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ルーラ 関連記事

暫定令の審議拒否へ=下院議長=乱発に歯止め=さらに深まる大統領との溝

4月7日(木)  【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】セヴェリーノ・カヴァルカンチ下院議長は五日、政府が上程する暫定令を、議長権限で拒否していく方針を明らかにした。一般に上程される動議案については議長に採択権があるが、暫定令はこの権限について触れていないため、議会事務局で合法かどうかを見極めた上で実行に移すとしている。  これに ...

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社会保障相不正疑惑=PMDBの責任追及=出処進退も含め=灰色議員を閣僚に推薦=党と本人から一切説明なし

4月6日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】ロメロ・ジュカー社会保障相の公金横領疑惑でルーラ大統領は四日、同相を推薦したブラジル民主運動党(PMDB)のカリェイロ上院議長に党の責任を求めた。公共予算を同相経営のフランゴノルテ社へ流用させたことを巡って不正疑惑が浮上、社会保障相の出所進退に黄信号が灯った。大統領は身辺に漂 ...

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MST、一斉蜂起を計画=進まない農地改革にいらだつ

4月6日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙四、五日】農地占拠運動(MST)は三日、特別声明書を発表し、四月と五月を対政府抗議集会の月と定めて一斉蜂起を計画していることを明らかにした。  同声明によると、ルーラ大統領が任期期間中に土地なし農民四十万世帯に土地を無償分譲すると約束したにもかかわらず、作業は一向に進んでいないとし ...

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連警の機構改革に着手=法務省=FBIをモデルに=行政府監視の新役職設置=改革の目玉は綱紀粛正

4月5日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】法務省は二日、連邦警察のFBI化に向けた機構改革のための法整備案を発表した。機構改革は規律と組織の近代化に努め、捜査員の結束強化、政治色の排除や越権行為、謀略、裏工作の防止を目的とする。法務省は、米政府の支援で設置されたFBIを改革のモデルとする。これまで連警の指針となってい ...

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市民30人を無差別射殺=現職軍警3人を逮捕=不正摘発した上司の失脚狙う=リオ市

4月5日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二、三、四日】リオ市で三十一日夜、市民三十人が連続的に無差別射撃を受けて殺害されるというブラジル犯罪史上最悪の事件が発生した。軍警は目撃者の証言やそれに基づくモンタージュ写真から、第十五軍警隊所属の現職軍警三人を犯人と断定し二日、逮捕した。  狙撃犯らは約一時間にわたって行き会った ...

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パウロ2世死去=7日間の公式服喪を宣言=大統領、法王との思い出語る

4月5日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙三日。四日】ローマ法王ヨハネパウロ二世の死去を受けてルーラ大統領は二日、七日間の公式服喪を宣言、「偉大なる聖職者、パウロ二世の死はブラジル国民を深く悲しませた」とメッセージを発表した。  メッセージの中で、大統領は法王に「恩がある」と述べ、一九八〇年に法王が訪伯し、当時サンベルナル ...

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久々日本語協議会開く=意見交換して提案=「能力試験」の公認、政府に依頼を=教師分科会代表出席も承認

4月2日(土)  第五回日本語協議会が三月三十日午後、国際交流基金サンパウロ日本文化センターであった。約一年半ぶりの開催。日系団体や大学、商工会議所、サンパウロ・パラナ州政府などの代表者ら約二十人が出席。三時間に渡って意見を交換した。教育省に「日本語能力試験」、「教師養成資格試験」の公認を依頼してほしい、など意見交換後の「提案」 ...

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レバノン移民125周年=ブラジル皇帝が移住呼びかけ=サンパウロ市に本国同数の400万人居住

4月1日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】レバノン移民が三十一日、百二十五周年を迎えた。最も古いとされる移民の第一陣はブラジル独立以前の一八八〇年に到着しており、その後団結しながらブラジルで移民王国を築き上げた。  移民らは本国の援助もままならぬ中で、シリオ・リバネース病院、ノーヴェ・デ・ジューリョ病院、サンタ・ ...

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暫定令232号は廃案=成立は無理と最終判断=サラリーマン減税も同時に消滅

3月31日(木)  【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】政府は二十九日、所得税を調整する暫定令(MP)二三二号を廃案とすることを、下院に通告した。この案はサービス業に関わる個人の所得税引き上げを骨子としたもので、世論の反対にもかかわらず政府は強硬採決を模索してきたが、法案成立は無理との最終判断のもと、廃案を決定した。  この決 ...

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東西南北

3月31日(木)  ルーラ大統領は二十九日、訪問先のベネズエラでウリベ・コロンビア大統領、ザパテロ・スペイン首相との首脳会談を前に演説を行い、ロシアからの武器輸入や人権問題で米国に非難されているチャベス大統領を擁護した。ブラジル政府は同胞であるチャベス大統領に対する中傷や当てこすりを認めない、ベネズエラは独立国家で、国の進路を自 ...

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