3月25日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】ブラジルとインド両国は近日、締結見込みのインド・メルコスル関税協定に格別期待を寄せている。対中国貿易が昨年、六十六億ドルに達したのに、対インドは十億ドルに過ぎなかった。政府は二〇〇四年を「インドの年」と位置付けしている。 ルーラ大統領のインド訪問に随行したブラジル経済 ...
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具志堅長官が閣内確執収拾=農相 企画相ののしる=港湾ストで農産物輸出停滞=閣僚の個人的発言禁止
3月24日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】閣内確執に終止符を打つためルーラ大統領は二十二日、政府要人の政策批判や意見の相違を外部で公言することをけん制した。具志堅ルイス広報長官は与党党人や議員、政府高官に個人的意見としての発言を禁じ、政府の統一見解としての言動をわきまえるよう指示した。港湾ストにより農産物輸出 ...
続きを読む »対政府攻撃を先鋭化=野党PDTも含め共闘
3月24日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】野党PSDBとPFLの幹部と閣僚経験者は二十二日、カルドーゾ前大統領主催の晩餐会で与党攻撃の第二幕を先鋭化することで会合した。セーラPSDB党首は二十五日、ブリゾーラ氏(PDT)を招き、ボルンハウセンPFL党首と共に共闘作戦を練る。 野党の攻撃目標は「政府の倫理観 ...
続きを読む »東西南北
3月24日(水) 映画『ア・パイション・デ・クリスト』が十九日、ブラジル各地で一斉に封切られた。伯字紙は、涙を誘い、物議をかもした作品と紹介。キリスト教徒には特に深い感動を与えるようで、「私は罪の償いが足りなかった。キリストを殺したのはローマ兵ではなく、私の罪だ」と初日、映画館出口で伯字紙記者に〃告白〃する退役軍人(六〇)も ...
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3月20日(土) サンパウロ州立交通局(DETRAN)は十七日、州内三十一都市在住者で運転免許証のある一万五千九百五十二人を停止処分にした、と発表した。氏名が同日付官報と伯字紙に掲載された。うちサンパウロ市の該当者は約六千人。交通違反を重ね、一年間に持ち点二十点を失った。 ◎ カーレースのF1ブラジル・グランプリが十 ...
続きを読む »伯亜両国大統領が会談=対国際金融問題 共同歩調を宣言=成長を妨げないIMF協定へ=黒字算出の基準緩和
3月18日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】ルーラ大統領は十六日、リオ訪問中のキルチネル亜国大統領と国際通貨基金(IMF)の会計処理法見直し交渉へ向けて共同歩調をとることで合意した。合意文書は二通作成され、コパカバーナ宣言とIMF規定が両国の産業投資と経済成長を妨げないことを条件とする協定へ変更要求するものからな ...
続きを読む »正念場を迎えたルーラ政権=ジニス氏疑惑が〃引き金〃
3月18日(木) 【ヴェージャ誌】政治分析を専門とする歴史学者のボリス・ファウスト氏に、ジニス氏疑惑とその影響について語ってもらった。 【ルーラ政権が迎えた最初の試練を、どう見るか】スタートは前政権路線を踏襲して、国際社会を安堵させた。しかし、後半から路線を変更した。PTの目玉商品であった社会保障部門は、放置状態。それにジニ ...
続きを読む »ルーラ政権の初年度決算
3月18日(木) 【エポカ誌】ルーラ政権の第一年、公約の経済成長の景観はついになかった。地理統計院(IBGE)の発表によれば、二〇〇三年度の国内総生産(GDP)は、前年比マイナス〇・二%の成長。一九九二年の最低記録〇・五%を、さらに下回った。 農産物の活況が、事態を救った。いまや農業は、産業の機関車だ。辛うじて望みをつなぐ ...
続きを読む »PL党首、財務相らの退任要求=中銀総裁も資格なし=政府首脳部への批判強まる=経済政策で深まる溝
3月17日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】連立党PL党首のヴァウデマール・コスタ・ネット下議は十五日、パロッシ財務相とメイレーレス中央銀行総裁の退任を要求した。プラナウト宮で行われたアウフレッド・ナッシメント新運輸相の就任式に出席したおり、同党首が二人は政府の要職に止まる資格がないと声明を発表した。政府首脳部と ...
続きを読む »知事現れず=約束した会議所昼食会に
3月16日(火) 十二日に行われたブラジル日本商工会議所(田中信会頭)の昼食会の来賓スピーチはジェラウド・アウキミン州知事がするはずだったが、前日になって突然の電話キャンセル。五月か六月に訪日する予定というタイミングだっただけに、会議所側でも当然の出席を期待していた。 田中会頭は、「マルタ(市長)も、ルーラ(大統領就任前)、 ...
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