7月23日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】サンパウロ州連邦警察のエリート幹部十人が懲戒免職になるという前代未聞の事態が発生し、トップのバルタザル長官の監督不行届きあるいは連座が取り沙汰されている中で、同長官の外国への不正送金疑惑が浮上してきた。 度重なる不祥事にブラジリア連警本部は威信にかけても疑惑を追及する ...
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社会保障負担金増額は保留=1年間の猶予で決着=税収増、時間稼ぎ可能に=財源即増税は安易
7月22日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日既報関連】ジョアン・P・クーニャ下院議長を始め、社会保障制度改革、税制改革の上程者、連立与党幹部、財界などの圧力により政府は二十日、社会保障負担金の二〇%から二〇・六%への増率を一年間延期することに決定した。ルーラ大統領は連立与党の党首に打診したところ、大部分が増率に反 ...
続きを読む »東西南北
7月21日(水) ルーラ大統領は十九日、広告業者が市民を対象に実施した「自助努力キャンペーン」で、ブラジルが抱える問題で政府が解決できるのは半分、残り半分は国民自身が解決すべきで、そのためには家族の団結が特に必要だと発言した。ブラジルには問題が起これば政府が解決してくれるとする強い依存心がある。歴史的に無気力な国民を育てる環 ...
続きを読む »ブラジル経済は収穫期へ=中銀総裁が太鼓判=国際金融不安に動ぜず=経済各指標に遜色なし
7月21日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】メイレレス中銀総裁は、国際金融筋のブラジル観が最近変わったという。ブラジル経済に対する疑心暗鬼は、経済スタッフの結束に払拭されたと述べた。ルーラ大統領が訪米中に見せた闘魂は、ブラジル経済の分水嶺になると見解を述べた。 過去十年とこれからの十年間における経済成長の相違を強 ...
続きを読む »JAL支店長交代=横山氏から寺本氏
7月21日(水) 日本航空インターナショナル(JAL)サンパウロ支店の横山幹雄支店長が十五日午後、帰国あいさつに来社した。これまで南米知己総括支店長としても活躍した横山さんは、日本でJALスカイサービス(株)の取締役人材開発室長に栄転することが決まった。新師支店長には寺本久雄氏が就任する。 横山氏は三年年十カ月、サンパウロ ...
続きを読む »社会負担金増額 見返りの減税を検討=年金調整で苦肉の策=政財界から予想以上の抵抗=二転三転する政府
7月21日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】財界と連立与党の圧力により政府は十九日、年金調整に必要な資金を捻出するために検討されている社会保障負担金の増額の見返りとして減税をすることを決定した。会社側に負担させる同負担金の二〇%から二〇・六%の引き上げは、地方選前夜に混乱を引き起こすだけだと政府は判断した。ルーラ ...
続きを読む »大統領専用機購入を決定=激しい攻防の末、PT押し切る
7月16日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】国会予算審議委員会は七日、ルーラ大統領が使用する専用飛行機の新規購入費用として一億五千九百万レアルの予算を計上することを決定した。新専用機はエアバス・コーポレート・ジェットライナー製のVIPモデルで、乗客四十人、乗員十二人乗り。見積り価格は五千六百万ドル。 決定に先立ち ...
続きを読む »下院 予算基本法を可決=最賃、GDPに連動=大統領専用機新調も承認=最賃、280R$へ引き上げか
7月15日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十四日】最低賃金の調整は国内総生産(GDP)の増加率に連動させるなどの議案を盛り込んだ予算基本法(LDO)が十三日、下院で可決された。ルーラ大統領が拒否権を発動しなければ、同法は〇五年度予算から適用される。最低賃金はインフレ率を上回り、二百六十レアルから二百八十レアル五九セント ...
続きを読む »景気回復を慎重に評価=ルーラ大統領、雇用の不調を認める
7月14日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙十三日】ルーラ大統領は十二日、ラジオ番組で持続可能な経済成長の実現のためにさらなる努力が必要だと述べた。全国工業連合(CNI)が先週に発表した設備稼働率が八二%に達したことは、政府にとってうれしいニュースだが、雇用はまだ好ましいレベルにまで回復して ...
続きを読む »2段階で電話料値上げ=9月と11月、上限は16%
7月14日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】先に最高裁で承認された電話料金値上げにつきオリベイラ通信相は十二日、値上げの上限を一六%とし、九月と十一月に二回に分けて値上げを実施すると発表した。これは同日ブラジリア市で各電話会首脳部との会合で合意に達したもの。 今回の値上げは電話公社の民営化の際に結ばれた契約に基 ...
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