7月14日(水) 【ヴェージャ誌】駐伯前米大使ドンナ・リナック女史は、二十五日をもって定年で退官した。滞伯中はルーラ大統領やカルドーゾ前大統領のため伯米首脳会談のお膳立てを行った。余生は、マイアミで南米関係のロビーを扱うコンサルタントとして活躍する。 ブラジルとイラク紛争、FTAA(米州自由貿易圏)について、同女史の考えを ...
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急増する農産物輸出=国内の整備体制を急げ
7月14日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月二十九日】フルラン産業開発相は輸出業務では三十年のキャリアがある。ブラジルの農産物輸出が記録的成果を挙げた背後に、中国の大量注文が大豆の国際価格を引き上げ、未曾有の大豆景気を醸成したことを認めた。 〇五年も柳の下にどじょうはいないと大豆生産者に警告しつつ、同開発相は次のよ ...
続きを読む »エコノミーア
7月14日(水) 地理統計院(IBGE)は、レアルプラン十年間のインフレ率を発表。最高が家庭用ガスの五九九・八四%。続いて固定電話料金の五四六・一一%。以下家賃三九〇・七九%、電気料金三五二・九一%、交通費三二六・五〇%、魚介類二四一・九二%、燃料代二四〇・三三%。値上げが少なかったのは果物がマイナス二六・二八%、テレビ・音 ...
続きを読む »財政赤字増える州都=サンパウロ市は法の上限を超える
7月13日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日、十二日】全国二十六州都のうち半数以上で財政赤字が増加しており、十二州都で人件費の増加が顕著となっている。これは財務省が行った調査結果によるもので、このうちサンパウロ市を除けば市の赤字は法で定める支出上限の範囲内にあるが、これを超えそうな状態にきていると財務省は警鐘を鳴ら ...
続きを読む »上院 会社更生法を可決=経済活性化へ布石=金融機関への債務決済を優先=裁判所の裁決早める
7月8日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】上院本会議は六日、会社更生法改定案を可決した。政府は経済活性化に拍車をかけるため、経営不振の企業に更生の機会を提供する考えだ。経営難に陥った企業のために同案は、滞納税の決済前に金融機関に対する債務決済を優先すると規定を改定した。それから税法の一部も改正した。引き続き同案は、 ...
続きを読む »刑事部長10人を懲戒処分=エリート組、犯罪組織と癒着=責任問われるサンパウロ州連警長官=サンパウロ州
7月8日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】サンパウロ州連邦警察バルタザル長官は六日、管轄内の担当刑事部長十人の懲戒免職を決定した。同長官は同日、ブラジリア連警本部に出向き本部長に免職刑事らのリストと罪状容疑報告書を手渡した。これで、これまでに犯罪グループや悪徳商人らと癒着して職権を濫用していた刑事らを摘発し、腐敗し ...
続きを読む »大統領、カード会社を非難=高金利融資の廃止を訴える
7月8日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙七日】「何故クレジットカードで現金を引き出して月一二%の金利を払うのか? 誰も引き出さなければ(この習慣は)なくなる」。ルーラ大統領はブラジリア市で六日、演説の中でクレジットカードの高金利について触れ、銀行とカード会社を非難するとともに、金利上昇を助 ...
続きを読む »予算編成の聖域にメス=教育、医療、運輸俎上に=インフラ整備へ資金捻出=議会の猛烈な抵抗予想
7月6日(火) 【エスタート・デ・サンパウロ紙四日】パロッシ財務相は三日、これまで聖域と見なされた教育や医療、運輸などの予算編成を見直す法案を準備中であると言明した。これはインフラ整備への資金投下優先が目的で、議会の猛烈な抵抗が予想される。教育予算は税収の一八%、運輸予算は燃料税を充当、医療予算は九五年度予算を基準に年々、国 ...
続きを読む »官民合同計画承認遅れる=NYでの約束反古恐れる大統領
7月3日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】ルーラ大統領が先週ニューヨークで投資家たちに「売り込んだ」経済政策の国会承認が、困難に直面している。特に民間投資促進の切り札とみられている官民合同プロジェクト(PPP)法案は上院で審議が止まったままだ。 世界の金融首都で米国、カナダの投資家らを前にしてルーラ大統領は、ブラ ...
続きを読む »武器規正法を公布=大統領、選挙公約果たす
7月3日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】ルーラ大統領は一日、武器の所持を規制する法令一〇八二六/二〇〇三号に署名した。この法令は昨年十二月九日上院での裁決を受け、同月二十二日に大統領が裁可し、即日暫定法として実施されたが、今回七カ月ぶりに発令された。 法令は武器の所持、使用、商取引を規制し、所有者は連警に登録が ...
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