4月6日(火) 石油会社シェルの米人重役夫妻殺害事件のJ・C・サントス容疑者(二〇)が二日、裁判所命令で釈放された。一日に逮捕され、犯行を認めた同容疑者だが、二日夜には犯行を否定。ガロチーニョ・リオ州保安局長官によれば、「犯行は二人組の男によるもので、自分は四万レアルと引き換えに同家の内部を説明し、凶器のくぎ抜きを貸しただけ」 ...
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軍事政権成立から40年=当時、ルーラは19歳=亡命生活14年のセーラ
4月3日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】一九六四年三月三十一日、軍事クーデターが勃発した。共産党の合法化を図ったジョアン・グラール(通称ジャンゴ)政権は崩壊。同年四月二日、軍部は臨時大統領を擁立しクーデターを成功させ、以後二十一年間にわたる軍部独裁を敷いた。――軍事政権成立から四十年。軍政を生き抜いてきた人々の ...
続きを読む »バストス法相=「副検事総長密談は陰謀」=政権打倒の意図は明らか
4月2日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙一日】バストス法務相は三十一日、サントーロ副検事総長と賭博業者カショエイラ氏との密談は「陰謀」であると発表した。 TVグローボのニュース番組「ジョルナル・ナシオナル」は三十日、ジニス氏が〇二年にカショエイラ氏に賄賂を求めた会話を録音したテープを渡すよう、ジニス事件発覚後、同副検事 ...
続きを読む »農地改革に17億R$=政府、MSTの圧力に屈服
4月1日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】四月に入って再び活発化したMST(土地不法占拠運動)に圧力をかけられたルーラ政権は三十日、〇四年内に十一万五千家族を農地に入植させる目標を達成するため、今年末までに十七億レアルの補正予算を組むと発表した。また、MSTの活動は法に基づいて対処さ ...
続きを読む »日伯外相会談=教育問題など論議=ブラジル外相、さらに改善を期待
4月1日(木) 【既報関連】三月二十四日から同二十六日まで訪日していたセルソ・アモリンブラジル外務大臣は同二十五日、日本の川口順子外務大臣との会談で、在日ブラジル人問題についてふれ、ブラジル教育省認可のブラジル人学校生徒が日本の大学に進学できるよう認めた日本の当局の対応を評価した。 同三十一日、サンパウロ総領事館が会談内容を ...
続きを読む »正副大統領は同床異夢=経済政策めぐり離反=ルーラ氏、政治危機を否定=アレンカール氏 無責任と批判
3月31日(水 ) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十日】ルーラ大統領は二十九日、サンカエターノ市のGM工場を訪れ、「大統領は神ならぬ身、奇跡を起こすことを期待するな」と警告し、政治不在批判に言及した。政治不安は存在しないし危険な経済政策の転換もない。期待に添う経済発展はないが、経済の成長に信頼を寄せるよう国民に要請した。一方 ...
続きを読む »東西南北
3月31日(水 ) 所得税納税者で同税の返済を受ける権利のある人のうち六十歳以上の人は、優先的に実施される。これは高齢者保護令によって、高齢者の権利と福祉が保障されているため。最初の返済分は、六月十五日に各銀行に送金される。国税庁の担当者は、第一回返済は二十万から三十万人が対象になるとみている。 ◎ 全国工業連合( ...
続きを読む »政権に点火役不足=大統領、「スーパー省」を提案
3月27日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】官房長官の暴言により再度迎えた政治危機で停滞している大統領府に〃活〃を入れるため、ルーラ大統領は二十四日、内閣改造の検討に入った。企画省を強化した「スーパー経済省」を新設して〃死に体〃の経済政策を活性化するという官房室のバルチモア女史の案。 また大統領はフルラン産業 ...
続きを読む »首相がブラジル外相と会談=6月、川口外務大臣来伯か
3月26日(金) 小泉純一郎首相は二十五日午前十一時十三分からの約三十分間、首相官邸でブラジルのセルソ・アモリン外相と会談した。時事通信によると、アモリン外相は席上、首相のブラジル訪問を要請したのに対し、首相は「機会があれば訪問したい」と述べたという。 これ以上の詳細は伝わっていないが、サンパウロ総領事館(石田仁宏総領事)が ...
続きを読む »新たな政治危機招来=官房長官が暴言=野党 対政府攻撃で挑発=大統領が謝罪命令
3月25日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】野党が政府内の不協和音に乗じ政策未熟を追及したことでジルセウ官房長官は二十三日、政治撹乱を唆すものとジェレサッチ上議(PSDB)やサンパウロ州知事、ミナス州知事を非難し、議会のひんしゅくをかった。政府はジニス氏不祥事に始まる政治危機の収拾に手一杯のとき、官房長官の発言 ...
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