ニッケイ新聞 2009年5月23日付け サウジアラビアの対伯商工会議所のサリム・シャヒン会頭は二十一日、アラブ諸国が原油で得た資金でブラジルに農地を購入し、アラブ諸国の食糧安保を期したい意向と二十二日付けエスタード紙が報じた。 ルーラ大統領は十七日、同国を元首として初訪問を行なった。大統領の招きに応じ、同国の政治家や投資家な ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
新検事総長が決まる=恒例を破る大統領推薦か
ニッケイ新聞 2009年5月21日付け 全国検事協会(ANPR)は十九日、検事総長の選出を巡って、恒例の検事による投票指名によらず、ルーラ大統領が独自に推薦する検事の起用が公算大であると表明したことを二十日付けエスタード紙が報じた。 候補には五人がおり、バストス前法相推薦のワギネル・ゴンサウヴェス氏と副検事総長のロベルト・グ ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2009年5月21日付け アルゼンチンのラプラタで、約七万レアル入りトランクを忘れた客を探して返却したタクシー運転手が、思いがけないプレゼントを受取った。トランク置き忘れ事件は四月の事だが、客からは何の返礼も無しと聞いた広告業者二人が「正直者のタクシー運転手に同額のプレゼントを」と呼びかけたところ、わずか一月で目 ...
続きを読む »ルーラ訪中=暖簾に腕押しの中国=一筋縄で行かない大市場
ニッケイ新聞 2009年5月20日付け 主要輸出先を米国から中国に切り替えたブラジルのルーラ大統領一行は十八日、中国政府に牛肉市場の開放を求めたが、再度延期となり、当面鶏肉に留まるなど、勝手の違う中国市場を見せつけられたと十九日付けエスタード紙が報じた。 ルーラ大統領と胡錦涛主席の伯中首脳会談は十九日、北京の天安門人民大会堂 ...
続きを読む »甘言で騙すブラジル流帝国主義
ニッケイ新聞 2009年5月19日付け 南米におけるブラジルの指導力は、見かけはよく容認できそうで、ルーラ大統領のパーフォーマンスも悪くないとパラグアイのアナリストが評価と十七日付けエスタード紙が報じた。しかし、上手に甘い言葉で口車に乗せ、支持票を稼ぎながら真綿で首を締めるようなブラジル流の帝国主義だと批判した。
続きを読む »ルーラ3選はお膳立て済みか=9月に国民投票へ=与党が連邦令検討中=官房長官のがん公表で
ニッケイ新聞 2009年5月19日付け 連立与党執行部は十六日、ルーラ大統領の第三期政権への続投を問う国民投票を打診する連邦令補足案(PEC)を作成済みで上程懸案中であると十七日付けフォーリャ紙が報じた。同案が議会で承認されるなら、九月に国民投票が行われ、ルーラ大統領が二〇一〇年の大統領選へ立候補できるかどうかが問われることに ...
続きを読む »大統領アラブ訪問=アラブ通商に道開く=ハンド・ブレーキが下りた
ニッケイ新聞 2009年5月19日付け ブラジル経済使節団を引率したルーラ大統領のサウジ・アラビア訪問に同行したマルコ・A・ガルシア大統領顧問は十七日、メルコスル・湾岸諸国六か国との自由貿易協定の実現を目指すブラジル国元首の初訪問であるとの声明を発表と十八日付けエスタード紙が報じた。 一行には外相と産業開発相、通信相などを同 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2009年5月16日付け このところ、サンパウロ市のフラ・フィーラのヴィラ・プルデンチ駅以降を日本型モノレールで延長させる案や、グアリューリョス空港とサンパウロ市ルス駅を結ぶ空港エクスプレスが遅れた場合の料金払い戻しなど、交通関係の報道も多い。〇八年中に五〇万台もの車が増えたサンパウロ市での三月のバス利用者は二億 ...
続きを読む »保身に走るサンパウロ市議員ら=不動産業界の献金問題で=カサビ市長らにも検察の手
ニッケイ新聞 2009年5月14日付け 〇八年のサンパウロ市議選で、ブラジル不動産協会(AIB)名義の献金を受取った二九人の市議が、十二日の市議会審議を中断させたと十三日付エスタード紙が報じた。 今週の市議会審議は麻痺との予想は十二日付同紙も報じたが、問題の市議達は議員権剥奪や四年間の立候補禁止もあり得る状況に直面している。 ...
続きを読む »新型インフル=未知の敵に油断禁物=保健相が大統領発言で警告
ニッケイ新聞 2009年5月14日付け テンポロン保健相は十二日、ルーラ大統領は「新型インフルは、いうほど怖くはないようだ」と発言したものの、政府の立場としてはまだ要警戒状態にあるとして注意を喚起したと十三日付けエスタード紙が報じた。 上院の公聴会での発言で、新型インフルの実態はまだ解明しきれておらず、早い時期に安易な予想を ...
続きを読む »