2005年11月15日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十四日】パロッシ財務相の失脚がブラジルにとって自殺行為だとするルーラ大統領は十三日、同相の経済政策続行のため野党へ休戦を呼びかける意向を明らかにした。パロッシ財務相は、リベイロン・プレット市長時代の不正疑惑関与を巡って告発の標的となっていた。さらに経済政策を巡ってイン ...
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目に余る公務員スト=現政権下では半年以上も
2005年11月15日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】公務員の目に余るストライキが非難の的になっている。とくに社会福祉院(INSS)のストは七十五日間に及び市場三番目の長期間を記録した。これにより年金手続きが中断されて生活を脅かすことはもとより、公立病院や保健所での診療が受けられず生命にかかわる問題として取りざた ...
続きを読む »大統領、内輪もめ戒める=官房長官と財務相=野党の罠にはまるだけ=溺れる犬を叩いた長官
2005年11月12日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一日】ルーラ大統領は十日、経済政策を巡って交戦中のロウセフ官房長官とパロッシ財務相を招き、訓戒を垂れた。閣僚は団結し、マスコミに話題を提供するような言動を慎むよう要請した。批判の応酬は、パロッシ財務相が官房長官の経済政策批判を大統領に抗議したことから始まった。財務相 ...
続きを読む »2日で19億R$の予算交付=大統領が鶴の一声=野党取り込みに奥の手使う
2005年11月12日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】政府は十日、暫定令二六六号を発令し、六億七三六二万レアルの財政支出を各省に行うことを決定した。このうち四億七四二四万レアルは今年度の予算に計上されながらも交付が遅れていたものだが、残りの一億九九三八万レアルは緊急追加予算枠内で認められた。政府は九日にも予算の交 ...
続きを読む »元運輸相、不正資金受領認める=すべての選挙で裏帳簿を使用
2005年11月11日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙十日】ルーラ政権で運輸相を務めたアダウト・ウベラバ市長(ミナス・ジェライス州、自由党=PL)は九日、裏金CPI(議会調査委員会)で、自身が出馬したすべての選挙で裏帳簿を使用し、運輸省と関係のある業者よりも、当時のソアレス労働者党(PT)財 ...
続きを読む »東西南北
2005年11月11日(金) 議員買収・収賄容疑で議員権はく奪の対象となっていたマベル下議(自由党)は九日、下院本会議の採決ではく奪を逃れた。下院の採決で「無罪放免」となったのは同下議が一人目。「悪夢は終わった。真実が味方になれば、すべてうまくいく」と息をついた同下議はゴイアス州知事選に立候補すると発言。 ◎ ミナ ...
続きを読む »ルーラ発言に野党猛反発=嘘つき、卑怯者、愚か者…=前大統領、矛盾点を厳しく指摘
2005年11月10日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】ルーラ大統領が七日に行ったテレビ番組のインタビューでの発言をめぐって、野党側から猛烈な反発が湧き上がっている。野党の過激派からは「愚か者」「嘘つき」「卑怯者」などの罵声が飛び出す始末だった。 これを受けてカルドーゾ前大統領はラジオCBNのインタビューで、ルーラ ...
続きを読む »元右腕失脚の可能性認める=ルーラ大統領=世論の圧力免れない=「裏帳簿作成は過ちだった」=海外資産問われ返答に窮す
2005年11月9日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ルーラ大統領は七日、TVクルトゥーラの番組ロダ・ヴィーヴァの収録で、ジルセウ前官房長官の議員権がはく奪される可能性を認める発言を行った。大統領は、前官房長官が不正行為を犯したとする告発と裏金の存在を証明する決定的証拠がないものの、世論の圧力による犠牲は避けられない ...
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2005年11月9日(水) ルーラ大統領はTV番組の収録で、来年の大統領選挙に出馬するかはまだ決めていないと繰り返し述べた。キューバの選挙資金疑惑については、台所事情の悪いキューバから大金を受け取るのはありそうもないと否定、サントアンドレ市長殺害は、普通の誘拐殺人事件と思うと発言。 ◎ ブラデスコ銀行は今年一―九月 ...
続きを読む »Sアンドレ市長殺人=決定的証拠に欠ける=汚職と殺害教唆の黒幕は藪の中
2005年11月9日(水) 【ヴェージャ誌一九二七号】サントアンドレ市のセウソ・ダニエル元市長の遺体は、同市のサウダーデ墓地でバルサム油浸けにされた。しかし、労働者党(PT)に陰うつな影を落としている。前市長の兄弟二人ジョアン・フランシスコ氏とブルーノ・ダニエル氏は、ビンゴCPI(議会調査委員会)で二カ月にわたり証言を行った。 ...
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