20日、ルーラ元大統領(労働者党・PT)が真の所有者とされるサンパウロ州グアルジャーの三層住宅疑惑に関し、建設大手OAS社元社長のレオ・ピニェイロス被告がパラナ州連邦地裁で、「三層住宅はルーラ氏のものだ」と認める発言を正式に行った。21日付現地紙が報じている。 ルーラ氏は、オデブレヒト社のラヴァ・ジャット作戦(LJ)での報奨 ...
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東西南北
23日はフランスで大統領選挙の一次投票が行われ、ブラジルでもニュースやネット上でかなり注目を集めた。ブラジルでは、他国のことなのに自国の現状と比較して批判などをしはじめる人が少なくなく、元財相のマクロン氏と極右のル・ペン氏が決選投票に進むとわかると、「極右が強い今だからこそ、(リオ州選出の下院議員で大統領選出馬も言われている) ...
続きを読む »《ブラジル》ルーラ元大統領のサンパウロ州アチバイアの別荘改築肩代わり疑惑裏づけ=エミリオ・オデブレヒト元社長らが証言=大統領在任中から改築進行=契約偽造から賄賂金庫まで
ラヴァ・ジャット(LJ)作戦でのオデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)において、少なくとも5人がサンパウロ州アチバイアの別荘改築に言及し、LJの捜査対象となった農園は実質的にルーラ元大統領のものであることや同邸宅の偽装購入を裏付けているという。20日付エスタード紙が報じている。 アチバイアの別荘の偽装購入および ...
続きを読む »《ブラジル》コンクラベ作戦=09年のパンアメリカーノ銀行買収に不正の疑い=承認した中銀にも追及の手
ブラジル連邦警察は19日、連邦貯蓄銀行(Caixa)が09年に行ったパンアメリカーノ(PA)銀行買収で不正の疑いがあるとして、コンクラベ作戦を発動したと20日付現地各紙が報じた。 Caixaは09年~10年に、著名なTV司会者でTV局オーナーのシルビオ・サントス氏が所有していたPA銀行の株式の36%を7億3900万レアルで購 ...
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本面でも報じているように、ルーラ元大統領にまつわる疑惑のひとつ、アチバイアの別荘問題に関して、オデブレヒト社側から疑惑を後押しする証言が相次いでいる。それにも関わらず、18年大統領選での同氏の人気は依然、高いままだ。イボッピが20日に発表した大統領選挙のアンケートによると、「ルーラ氏に票を確実に入れたい」という人がまだ30%も ...
続きを読む »《ブラジル》ファキン最高裁判事は何をLJラヴァ・ジャット守秘事項に残したか?=ルーラ元大統領の国外での不正疑惑も=アンゴラやキューバなどで=エスタード紙が独占報道
オデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に基づいて連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官が出した捜査開始要請の中に、最高裁のラヴァ・ジャット報告官エジソン・ファキン判事がまだ守秘事項(シジーロ)のままにしている案件が25件ある。それらの案件には、ルーラ元大統領(労働者党・PT)やエドゥアルド・クーニャ元下院議長(民主運 ...
続きを読む »《ブラジル》モロ判事がルーラ弁護に87人の証人認める=本人同席も同時に命令=5月3日に初顔合わせか=左翼崩壊の印象進む中で
パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事は17日、ルーラ元大統領に対し、同氏の弁護士が要請した87人の証人喚問を認めると同時に、87人が証言する際はルーラ氏本人も裁判に同席するよう命じた。18日付現地紙が報じている。 現在話題のオデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に基づいたラヴァ・ジャットの捜査命令 ...
続きを読む »《ブラジル》「賢人会議」で重要課題を議論=交通・輸出回廊の整備を優先=経済連携協定締結を目指す
リオ市で5日、『第7回日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議』が行われた。同会議では日本商工会議所(東京都千代田区)の三村明夫会頭(新日鉄住金(株)相談役名誉会長)やカルロス・マリアーニ・ビテンクール石油化学工業連盟会長が座長を務め、両国の経済界主要人物らが日伯の経済関係強化を目的に最優先課題について議論した。参加者らは都市交 ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット=オデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)映像も公開=前日の政治家名公表に続き=オデブレヒト社マルセロ元社長らはルーラ元大統領を語る=テメル大統領やアエシオ・ネーヴェス議員への言及も
最高裁での捜査の対象となるラヴァ・ジャットの疑惑の政治家ら98人の名前が明らかになり、ブラジルに激震が走った翌日の12日、今度はオデブレヒト社の幹部たちが報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を行う映像が公表されはじめ、様々な疑惑が公に語られた。13日付現地紙が報じている。 12日にテレビやネットで流れたデラソンの映像は、マル ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャットで地裁、高裁にも捜査要請=報告官がオデブレヒト社供述分201件を送付
ラヴァ・ジャット作戦(LJ)に関するオデブレヒト社幹部らの報奨付供述に基づき、連邦検察庁が最高裁に提出した捜査開始要請中、201件分がファキン最高裁判事の判断で地裁や高等裁に振り分けられたと12日付現地紙が報じた。 地裁や高裁で扱うのは、オデブレヒトの関係者が言及した人物の内、現職閣僚や現職連邦議員と、これらの人物が関与した ...
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