2007年8月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】最高裁のレワンドウスキー判事は七日、ソウザ検事総長の要請に応じ、カリェイロス上院議長(ブラジル民主運動党=PMDB)の銀行口座と資産明細の守秘開示を許可した。これは国税庁と中央銀行が二〇〇〇年以降の同議長の資産の推移を解明するものである。同議長は最高裁審理の他に上院倫 ...
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ルーラ大統領=メキシコを訪問=通商促進の思惑外れ=安保理入りも肩透かし
2007年8月8日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】中南米諸国を歴訪中のルーラ大統領は六日、最初の訪問国であるメキシコに到着した。大統領の今回の歴訪の目的は、中米諸国との外交ルートによる通商および技術提携などの二カ国間条約の締結が前提となっている。特に訪問初日のメキシコでは具体的な煮詰めを行い、他国からの関心を深めると ...
続きを読む »「気にせず放っとけ」=ブラジル人にいつか回るツケ
2007年8月8日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙七月十九日】コンゴーニャス空港の惨事は、一体どんな教訓を与えたのか。ブラジル人気質は、他人のことには無頓着である。ヒットしたゼッカ・パゴジーニョの歌謡曲が、よく核心を突いている。「物事は気にせず、放っておけ。人生は、流したり流されたりするものサ」という。 ブラジルには、社 ...
続きを読む »東西南北
2007年8月7日付け メキシコ紙エル・ウニベルサルは、「必要不可欠な同盟」と題し、ルーラ大統領の訪墨を一面トップで報じた。エネルギー協力で南北米大陸は壁が不要だが、然るに道路やガス・パイプライン、送電線などで壁を設けていると批判。AP通信は、ルーラ大統領が中米諸国へ「根回しの旅」と。いっぽうチャベス大統領が、ブラジルを包囲す ...
続きを読む »先進国は「負け組」?=グロバリゼーションの功罪
2007年8月4日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙七月三十日】世界の開発途上国の国民の大半は、グロバリゼーションの影響で五年前に比べて生活が改善されて満足している。しかしいっぽうで、先進国の国民は購買力が低下したことで一抹の不安を抱いている。ワシントンに本社を置くピュー・リサーチ・センターが四月半ばから五月の初めにかけて四 ...
続きを読む »巨大電信電話会社設立へ=外資の勢力拡大に対抗=OIと伯テレコムを合併
2007年8月3日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】政府は国内で巨大電信電話会社を立ち上げるための第一歩を踏み出した。現存のOI(前テレマール)とブラジル・テレコムを合併させ、ブラジル資本によるマンモス企業とするのが狙い。この企業はあくまで民間主導で経営されるが、企業の基本方針などの決定に政府が発言力を有するのが特徴。 ...
続きを読む »東西南北
2007年8月3日付け 米国からブラック・ボックス報告書が送付された。法相の娘ルシアナ・ジェンロ下議(自由社会党=PSOL)が、通訳に指名されていった。 ル「英語が解せない皆さんは、ET(宇宙人)です。航空トラブルCPI(議会調査委員会)は、道化者CPIだと空軍が冷笑しています。海外報告は国際語で録音されていますから、皆さん登 ...
続きを読む »東西南北
2007年8月2日付け アントニオ・C・マガリャンエス上議ありし日の上院。サルネイ上議と二人は北東部のボスで盟友だが、二人の論争は絶えることがなかった。 ア「黙って、オレの言うことを聞け。オレにお説教は無駄だヨ。オレはバイア州で大勢の支持者から尊敬されているんだ」 サ「オマエさんに性分があるように、オレにもある。だがオレのほう ...
続きを読む »核廃絶運動の高校生ら=日本祭りで1万人署名達成――日本から森さん駆けつける
2007年8月2日付け 【既報関連】ブラジル原爆被爆者協会(森田隆会長)は、去る七月二十三日、長崎県の市民団体「長崎平和大集会実行委員会」から贈られた賞状とメダルを高校生平和大使たちに伝達した。核兵器廃絶と世界の平和を願う長崎・広島・日本の声を世界に届けることを目的とした、高校生らに贈られた賞状、メダルである。 伝達式には高 ...
続きを読む »実業のブラジル=7月号が発売
2007年8月2日付け 月刊経済専門誌「実業のブラジル七月号」がこのほど実業のブラジル社から発売された。 七月号の巻頭特集は「二年は続くレアル高」、その他、高木登氏による「メルコスールとベネズエラ」、同氏による「増加するアルコール投資」、「新簡易税制の実施へ」、「ルーラ第二期政権の工業政策」など。 各日系書店で販売中。問い ...
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