2006年10月14日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十三日】PT(労働者党)はインターネットのサイトで十二日、ブラジルでは最も卑劣でタブーとされるライバル候補本人以外の一族郎党中傷を掲載した。激論を交わしたテレビの公開討論会でも、本人以外の一族には一切触れなかったのにだ。 アウキミン候補(PSDB=民主社会党)の息女ソ ...
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東西南北
2006年10月14日付け メルカダンテ上議は、ヴェドイン調書事件以来、マルカダンテ上議と呼ばれるのでインコモダンテ上議という名前に改名し、PTはパルチード・トラパリャドールに変更を考えている。 ◎ ルーラ大統領とコーロル元大統領の相違は、何か。コーロル元大統領の義妹には、美人がいる。ルーラ大統領の姉妹は、ブス揃い ...
続きを読む »PT、不安増幅へ戦略変更=選挙は終盤の泥沼へ=前夜のなんでもあれを警戒=ア候補、ざん言作戦を非難
2006年10月12日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】大統領選の決選に備えルーラ陣営は十日、これまで温存してきたカルドーゾ前政権時代の公社民営化における不正行為を白日にさらし、本土攻撃と不安増幅へ戦術変更を決めた。またアウキミン候補は経済成長を優先するあまり、公務員削減や社会福祉事業のカットが実施されると吹聴、社会 ...
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2006年10月12日付け セーラ次期サンパウロ州知事は、アウキミン前知事によって廃止された州官房室を復活させると発表した。官房室は政治的根回しを専門とする部門で、前知事が嫌悪する駆け引きであった。次期知事は、政治に根回しや駆け引きは必要だという。 ◎ 次期州政府では、さらに身体障害者局が新設される。その他、州政府 ...
続きを読む »インフレと経済成長、共存可能=元FGV教授が新説発表=ノーベル経済学賞を受賞=近代通貨論の導入検討へ
2006年10月11日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】ブラジルでは経済成長を巡って大統領候補のルーラ大統領とアウキミン前知事が激論を交わす中、米経済学者のエドムンド・フェルプス元FGV(G・ヴァルガス財団)教授が九日、緩やかなインフレは経済成長や雇用創出と共存できるとする近代通貨論を発表し、ノーベル経済学賞を受賞した ...
続きを読む »調書購入金の出所解明=暗躍する裏金と政治犯罪
2006年10月11日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】大統領選挙が決選へ持ち込まれた原因とも噂されるヴェドイン調書の購入資金について連邦警察は九日、総額一七五万レアルのうち一一六万レアルを用立てたのは、賭博業者のパッソス容疑者とパジリャ容疑者であることを明らかにした。 連警は紙幣を束ねたテープと束ね方が、賭博業者特 ...
続きを読む »「大統領選 公開討論会」白熱の舌戦を展開=両雄は糾弾の応酬=過激発言で公約を忘れる=熾烈な水面下作戦も進行
2006年10月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】大統領選の決選投票で対決するルーラ大統領とアウキミン前知事は八日、テレビ公開討論会に臨み、公約は後回しにして告発の応酬で白熱の舌戦を展開した。前知事は緒戦から先鋭スタイルを採り、PT(労働者党)の汚職体質を徹底的に暴いた。大統領は、サンパウロ州議会のCPI(議会調 ...
続きを読む »PSDB=四面楚歌のアウキミン=大統領当選に煩悶する党内
2006年10月10日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙八日】アウキミン前サンパウロ州知事(PSDB=民主社会党)が大統領選を決選投票へ持ち込んだことで七日、PSDB執行部はPT(労働者党)と非公式折衝があったことを明らかにした。もしもアウキミン候補が大統領に当選したら、次期大統領選の後釜を狙うセーラ次期サンパウロ州知事やネ ...
続きを読む »党首辞任で調書決着か=5人目の選手交代=公開討論会で善処宣言の意向=政権維持に払う数多の犠牲
2006年10月7日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】ルーラ大統領は五日、八日のテレビ公開討論会までにヴェドイン調書問題に、何らかの決着を付けるよう選挙事務所へ指令を下した。大統領は、同件につき善処済みであることを国民に明示し、ベルゾイニPT(労働者党)党首の首級と関与者五人を差し出す意向のようだ。報道写真に掲載された ...
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2006年10月7日付け 日本人は、RとLの発音が苦手である。日本人にポ語で「選挙」といわせると、「勃起」と聞こえる。困ったものだ。 ◎ バイア州サルバドール海岸に貼り出されたアウトドーア。「海浜は危険です。誰かが、あなたを撮影している。モーテルが一番安全です」 ◎ マルフ下議圧勝の理由は、サンパウロ市 ...
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