2007年5月8日付け 「メウ・ノーメ・エイ・エネイアス」で話題を提供したエネイアス・カルネイロ下議が、白血病で逝去した。(六十八歳。下院は半旗を掲げ追悼の意を表した。「ブラジルも世界から一目置かれるために原爆をつくれ」「高齢者にヴァイアグラを無料配布せよ」など下院で提議したが、どれも否決された。 ◎ 基本金利と比 ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
住宅建設で経済活性化=FGTSを活用=融資金利引下げ、対象拡大=発案はルーラ大統領
2007年5月5日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】住宅建設で経済活性化計画(PAC)を推進するため、勤続年限保障基金(FGTS)管財委員会は三日、世帯所得が三九〇〇レアルから四九〇〇レアルまでのクラス向け住宅ローンの年利を、八%から六・五%へ引き下げることにした。これまで住宅ローンの八五%は、世帯所得一九〇〇レアル以 ...
続きを読む »エイズ治療薬専売特許を廃止=後発医薬品輸入で経費削減
2007年5月5日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙四日】保健省の勧告に従い、ルーラ大統領はエイズ治療薬(Efavirenz)の強制許可の承認を決断した。強制許可は既製医薬品の専売特許廃止と、国内生産及び後発医薬品の輸入の道を開くもので、四日正午にも大統領府で発表される予定。ブラジルの強制許可は今回が初めて。 同治療薬は公 ...
続きを読む »東西南北
2007年5月5日付け サンパウロ市で六月四日にエタノール精製業者主催のエタノール・サミットが開催、ジョージ・ソロス氏が招かれる。サミットはルーラ大統領が開会の辞を述べ、カルドーゾ元大統領が議長を務める。ソロス氏はエタノールの今後の動向を語る。関心事は、十年続いたエタノール景気があと何年続くかである。 ◎ 航空管制 ...
続きを読む »アル中撲滅対策を発令=3年目に陽の目見た腹案
2007年5月5日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙四月二十五日】政府は二十四日、アルコール飲料に関する国家政策案を大統領令として発令することを明らかにした。アルコール依存症つまりアル中(アルコール中毒)の撲滅を狙いとしたもの。 アル中撲滅はルーラ大統領のかねてからの腹案で、第一次政権の発足した二〇〇三年に省間委員会を設置 ...
続きを読む »労組と政府の共闘宣言=メーデー=批判なく平穏に幕=不満があるなら直談判=労相と下院議長出席
2007年5月3日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】二〇〇七年のメーデー大会は一日、中央統一労組(CUT)とフォルサ・シンジカル(全労協)の音頭でルーラ政権との蜜月時代を宣言して閉幕した。集会は二カ所で開催されてそれぞれ一〇〇万人を集め、ルッピ労相とキナリア下院議長も出席し、政府批判はなく平穏に終了した。大統領の地元サ ...
続きを読む »東西南北
2007年5月1日付け ルーラ大統領はチリのラ・モネーダ宮でバチェレ女性大統領と会見、カメラマンからフラッシュの嵐を浴びた。 ル「私のモテモテ振りには、驚いたでしょう」 バ「この間の歓迎振りはもっと凄かったのヨ。私驚いちゃったワ」 ル「それは、どこの大統領が来たときかネ」 バ「大統領ではなく、人気歌手を招いたのヨ」 ...
続きを読む »官房室、環境省改革を始動=環境基準に柔軟性=エネルギー確保は最優先事項=「なますは吹かない」
2007年4月28日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】官房室は二十六日、水力発電所などの建設許可基準を制定した環境審議会(CONAMA)決議二三七/九七号の見直しを行い、環境省改革を始動させた。同決議の見直しにより、ロンドニア州マデイラ河流域開発が合法的に許可される基準に融通性を持たせ、戦略的理由や例外などの項を設 ...
続きを読む »「警備PAC」を実施へ=治安強化の一環として=警備従事者の待遇改善
2007年4月28日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】政府は先に発表した経済活性化計画(PAC)に引き続き、その第二弾となる「警備PAC」を実施する意向を示した。ジェンロ法相が二十六日、明らかにした。 同相によると、このプランはルーラ大統領の意向に沿ったもので、市民の治安強化を第一前提とした上で、警官などの警備の ...
続きを読む »衰え見せない輸入増加=1千億ドル突破の勢い
2007年4月28日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】輸入の増加は衰えることを知らず、今年は史上初となる一〇〇〇億ドルを上回る勢いを見せている。ルーラ政権が誕生した二〇〇三年が四八三億ドルだったことから、倍以上の増加となっている。 国際通商協会(AEB)は昨年の輸入が九一四億ドルだったことから、今年はその一一・五 ...
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