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ルーラ 関連記事

2審有罪のルーラ被告=今年の大統領選に強行出馬表明=フィッシャ・リンパ法の隙間かいくぐり=今後次々に降りかかる訴訟

TRF4のジェブラン・ネット報告官(Sylvio Sirangelo/TRF4)

 サンパウロ州グアルジャーの高級三層住宅を介した収賄と資金洗浄の第2審裁判が24日、南大河州ポルト・アレグレの第4地域裁(TRF4)で行なわれ、ルーラ元大統領は1審よりも重い、禁錮12年1カ月の判決を受けた。それにも関わらず、ルーラ氏ならびに労働者党(PT)は、同裁や上級裁判所に「判決不服」の申し立てをしてフィッシャ・リンパ法の ...

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ルーラ被告=「どうしたら逮捕を免れるか?」=地域裁の判事は2審終了での執行を支持=急がれる最高裁での判断

23日のルーラ氏とジウマ前大統領(Ricardo Stuckert)

 24日のルーラ元大統領の第2審有罪判決を受け、刑の執行をどの時期にするのかの判断を最高裁が求められていると、25、26日付現地紙が報じている。  16年10月に最高裁は、刑執行時期の問題の審理で「2審目で有罪判決が出た時点から」という判断を下していた。それに素直に従うなら、ルーラ氏は今判決を受けて刑執行(逮捕)がなされることに ...

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東西南北

 24日のルーラ元大統領の2審目有罪は国際的にも大ニュースとなった。ただ、報じ方のニュアンスで多少違いが出ている。米国紙は概ね、「政治生命の終わり」や大統領選出馬の危機といった報道が目立っているが、南米やスペインの新聞などでは、今後の控訴の可能性や中南米における左翼の動揺などについての報道が目立っていた。ブラジルでの報道に対して ...

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どうなる?! 大統領選挙=ルーラ有罪で政局はどう動く=親ガメこければ小ガメも?=橘かおる

「ルーラの替え玉」とも噂されるアダジ元聖市長(By Henrique Boney, via Wikimedia Commons)

 ルーラ元大統領に二審裁判所(TRF―4)から有罪の判決が下りました。この審判は政治関係者だけでなく、全国民が注目していました。そこで、3裁判官全員一致で一審(クリチバ)の判決よりも重い12年1カ月の刑が下されたので、「やっぱりブラジルの裁判所は正しい判断をしてくれた」と多くの人たちは賛同の拍手を送りました。さて、この判決を受け ...

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ルーラ裁判=全員一致、第2審で有罪確定=量刑延長9年から12年に=「彼の犯罪であることは明白」と判事

24日のTRF4(Sylvio Sirangelo/TRF4)

 24日、リオ・グランデ・ド・スウ州ポルト・アレグレの第4地域裁(TRF4)で行なわれたルーラ元大統領(労働者党・PT)の罪を問う第2審裁判で、昨年7月のパラナ州連邦地裁に続いて有罪判決が下った。3判事全員が有罪を支持した。フィッシャ・リンパ法上ではルーラ氏は大統領選に立候補できないが、控訴・上告を重ねて出馬の道を探ることになり ...

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ルーラ裁判=ブラジル全土で大規模支持デモ発生=あくまで潔白を主張する本人=有罪判決に落胆、立ち去る人も

サンベルナルド・ド・カンポ市で、支持者に囲まれるルーラ被告(中央・Ricardo Stuckert)

 【既報関連】ブラジル国民の目がリオ・グランデ・ド・スール州都ポルト・アレグレに注がれた24日、ルーラ被告を支持する団体が、ブラジル全土でデモを行ったと24日付現地各紙・サイトが報じた。  ルーラ被告は労働者党(PT)や労組など、左派のカリスマ的存在だ。そんな左派が底力を発揮し、判決前日23日と当日24日の動員数は、反ルーラ派を ...

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東西南北

 24日は、ある種の異様な興奮に包まれていた。現地紙はいずれの新聞も一昨日のルーラ氏の抗議集会と同じ写真を表紙に使用し、国民の多くが朝からテレビとネットに釘付けになり、ルーラ氏の第4連邦地域裁での裁判を、固唾を飲んで見守っていた。近年で似た状況になった日と言えば、16年4月17日のジウマ前大統領の下院での罷免投票があった。だがル ...

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《ブラジル》ルーラ元大統領=24日に運命の第2審判決=第4地域裁周囲は軍が警備=支持者続々とポルト・アレグレに集結

判決当日の警備体制に関する記者会見(Porto Alegre, RS – 22/1/2018, Foto: Paula Maia/Divulgação PMPA)

 24日、ルーラ元大統領に関する収賄や資金洗浄の第2審判決が、リオ・グランデ・ド・スウ州ポルト・アレグレの連邦第4地域裁〈TRF4〉で出る予定だ。ルーラ氏は前日23日に現地入りし、TRF4の周囲は軍隊による厳戒態勢が敷かれている。23日付現地紙が報じている。  ルーラ氏は22日、サンパウロ市のルーラ研究所で行なわれた労働組合との ...

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東西南北

 本日24日は、ブラジル史上に残る運命の日になるかも。ルーラ元大統領の大統領選出馬がかかった判決の日だからだ。もし、これで立候補できないとなると、汚職政治家を取り締まることに寛容だったブラジルにとって画期的な出来事にもなる。だが、そのフィッシャ・リンパ法を連邦議会で通過させた際の大統領が当のルーラ氏というのがなんとも皮肉だ。もっ ...

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迫る運命の1・24=ルーラ元大統領、第2審敗訴でも立候補可能?!=幾通りもある控訴や上告手段=当選後に有罪なら選挙やり直し

ルーラ氏(Ricardo Stuckert)

 明日24日、リオ・グランデ・ド・スール州ポルト・アレグレの第4地域裁(TRF4)でルーラ元大統領の収賄容疑での第2審裁判が行なわれる。第1審判決でモーロ判事が9年6カ月の刑を宣告したのを受けて、控訴されていた。その判決次第では様々な上告のやり方があり、ルーラ氏の大統領選出馬は色々なケースで可能だと、21日付現地紙が報じている。 ...

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