2006年2月10日(金) ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)が主催する「業種別部会長懇談会」が七日午後、サンパウロ市のクラウンプラザ・ホテルで開かれた。テーマは「二〇〇五年の回顧と二〇〇六年の展望」。今年は選挙とサッカーW杯の年。レアル高や高金利、中国製品台頭などの要因の中で、この一年のブラジル経済はどのように進むのか。選 ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
大統領、四ヶ国歴訪へ=国連安保理への根回し
2006年2月9日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ルーラ大統領は八日、アフリカ諸国歴訪のためブラジリアを出発、第一の訪問地のアルジェリアの首都アルジェルに同日午前九時(ブラジリア時間)、到着した。 この後、ベニン、ボツアニア、南アフリカを訪問予定。 今回の大統領歴訪の目的は国連安保理会の常任理事国としての賛同を ...
続きを読む »マイホーム希望者に朗報=建材のIPI免税=低所得者へ住宅融資で便宜=187億Rのローンを
2006年2月9日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ルーラ大統領は七日、住宅購入の促進と土木建築業界発展のため建築資材のIPI(工業税)減税案を発表した。政府は減税による公的資金と民間資本を動員し百八十七億レアルを立ち上げ、住宅ローンに当てる計画であると述べた。同減税案は八日、アフリカ訪問前に公表するため早急に起草さ ...
続きを読む »(ベルゾイニPT党首)前大統領を告訴か=「PTは盗人」発言で=名誉毀損と誹謗のかどで=連邦令は刑事訴訟認めず
2006年2月8日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ベルゾイニPT(労働者党)党首は六日、カルドーゾ前大統領を名誉毀損と誹謗罪で告訴する意向であると発表した。前大統領が週刊誌イスト・エーのインタービューで「PTの倫理観は、盗人の倫理観。金銭の享受には、もっと透明であらねばならない」と述べたことで、PT党員を刺激したら ...
続きを読む »混血、言語、国旗で結ぶ国=一致団結の理想国家=難は労働法と社会保障法=ゲイル氏
2006年2月8日(水) 【ヴェージャ誌一九四一号】ブラジルに七七年赴任し永住した米紙特派員ノーマン・ゲイル氏は、ラテン・アメリカ問題の専門家としてサンパウロ市に世界経済研究所を設立した。教育と近代化をテーマとする文化交流に努め、ブラジルと欧米の掛け橋となっている。同氏のブラジル観は、着伯した三十年前から見ると全てが向上したと ...
続きを読む »デジタル・テレビ=日本式採用して=来伯団がアピール「技術支援惜しまない」
2006年2月4日(土) 次世代のデジタル・テレビの方式を巡って、日欧米がブラジルを舞台に熾烈な競争を繰り広げている。調査検討を進めているヘリオ・コスタ通信大臣は「技術的には日本方式がもっとも優れている」と持ち上げるが、二月末までにルーラ大統領が最終判断する見込みだ。もし決まれば、日本にとっては初の外国での採用であり、その意義 ...
続きを読む »(最高裁長官)いかなる圧力にも屈せず=CPIは宗教裁判か=オカモト問題の波紋拡大=立法対司法の論争へ発展
2006年2月3日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】最高裁のジョビン長官はSebrae(零細企業支援センター)のオカモト総裁に対する銀行口座の開示申請を棄却したことで一日、最高裁が官や民の圧力やちょっかいに屈したことはないし、これからもないと「司法の年」式典で声明を発表した。一方、議会は最高裁長官の国会に対する挑発的 ...
続きを読む »(ビンゴCPI)34人と3社、立件の方針=契約更新に不正疑惑=カイシャ総裁と関係者が連座=ロト汚職関与が大詰めへ
2006年2月2日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】上院のビンゴCPI(議会調査委員会)は三十一日、パロッシ財務相を除く三十四人と疑惑関与の三社を違法行為の容疑で立件する方針を、満場一致で決めた。違法行為は、連邦カイシャ・エコノミカと管理請負の多国籍企業Gtechの間に交わされた契約更新で不正があったという。CPI報 ...
続きを読む »伯銀が上場株を増量=外国投資家に標準の定め
2006年2月2日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】ブラジル銀行(伯銀)筋によると、同行では上場株を増量し、とくに外国投資家を中心とした内外の株主を増大することで検討しているとのこと。現在、外貨株主は三・四%にとどまっているのをさらに増やすのが狙いで、これにより資本金を拡大して新規マーケット事業に参入する計画、また貧 ...
続きを読む »セアザの日本庭園=陛下の足跡残すも=無惨に放置される=「コロニアの力で整備を」
2006年2月2日(木) あの感動はどこへ――。一九六七年五月二十二日から一週間にわたった皇太子ご夫妻(現両陛下)の訪伯は、笠戸丸から五十九年目にしてようやく実現したコロニアの悲願だった。その時、セアザ(当時は州食料配給センター=現在は連邦管轄)内に造成された日本庭園は現在、なかば打ち捨てられたようになり、皇太子自らが除幕され ...
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