ニッケイ新聞 2008年10月23日付け ブッシュ米大統領は二十一日、G8の前にルーラ大統領と伯米首脳会談を行うため招いたと二十一日付けフォーリャ・サイトが報じた。会談内容は、金融危機後の経過とこれからの対策、金融市場への伯米共同介入を話し合う。 今回のG8には新興国代表も招き、金融混乱の波及防止と再発牽制へ適時適打の事後策 ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
国際労働機関=2009年解雇旋風を警告=建築と農業融資急ぐ=大統領の花道で失業の嵐?=企業家は危機を体験済み
ニッケイ新聞 2008年10月22日付け ルーラ大統領と政府の経済スタッフは二十日、雇用創出強化の協議に入ったと二十一日付けフォーリャ紙が報じた。国際労働機関(ILO)は同日、金融危機のため〇九年には二千万人の失業者が世界に溢れ、ブラジルも例外ではないと発表。金融危機が実体経済へもたらす影響は、大統領の花道ともいうべき二〇〇九 ...
続きを読む »大統領の言葉を信じて損をした
ニッケイ新聞 2008年10月18日付け ルイス・フルラン前産業開発相(現サジア経営審議会会長)は十六日、ルーラ大統領が「金融危機はブラジルの国外にあり、国内にはない」といったのを本気にして、ブラジル経済に賭けたのだと声明を発表した。サジアはブラジルと運命を共にし、投機を行ったのではないという。
続きを読む »CIATEシンポ=社会保障協定に手ごたえ=日本の厚労省関係者が報告
ニッケイ新聞 2008年10月18日付け 二国間交渉の議題にものぼっている日本とブラジルの社会保障協定の締結に向けて、政府レベルで話し合いが進んでいるようだ。このほど日本の厚生労働省や外務省などで構成する社会保障作業部会から四人の関係者が来伯、ブラジル側の部会関係者と協議し、前向きな手ごたえを得たという。 十二日にサンパウロ ...
続きを読む »預託金未還流を大統領批判=「大手銀は金を返せ」=金融機関の怠慢を怒る=中銀「正常化は徐々に」
ニッケイ新聞 2008年10月17日付け 底打ちかと思われたサンパウロ市証券取引所が十五日、また音をたてて崩れ始めたことで、ルーラ大統領は中央銀行が金融市場に還流させるため割引いた預託金一千億レアルが大手銀行で滞り、信用緩和に役立っていないと抗議、金融機関に公的資金の返還を示唆したと十六日付けエスタード紙が報じた。中央銀行は、 ...
続きを読む »アラグアイア事件=遺体探しに西技術=レーダーで証拠隠滅を解明
ニッケイ新聞 2008年10月17日付け 政府は十五日、アラグアイア地方で軍政時代に消息を絶った左翼活動家の遺体捜しで、スペインに捜索技術を求めることにしたと十六日付けエスタード紙が報じた。 ルーラ大統領が十三日、トレードでドン・キホーテ賞を授与される間、随行のヴァヌチ人権相はマドリードに留まり、同事件の解明に当たっていたガ ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年10月17日付け いったん底を売ったかに見えた金融危機は十五日、底なしの深みを見せた。米国の九月小売売上高の大幅な落ち込みが発表され、金融危機が実体経済に悪影響を与え始めたことに嫌気し、米国金融市場が暴落、サンパウロ市証券取引所に飛び火し一一%下落した。世界同時不況への不安が高まったとして十六日の東京株 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年10月17日付け ニッケイ新聞本社ビル地階と一階にあった「日伯グラフィックス」が、リベルダーデ区ファグンデス街246―B(電話=11・3208・4863)に移転した。現在、取り壊し工事が行われているため、騒音がひどく、編集部員も「大耳、小耳、塞ぎ耳」の状況。編集部に来社の方々もご了承のほどを。 ...
続きを読む »ベネズエラ=ロシアに急接近の内幕は=元中米ブラジル大使が分析
ニッケイ新聞 2008年10月16日付け ロシアとベネズエラ、そしてグルジアと三国の間に、どんな関係があるのか。その方面の関係者でなければ分からないが、エネルギー地政学の急所を握っているとルーベンス・バルボーザ元駐米大使が、真相を明かしたと十四日付けエスタード紙が報じた。 ベネズエラはロシアと軍事同盟を締結し、大西洋における ...
続きを読む »中銀の資金投入1000億R超える=流通量不足に対処=ドル高騰抑制の為替対策=最悪なら銀行国営化も
ニッケイ新聞 2008年10月15日付け 中央銀行は十三日、銀行預託金のさらなる軽減などにより資金流通量を増加させる意向と十四日付けエスタード紙が報じた。これで一カ月間に四回目の金融対策案発令で、市場への資金投入総額は一千五十七億レアルとなった。一方、ドル通貨の高騰は少なくとも二百社に損害をもたらし、政府の懸念となった。EU各 ...
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