2006年12月16日付け 「緊密に連絡を取り合いましょう」。十一月十四日付けで公布された大統領令5966号により、百周年国内組織委員会の設置が決まったことを受け、ブラジル外務省アジア・オセアニア局のレジナ・マリア・コルデイロ・ドゥンロッペ局長ら代表者は、日系団体関係者約二十五人との第一回会合で、そう呼びかけた。同外務省サンパ ...
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空軍の航空管制廃止を=航空各社など訴え=政府の投資不足も問題視=国防を楯に空軍反発
2006年12月15日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】下院の公開聴聞会で民間航空会社代表と労働組合、国会議員、一部の政府官僚らは十三日、空軍による航空管制の廃止が、民間航空の航空管制トラブルを解決する道だと表明した。空軍管理の廃止を最初に訴えたのは、従業員組合のボローニャ理事長。政府は空港使用料や航空券に上乗せして ...
続きを読む »大統領、5%成長を断念=4%の持続を目指す
2006年12月15日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十四日】次期政権の政策を議題に開かれた閣僚や補佐官との会議でルーラ大統領は、再選直後(十月二十九日)に発表した年五%の経済成長は達成不可能であることを認めた。政府は目標を金融市場の予測より〇・五ポイント高い四%に下方修正したが、大統領は公の場でこの数字を引用しない腹積も ...
続きを読む »ショッピングが続々落成=米加など外資参入も活発化
2006年12月15日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】十二月に入り、各地でショッピング・センターの新築や拡張工事の落成式のニュースが寄せられている。リオデジャネイロ市では三億レアルを費やしたデラックスなショッピング・センターが完成、サンパウロ市ではモルンビー・ショッピングが増築し、約二倍のスペースとなった。イグアテミ ...
続きを読む »執行棚上げの連邦予算=優先基準なく先送り続く
2006年12月14日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】年末まで一カ月を切った現在、連邦政府予算の執行状況をみると、三四一件のプログラムのうち一〇二件は予算の三〇%未満しか執行されていないことが、連邦行政関係情報統合システム(Siafi)のデータで確認された。 予算の執行率は平均七六・九%だが、アナリストらによると ...
続きを読む »中道派への転向認める=ルーラ大統領=白髪と責任増えたと
2006年12月13日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】ルーラ大統領は十一日、サンパウロ市内で開催された雑誌イストエー発刊三十周年記念式典に出席し、自身が年とともに急進左翼から中道に転向したと演説し周囲を驚かせた。 「非常に高齢で左翼の人がいるのは、その人が問題を抱えているからだ。また、とても若い右翼の人も同じく問 ...
続きを読む »理性で判断と思いきや…=投資家に潜む非理性のワナ
2006年12月13日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一月二十七日】時代は労働者党(PT)第一次政権獲得からルーラ続投時代へ移ろうとしている。この新時代をどう泳ぐか。経済動物「人間」は理性に従ってものを考えるのが常識というが、その反対の非常識もまた是なり。 理性と感情について経済の面から考察すると、誰でも苦い経験がある ...
続きを読む »不祥事続く航空管制=「空の治安」放棄した政府
2006年12月13日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ブラジルの航空管制がマヒしたことで、ピーレス国防相は質問攻めに驚いた。国防相は何が何だか分からないまま、航空管制不能だ空港パニックだと吊るし上げられた。 誰かがルーラ大統領に、航空管制とは空の治安問題であると警告すべきだ。責任者は国防相ではなく空軍司令官ではない ...
続きを読む »61年後に終わる戦争=サントス=旧日語校返還文書に署名=08年に文化センター開設を=遠藤会長「歴史的な日」
2006年12月13日付け 第二次世界大戦中にブラジル政府に接収された旧サントス日本語学校の返還署名式が九日午前、サントス市ビラ・マチアス区パラナ街の旧校舎で行われた。サントス日本人会の遠藤浩会長と連邦政府国有財産局の代表が、同敷地の使用権を認める契約書に署名。同校は六十三年の時を経て、再びサントス日系社会の手に戻った。今後は ...
続きを読む »中間層の所得と人口減少=貧困層は逆に大きく増える
2006年12月12日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十日】二〇〇一年から〇六年九月までに貧困層の所得が増加する一方で、中間層の所得と構成人口が減少したことが、労働省雇用失業登録(Caged)のデータで確認された。 同データでは、中間層を、月収が最低賃金の三倍(一〇五〇レアル)以上の人と定義。六年間にこの層の正規雇用は一 ...
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