ニッケイ新聞 2008年3月6日付け 最高裁は四日、幹細胞の医療研究または人間以外の幹細胞利用の容認を巡って合法性を審議した。しかし、結論に至らなかったことでルーラ大統領は「人類は、人間生命を救う医療の研究を無視することはできない。個人的には幹細胞の研究継続を支持する」と述べた。検察庁の見解では、連邦令が幹細胞を一人の生命と見 ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
コレイア大統領来伯=対コロンビア戦のブラジル支持で
ニッケイ新聞 2008年3月6日付け エクアドルのコレイア大統領は四日夜、臥薪嘗胆の思いからコロンビアに一戦を報いるため、ルーラ大統領の支持取り付けに来訪した。コレイア大統領は国際社会の支援を得るためペルーからブラジルへ入り、ベネズエラ、パナマ、ニカラグアも歴訪する。 エクアドルは、対コロンビア紛争で平和的解決が無理だという ...
続きを読む »OAS米州機構=コ・エ紛争で緊急会議召集=エ国国交を断絶へ=ブラジル、問題解決で仲介の労を=南米の背後で暗躍する米機関
ニッケイ新聞 2008年3月5日付け アモリン外相は三日、コロンビア軍によるエクアドルの領土侵犯を非難すべきことだと声明を発表した旨四日付けエスタード紙が報じた。Farc(コロンビア解放前線)のナンバー・ツー、レジェス氏殺害のためコロンビア軍が隣国領内へ侵入したことを南米各国も非難した。エクアドル政府は、コロンビアと国交を断絶 ...
続きを読む »最高裁告訴に怒る=大統領「判事は政治に口出すな」
ニッケイ新聞 2008年3月1日付け ルーラ大統領の「市民圏プログラム」で始まった村おこしは、地方選挙の年に行われることで選挙法に抵触すると、野党のPSDB(社会民主党)とDEM(民主党)が最高裁へ告訴の意向を明らかにした。 東北伯を遊説中の大統領は「野党は政権にあったときは無為無策であったのに、野に下ったら国民が切望してい ...
続きを読む »大統領が村おこし=生活扶助の次は自立援助を
ニッケイ新聞 2008年2月27日付け 地方選を八カ月後に控えルーラ大統領は二十五日、農村部や低所得層の多い過疎地向け「生活改善プロジェクト」として百十三億レアルを投じる構想を発表した。農村電化運動として、さらに二百万世帯に電灯を点す計画だ。 大統領は国民の生活をつぶさに観察し、首都で過ごす時間を減らし地方遊説をひんぱんに行 ...
続きを読む »ルーラ大統領の後継者候補六人出揃う
ニッケイ新聞 2008年2月27日付け ルーラ大統領は二〇一〇年の大統領選に向けて後継者としてPT(労働者党)から六人を絞り、品定めを始めた。テストは全国遊説に同伴し、政府弁護で立ち居振舞いを試すらしい。 絞ったのは、ロウセフ官房長官とアナニアス社会開発相、スプリシ観光相、ジェンロ法相、ゴーメス下議、ジョビン国防相。ジルセウ ...
続きを読む »伯亜両国が核開発協定を=米政府、真意を懸念=エネルギーは南米の構造問題=大統領「ボリビア依存に決別」
ニッケイ新聞 2008年2月26日付け ルーラ大統領とキルチネル亜大統領は二十二日、亜大統領官邸カーザ・ロザーダで濃縮ウランを生産する伯亜合弁企業を設立することで合意し、文書を交したと二十三日付けフォーリャ紙が報じた。合意文書はウラン用の高性能遠心分離機を開発し、伯亜両国が直面する電力問題の解決に供する。同文書には、戦略目的の ...
続きを読む »ルーラ大統領=カストロは唯一の生ける伝説=前首相辞任を惜しむ=キューバ政治は国民の手に=新時代を模索する過渡期へ
ニッケイ新聞 2008年2月21日付け ルーラ大統領は十九日、キューバのカストロ前首相辞任に寄せて「人類の歴史のなかで唯一の生ける伝説として語り継がれる」と述べ、感極まる慟哭を押えることができなかった。大統領は労働運動に挺身した時代、同前首相の薫陶を受け、じゅくじたるものがあるようだ。これからのキューバ政治は、キューバ国民の手 ...
続きを読む »センサス調査=ルーラ評価は上々=好調経済と雇用が追い風に
ニッケイ新聞 2008年2月20日付け CNT/Sensus調査会社は十八日、コーポレート・カードの醜聞で揺さぶられたに関わらず、ルーラ政権の評価が五二・七%と好評であると発表した。内容は一五・二%が最良、三七・五%が良。大統領は、二〇一〇年にもこのように評価されることを願うと述べた。 ルーラ大統領は、パニックが浸透しない防 ...
続きを読む »牛肉輸出はEU指定の三百牧場で決着
ニッケイ新聞 2008年2月20日付け EU向け牛肉輸出の再開を目指しステファネス農相は十七日、ブラジル代表がEU指定の三百牧場案を呑んだことを明らかにした。農相は、交渉再開の道が開かれたとし、将来は五千牧場の指定を目指すという。 三百牧場だけの牛では、コンテナー一杯にも足りない数量である。ルーラ大統領は、「EUは狂牛病の問 ...
続きを読む »