12月12日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】今回の中東訪問で最後の訪問国のリビアを訪れていたルーラ大統領は九日、カダフィ大佐主催の夕食会で、アラブ諸国と南米諸国との関係を強化するという同大統領の提案をカダフィ大佐に拒絶された。 カダフィ大佐はルーラ大統領に、アフリカ諸国に対するリビアの外交政策の方針を明らかにし ...
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サントアンドレ市長殺人事件 計画的な犯行=友人が容疑者、再審理へ
12月11日(木) 【ヴェージャ誌】サントアンドレ市のセウソ・ダニエル前市長殺害事件を捜査していたサンパウロ州検察局は、同件を単なる拉致殺害と処理した連邦警察の結論に反し、前以て周到に計画された謀殺だと結論した。検事らは事件の夜、同行した友人のセルジオ・G・シウヴァを、有力容疑者として再審理することを発表した。 犠牲となった ...
続きを読む »首相、来年来伯も=聖総領事会見=APEC首脳会談=チリから立寄り=「04年は日伯外交の契機」
12月11日(木) 石田仁宏サンパウロ総領事は十日、同総領事館で記者会見し、来年十月、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会談が開催されるチリへの首相訪問が実現する可能性を示唆、「その場合は南米を回る。ブラジルは一番の候補地」とし、ルーラ大統領との会談を視野に外交調整を進めていく意向を示した。首相のブラジル訪問が決まれば、 ...
続きを読む »前外相、中東外交を批判=国家崩壊の危険も=大国の不信招来を危ぐ=大統領の自重求める
12月11日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】セウソ・ラッフェル前外相は九日、ルーラ大統領が外交政策と労組活動を混同するなら、国家にとって自殺行為となる危険性があると警告した。国際政治の舞台は労働運動より複雑であると、前外相は述べた。またリビアとシリアは、独特の政治形態を持つ国家であることを認識するよう忠告した。両国 ...
続きを読む »第2の「ブラジルの奇跡」を=先端技術コピーせよ=デルフィン下議が提言
12月11日(木) 【イスト・エー誌】デルフィン・ネット氏への批評は正否こもごもだ。議会内では、いつも話題の中心。七〇年代「奇跡のブラジル経済」の立役者であり、ブラジル国民を借金地獄へ突き落とした責任者など評価はまちまち。ブラジルの経済成長率を一〇%に引き上げたのは、後にも先にも同氏だけだった。 表舞台に立たなくなった同氏に ...
続きを読む »伯にパレスチナ支援を=PLO議長から要請書=ブラジル事務所開設を検討=ルーラ大統領エジプト訪問
12月10日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】エジプトのカイロに滞在中のルーラ大統領は八日、パレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長から、ブラジルが中東和平に向けた治安維持部隊に参加するよう要請する文書を受け取った。ムバラク大統領の会談とピラミッド見物が予定されているエジプト滞在中に、PLOのひっ迫した文書は手渡 ...
続きを読む »社会保障政策は不評=悪化したと指摘する声も
12月10日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】ルーラ政権は社会面で不合格の評価を得たことがこのほど、全国運輸連合(CNT)とセンサス研究所の共同調査で明らかになった。 ルーラ政権の支持率は現在、「普通」が十月の四二・三%から十一月の四一・九%へ、「良い」が四一・六%から四一%とほぼ安定している。だが、社会面で見ると ...
続きを読む »インド、南アとG3結成を=新年の外交戦略発表=対米・EU交渉にG20不可欠=続いて中国とG5締結
12月9日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】アラブ首長国連邦のアブダビを訪問中のルーラ大統領は七日、二〇〇四年度の外交目標はインドと南アフリカ共和国へ集中して親密化することだと述べた。並行して、中国とロシアをも含める外交方針を明らかにした。米政府への対決目的ではなく、南米とアフリカ、中東諸国が結束して国際活動に挑むの ...
続きを読む »年金改革、水泡に帰す=INSS赤字拡大で相殺
12月9日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ルーラ政権が実現しつつある年金改革をもってしても、社会分野といった別の分野に予算を回す余裕が連邦予算内には生まれない。退職公務員の約十億レアル、民間企業の従業員の十七億レアルを超える掛け金増加分は、国立社会保険院(INSS)の赤字拡大により〇四年には完全に相殺される。 〇 ...
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12月9日(火) サンバ学校『ガヴィオンエス・ダ・フィエル』(サンパウロ市)十四人が七日、アラブ首長国連邦ドバイ市でサンバを四十分披露した。『ポルテーラ』(リオ市)が先に契約していたため、論争となっている。ガヴィオンエスのポルタ・バンデイラ(女性旗手)はブラジル国歌をサンバのリズムで歌い、学校のブローチ、ブラジル小旗、コリンチ ...
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