最高裁が4日にルーラ元大統領への人身保護令を審理するのを受け、3日は全国で「2審後の刑執行判決の維持」を求める集会が開かれた▼同判決は16年10月に出、刑執行の基準となった。だが、いざ元大統領が2審で有罪となり、上告審後に刑執行と言い渡されてみると、見直し圧力が高まった。ルーラ氏の存在の大きさを改めて感じさせるが、本来、「万人 ...
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《ブラジル》ルーラ裁判前に検察庁長官が見解表明=「対応の遅れは司法制度の欠陥」
ルーラ元大統領が逮捕逃れのために申請した人身保護令の審理前夜の3日、ラケル・ドッジ連邦検察庁長官が、「司法界の対応の遅れは司法制度の欠陥」との見解を表明した。 3日の検察庁高等審議会(CSMP)での発言は、「『無罪の推定(無実である可能性と上告する権利を認める事)』は世界中で認められている大切な権利であり、ブラジルでも尊重さ ...
続きを読む »《ブラジル》本日、最高裁がルーラ被告への人身保護令の適用を判断=裁判官ら5千人が刑執行署名=左翼政党は団結して逮捕反対=カギ握るローザ判事の判断
本日4日、最高裁では、第2審での有罪判決後のルーラ元大統領への人身保護令適用要請を認めるか否かの審理が行われる。それを巡り、各方面の動きが活発なものとなり、同裁判事たちに強いプレッシャーとなっている。3日付現地紙が報じている。 2日、最高裁での審理を2日前にして、裁判官や検察官約5千人の署名が最高裁に届けられた。これは、最高 ...
続きを読む »《ブラジル》ルーラ襲撃未遂事件はパラナ州市警が捜査=「殺害未遂」として重要視?=PTは検察庁の動き求める=ルーラはキャラバン終える
【既報関連】27日に起きたルーラ大統領一行を乗せたキャラバン・バス襲撃事件を受け、パラナ州市警が本格的な捜査に入りつつあると29日付現地紙が報じている。 27日にパラナ州のケダス・ド・イグアスーからラランジェイラ・ド・スルに移動する過程で、ルーラ氏一行のバス2台が銃撃を受けたことで、現在、パラナ州市警の特殊作戦実行センターの ...
続きを読む »《ブラジル》ルーラ氏のキャラバン隊銃撃=バスの車体に3発、タイヤもパンク=石や卵投げからエスカレート=大統領候補者らは暴力を批難
ブラジル南部を巡回中のルーラ元大統領のキャラバン隊が27日にパラナ州で銃撃を受け、バス2台に対し、計4発の銃弾が打ち込まれる騒ぎがあった。28日付現地紙が報じている。 キャラバン隊への銃撃は27日夜のことだった。ルーラ氏一行は、パラナ州ケダス・ド・イグアスーでのイベント後、同州のラランジェイラス・ド・スルに向かったが、銃撃は ...
続きを読む »《ブラジル》エジソン・ファキン最高裁判事=「家族が死の脅迫受けた」=最高裁は護衛の増員で対処=「いつでも連警を出す」と治安相語る
巨大汚職摘発捜査ラヴァ・ジャット作戦関連の審理で、最高裁での報告官を務めるエジソン・ファキン最高裁(STF)判事が27日、TVインタビューで、自分の家族が死の脅迫を受けていると述べた。27、28日付現地紙・サイトが報じている。 ファキン判事は同件をカルメン・ルシアSTF長官にも報告し、適切な措置を取るよう要請しているとも語っ ...
続きを読む »東西南北
28日付現地紙では、ルーラ元大統領と、最高裁でのラヴァ・ジャット作戦担当報告官のエジソン・ファキン判事の双方が脅しにあったことが報じられた。それだけ、国内の政治に関して、両極化した勢力の緊張感が高まっているということなのだろうが、当人たちの命まで脅かすような行為をとることは、自分たちの主張の価値を下げるだけでしかなくなるのでは ...
続きを読む »ネットフリックスのブラジル新ドラマが物議=前労働者党政権への痛烈な批判でジウマ前大統領も反発
世界的な動画サービス「ネットフリックス」が23日から配信をはじめた、ブラジル製作のオリジナル・ドラマ「オ・メカニズモ」の内容を巡り、政界や一般視聴者を巻き込んで大きな物議をかもしている。 この「オ・メカニズモ」は架空の世界を扱ったドラマになってはいるが、話の内容は労働者党政権時代の2014年に捜査がはじまった、ブラジル最大の ...
続きを読む »《ブラジル》本日ルーラがクリチーバへ=MBLとボルソナロ抗議か?
今日28日、大統領選に向け、南部巡りをしているルーラ元大統領が、パラナ州クリチーバに到着する。その機を狙い、保守系政治団体のブラジル自由運動(MBL)と極右大統領候補のジャイール・ボルソナロ氏支持者がデモを行う可能性が強いと、27日付現地紙が報じている。 連邦第4地域裁から収賄と資金洗浄容疑で12年1カ月の実刑判決を受けなが ...
続きを読む »ベレン=草の根協力で移動診療所=マラニョン州の癌病院に
北東伯マラニョン州サンルイス市アルデノラ・ベロ癌病院で12日、同病院を運営するアントニオ・ジョルジ・ジノ財団に対し、日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて製作された子宮頸癌予防のための移動診療所を供与する式典が開催された。 同式典にはエニデ・ジノ同財団会長、マラニョン州政府のカルロス・ルーラ保健長官、マラニョン ...
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