を明らかにした。6日付現地紙が報じている。 鑑識家のアントニオ・クロウスキー氏によると、銃弾はバスから極めて近い場所から放たれたという。銃弾は32口径で、かなり古くなった銃から ...
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東西南北
5日夜、ルーラ元大統領への逮捕命令が出たことで、ブラジルは6日にかけて騒然となった。ブラジルが未曾有の好景気に沸いたルーラ政権下に、このような事態を想像した人がいただろうか。労働者党(PT)はルーラ氏の逮捕に関して、「ガンジーを捕まえるようなものだ」とまで言い切り、同氏が大統領時代に数多く存在した中南米の左翼系の大統領経験者た ...
続きを読む »ルーラの処遇嘆くボリビア大統領=「大統領選に出馬させないためだ」
ボリビアのエヴォ・モラレス大統領は5日、ブラジルの最高裁が4日の審理で、2審判決で有罪となったルーラ元大統領に対して刑執行を逃れるための人身保護令を適用しなかった事に関して遺憾の意を表明した。 エヴォ大統領は、今回の決定は「(10月に行われる)大統領選にルーラ氏が再出馬するのを妨げるためだ」とし、ブラジル最高裁を批難した。
続きを読む »《ブラジル》最高裁=ルーラの人身保護令適用認めず=今月中に逮捕か、出馬も危機=判事投票は接戦の6対5=ローザ判事の見解変更で
4日に最高裁で行われた、2審で有罪判決を受けたルーラ元大統領に対して人身保護令(HC)を適用するか否かの審理は11時間にも及び、判事投票6対5という接戦の末、適用されないことが決まった。これでルーラ氏逮捕の可能性が高まり、大統領選出馬も危機に立たされた。5日付現地紙が報じている。 4日の最高裁での審理は、ラヴァ・ジャット作戦 ...
続きを読む »《ブラジル》陸軍司令官発言で国内外に大きな波紋=「軍の介入か」と疑われ
陸軍のエドゥアルド・ヴィラス・ボアス司令官が3日に軍のツイッターで行った発言が、国内外に強い波紋を投げかけている。5日付現地紙が報じている。 ヴィラス・ボアス司令官は3日、4日の最高裁での審理でルーラ元大統領への人身保護令適用が認められた場合を想定して、陸軍のツイッターで「罰を負わせないままに終わるようなことは許されないこと ...
続きを読む »東西南北
4日、最高裁でのルーラ元大統領への人身保護令適用か否かの判事投票の結果が出る前に、ジウマール・メンデス判事は最高裁を後にし、ポルトガルのリスボンへ渡航した。リスボンでのイベントはかなり前に決まっており、同判事は、初日の講演を終えた後、この審理のためだけに一時期国していた。もとはといえば、当初「2審有罪で刑執行」に賛成だった同判 ...
続きを読む »《ブラジル》「国の発展に役立つ人材育成を」=第62回パウリスタ・スポーツ賞=25人が晴れやかに受賞
ニッケイ新聞主催の『第62回パウリスタ・スポーツ賞』の贈呈式が4日、サンパウロ市議会の貴賓室で行われた。全19種目、特別賞8人を含む25氏に記念プレートとニッケイ新聞発刊の書籍が授与された。会場には過去最多の約500人もの来場者が集まり、盛大に式典が執り行われた。特別賞では将棋普及に尽力した川合昭5段に送られ、アラサツーバ時代 ...
続きを読む »最高裁判事への注目度が極めて高いブラジル
4日、多くのブラジル国民が固唾を呑んで見守った、最高裁でのルーラ大統領に対する、逮捕逃れを目的とした人身保護適用か否かの審理。この模様は最高裁から動画チャンネルのユーチューブを通じても生中継され、コラム子も含め多くの人がかじりつきとなり、ネットのニュースサイトでは最高裁判事が何か発言するたびにコメント欄がかなりのスピードで更新 ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁=ルーラ元大統領に人身保護令適用か?=検察庁長官は強く反対=陸軍司令官の発言で国が騒然=投票は2判事の時点で同点
4日、ブラジル全土が注目する中、最高裁が、ルーラ元大統領に対して2審有罪後の逮捕回避を目的とした人身保護令(HC)を適用するか否かの審理をはじめた。数日前から世論を2分するほど高い関心を持たれた審理は午後2時30分にはじまり、白熱した議論が交わされた。4日付現地紙およびサイトが報じている。 「2審で有罪後に刑執行」というのは ...
続きを読む »東西南北
4日は、最高裁がルーラ氏の人身保護令を認めるか否かを国民が固唾を呑んで見守ったが、市民としては、それに伴うマニフェスタソンも非常に気になるところ。サンパウロ市パウリスタ大通りでは3日夜も、8区間にわたって反ルーラ・デモが行われ、同大通りがごった返した。最高裁での審理の結果が判明しているはずの今日5日は、それがどちらに転ぼうが、 ...
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