5日、大統領選の世論調査で支持率2位の極右政治家、ジャイール・ボルソナロ下議が社会自由党(PSL)に移籍することが正式に決まった。だが、7日には、クリーンであることを主張する同氏に資産倍増スキャンダルが報じられるなど、同氏にとって、大統領選の年は波乱含みのはじまりとなった。6、7日付現地紙が報じている。 元軍人のボルソナロ氏 ...
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《ブラジル》国民の56%が死刑を支持=過去10年で急増の傾向も
最新の世論調査で、ブラジル国民の過半数が死刑を法的に認めることに賛成しており、その割合が過去最高を記録したことがわかったと、8日付現地紙が報じている。 ブラジルでは、死刑は憲法第47条第5項において禁止されており、最後に行われた死刑の記録は、19世紀までさかのぼらないとない。 だが、11月にダッタフォーリャが行った調査では ...
続きを読む »東西南北
ようやく所属政党が決まったばかりのジャイール・ボルソナロ氏だが、そこに早くも不動産疑惑が浮上した。同氏の熱狂的なネット上での支持者たちはこれに対し、「マスコミが罠に陥れようとしている」などと反論している。いみじくもその反応の仕方が、同氏が仮想敵にしているルーラ氏の支持者と同様な言い草というのは皮肉だ。ボルソナロ氏の場合、今後、 ...
続きを読む »シコ・ブアルキ公演でルーラ元大統領への声援=24日の裁判へのエール
ブラジル音楽界の大御所、シコ・ブアルキ(73)が4日、リオで行われたコンサート終盤で、今年の大統領選出馬の命運のかかる裁判を24日に抱えているルーラ元大統領へエールを送る見せ場を作った。 シコは現在、昨年に11月ぶりに発表したアルバム「カラヴァナス」に伴うツアーを行っている最中だ。 4日のコンサートは彼の地元でもあるリオ市 ...
続きを読む »《ブラジル》ポルト・アレグレ市長がルーラ裁判の日に陸軍依頼=予想される抗議行動対策=国内外で大注目の第2審=国防相は現時点で消極的
リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市の連邦第4地域裁(TRF4)では、24日に、サンパウロ州グアルジャーの高級三層住宅に関連した、ルーラ元大統領(労働者党・PT)の収賄や資金洗浄疑惑に対する第2審が行われる。ルーラ氏は裁判に出席する意向を表明済みで、当日は大量の支持者が同市に集まると見られるため、同市市長が4日、テメル ...
続きを読む »《ブラジル》新労働相にクリスチアーネ氏=メンサロン服役の父は感涙=縁故指名は否定も物議=当初の候補者はサルネイが拒否?
テメル大統領が3日、新しい労働相に、メンサロン事件の暴露者で、同事件で有罪となって服役したことでも知られるブラジル労働党(PTB)党首ロベルト・ジェフェルソン氏の娘のクリスチアーネ・ブラジル下議を指名し、物議を醸している。4日付現地紙が報じている。 今回の人事は、前任のロナウド・ノゲイラ氏(PTB)が今年の統一選挙に何らかの ...
続きを読む »「ルーラは第2のマンデラ」か?
今月24日から、南大河州ポルト・アレグレにある連邦第4地域裁(TRF4)で、ルーラ元大統領の収賄疑惑の裁判が行なわれる。同氏にとって2審目のこの裁判で1審どおり有罪となれば、フィッシャ・リンパ法適用により、10月の大統領選に出馬できなくなる▼だが、仮に有罪判決が出たところで、すぐにルーラ氏の出馬がとりやめになり、監獄に入ること ...
続きを読む »《ブラジル》カルドーゾ元大統領=「中道をまとめることが必要」=アウキミン知事に注文=避けたい大統領選二極化=ルーラに対して厳しい見解も
カルドーゾ元大統領(在職1995~2002年)が2日付エスタード紙で10月の大統領選の展望について語る中、同氏所属の民主社会党(PSDB)の有力候補であるジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事に注文をつけると共に、長年のライバルで復活当選を目指すルーラ元大統領(労働者党・PT)についての言及などを行っている。 カルドーゾ氏 ...
続きを読む »新年は「最終決戦の年」=LJの今後はいかに?=選挙の結果で左右される捜査=試される国民の理性や倫理
2014年3月17日に始まった連邦警察のラヴァ・ジャット作戦(LJ)も、4回目の年越しとなった。パラナ州クリチバでの捜査はその前に始まっており、5年越しの汚職摘発となる。 16、17年の動向は? 2016年は、最高裁のテオリ・ザヴァスキ判事が急逝し、後任のLJ報告官にエジソン・ファキン判事が選ばれた。クリチバ地裁のセルジオ・ ...
続きを読む »ブラジル社会面座談会=ざっくばらんに行こう!=大統領選挙の勝敗を占う=独断と偏見でズバリ!勝者はだれか=サッカーW杯との深い関係?
2018年は大統領選挙の年――。独断と偏見による激論で、ブラジル社会翻訳面記者と編集長が紙上座談会でズバリ勝敗を占った。ラヴァ・ジャット作戦が進展する中で、2015年末にはジウマ大統領の罷免審議がエドゥアルド・クーニャ下院議長(当時)によって始められ、2016年8月には罷免が決まり、テメル大統領が就任。その後は当のクーニャ議長 ...
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